青春18きっぷ 東海道線鉄道一人旅③
今回のコース
鶴見7:13→7:23横浜7:29→8:59熱海→休憩→熱海9:38→10:00伊東→切符購入→伊東10:19→特急→10:46下田→休憩→下田12:22→14:08熱海14:13→16:28掛川16:53→17:44西鹿島17:48→浜松18:25→休憩→浜松19:28→20:00豊橋20:03→22:10米原22:14→23:37大阪
関東地方から大阪への帰り道でまだ取得していない私鉄沿線を取得して、静岡県の鉄道をコンプリートしていきます。
前回の続きです。
大阪発 静岡県鉄道旅⑤-② - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
温泉むすめの分はこちら。
関東地方温泉むすめの旅②日光周辺 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
関東鉄道旅 伊豆半島
連日で一日12時間以上も鉄道に乗る日々も今日でおしまいです。本日は、大阪への帰り道がてら静岡県未踏の駅を取得していきます。
ホテルのある鶴見駅からのスタートしますが、関東では土地勘がないので、到着前のアナウンスをしっかり確認して、横浜駅で乗り換え。
横浜駅から1時間半で熱海駅に到着。横浜駅からは熱海駅までは直通でそこそこに車両は混んでいましたが、なかなか快適な時間でありました。
列車に乗っていたほとんどの人が熱海駅でおりていきました。首都圏から一本で来れるアクセスの良さが、熱海エリアが人気がある理由でしょうか。
東京方面からの列車は、大抵が熱海駅が終点になりますので、寝ていても駅員さんが起こしてくれます。
気づかない時は本当に気づかないんですよね……。
とりあえずは、熱海駅で関東地方最後の温泉むすめでんこを取得。これで、関東地方の4つの温泉むすめキャラクターを取得できました。
温泉むすめのキャラクターを取得したあとは伊豆半島を南下していきます。熱海駅から下田方面へは特急と普通列車が出ていて所要時間の違いは約30分ほどになります。出発予定時刻によって乗る車両を選ぶとよいです。
出発まで時間がありますので、駅の外へ。さすがの温泉地とあって、駅前の足湯施設で寛ぐ人達。タオルくらいは持ってきたら良かったと少し後悔。
わずかながらの時間でしたか、駅見学を終えたところで、伊豆急行線に向かいます。
下田行きの普通列車の車両は海側がクロスシートになっていて、伊豆の駿河湾の車窓が楽しめる作りになっています。
この車両は普通列車といえど、乗り心地はかなりいいです。このまま終点の伊豆急下田駅まで乗っていたいところですが、伊東駅からは伊豆急行線という私鉄になりますので、青春18きっぷは使えません。
そのため、伊東駅で一旦下車して、みどりの窓口で伊豆急行の一日券を購入します。一日券はここでしか販売していないので、途中下車せざるを得ないのですが、それでも買いたいお得な切符になっています。
この切符は期間限定での発売になりますが、伊豆急行線が乗り放題で1700円。往復するならば、充分に元がとれる切符になっています。また、青春18切符とは違いプラス料金だけで特急に乗れるメリットがあります。
もしも期間外であれば、JR東日本の週末フリーきっぷを使いましょう。伊豆急行線がフリーエリアになっていますので、他の関東路線遠征と併せて計画を立てれば、交通費を抑えることができます。
伊豆下田駅周辺
伊東駅からは時間短縮のために特急に乗りました。400円で特急券を追加購入するだけで次の普通列車に乗るよりも約一時間早く下田駅につくことができます。
熱海駅で見た伊豆の踊り子号は二階建ての非常に格好いい車両で、座席は相当数埋まっていましたので、指定席をとって列車が来るのを楽しみにしていましたが、残念ながら伊東駅にやって来たのは旧型の車両です。
乗った車両の乗客は5人のみ。自由席もかなり空いている状態です。帰り道でも駿河湾の車窓は見れますので時間帯によっては自由席で充分だと思われます。
無駄な指定席代金となりましたが、座席は海が見える窓側ですので、気分を取り直して車窓を楽しみます。
旧型の車両といえど、駿河湾を見ながら、海、山、移り変わる景色を五人の乗客しかいない車両で寛ぎながら鉄道旅を楽しめるのも逆に考えれば贅沢な気がします。
どの遠征でも言えることですが、綺麗な風景の写真を撮っているとついつい駅メモを忘れてしまいがちになります。
……まさに本末転倒……
さて、駅メモの話に戻ります。
伊東駅から南伊東駅の間では、箱根鉄道駿豆線をレーダーで。残りは東海道線の函南駅からレーダーでコンプリートします。
ちなみに、途中駅の河津駅から修善寺駅へはバスがでています。(伊豆急下田駅からも修善寺行きのバスが出ています。)このワープルートを利用するならば、レーダーは不要となります。
このバスに乗って、有名な歌の天城越えをするのもよいですが、せっかく1日きっぷを購入していますので熱海〜下田間を往復します。
伊豆急下田駅に到着。
※写真のデータが喪失してしまったので、
伊豆下田観光
伊豆を満喫しようと思えば、車で来ていればなおのこと、水族館や植物園に、城ヶ崎海岸や熱川温泉、夜はぐらんぱる公園でのグランイルミネーションなど、丸一日は必要になります。
筆者は鉄道旅であり、かつ、伊豆にいることができる時間も二時間程度であるため、下田駅の周りだけでも楽しむことにしました。
駅前のレンタサイクルで駅周辺をぶらりと散策。徒歩だと正直なところかなりきついので、ざっと回るだけにしてもレンタサイクルは利用しましょう。
ペリーの銅像やインスタ映えしそうな小道を見て回りました。下田駅の周りを見る限りは観光地というよりは漁港の町といった印象です。
伊豆といえば、海産物、ということで、ネットで見つけた駅近く回転寿司屋さんへ。金目鯛も美味しいのですが、中でも玉子焼きが一番美味しかった。
駅舎への帰り道、駅の隣に、さかなや道場の店舗を見つけました。ここの店舗では伊豆漁港直送のメニューの張り紙がしてあります。
おさかな道場の店舗は各地の遠征の時に、見かけていたので全くノーマークではありましたが、昼食をここにすれば良かったと思えるほど伊豆らしさのあふれる定食のメニューになっています。
全国展開チェーン店も侮れない。
少し早い昼御飯を食べ終えたところで時間はまだ少し余裕がありますので、駅のホームでお土産を物色します。

天然 キンメ しゃぶしゃぶセット 3?4人前 海鮮鍋 地金目鯛 伊豆下田産 贈答品 お祝い ホームパーティー 刺身 産直
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中でも、わさびの吸い物がお気に入りです。香りのあるそばをわさびの吸い物につけて食べるのがかなり美味しい。
観光列車 きんめ電車
帰り道に遠州鉄道に立ち寄る予定にしていますので、伊豆に滞在できるリミットは、13:08下田発の熱海14:46着となります。
(遠州鉄道や天浜線に寄らなければもう少しゆっくりできるはずです)
もともとはもう少し伊豆に滞在中する予定でしたが、時間を見たところ12:22分伊豆下田発の観光列車の時間に間に合いそうです。
伊豆急行では、観光列車が走るダイヤが決まっていますので、以下のサイトを参照してください。
※参考サイト
リゾート21|伊豆急-おすすめ電車旅<観光・海・リゾート・温泉>
これから道の駅あたりまで見に行く予定でしたが、観光を切り上げて少し早めにホームに戻ります。どれだけ早く改札についても、発車時間前まで改札が開かない仕組みになっていました。
今回の列車は真っ赤なきんめ電車。行きに乗った特急車両よりも豪華な車両です。これに特別料金なしで乗れるのは、なんともお得です。
列車先頭は自由席のパノラマビューになっていて、列車好きと思われる男性が先頭車両を目指して突っ走って行きます。
まさに独走状態。
展望車両の席はまだ空いていましたが、普通のシートの方がくつろげそうなので、四両目に着席。
河津駅でもうひとつのリゾート21車両の黒船電車と待ち合わせ。写真を撮れるようにしてくれているのか、少し待ち時間が設けられています。
ちょうど駅メモでは伊豆急行イベントの時期でした。この先も継続するかは不明ですが、毎年夏になると駅メモと伊豆急行のコラボイベントがありまして、今回は運良くキャラクターの衣装を取得することができました。
再び相模湾を見ながら、熱海駅に戻ってきて伊豆急行線コンプリートです。
天竜浜名湖鉄道
熱海駅からは行きと同じように静岡横断。熱海発の浜松行きに乗って、終点手前の掛川駅で一旦下車して、浜松駅までを天浜線と遠州鉄道を使って大回りをします。
熱海駅を出た後のトンネルを抜けた函南駅からは箱根鉄道に向けてレーダーを飛ばして箱根鉄道岳南線をコンプリート。
相も変わらず静岡県内はロングシートです。行き道に三島駅から西側の東海道本線の駅はすでに取得していますので、
うつらうつらしながらポチポチしては意識が飛んで、眠りについては、気がついてはポチポチと。
ボタンを押す使命感がないためか、静岡県横断の帰り道はロングシートといえども少し楽に感じました。ポチポチしているうちに、気づけば掛川駅で乗り換えの時間です。
掛川駅から浜松駅までJRならば30分でつくところを、1時間半かけて大回りをします。
この掛川駅は木造の保存駅舎になります。掛川住民の要望であえて近代化の駅に改装せずに昔の風貌のまま建替えしたとのこと。
言われてみれば掛川駅舎は、趣のあるように思えてきます。
駅舎見学もほどほどに隣にある天竜浜名湖鉄のホームへ。天浜線はJR のホームを間借りしているようになっていて、これから乗る1両編成の車両は乗客も少なくのんびり旅ができそうです。
天浜線に乗った感想としては、列車右側に座るのがお勧めです。天浜線では昔から使われている駅舎がいくつか残っていて、その駅舎のほぼ全てが右側に見えてきます。
前回の大井川鐵道ツアーの東名高速、新東名高速での通過時では、天浜線を乗車予定にしていたので、レーダーの使用を抑えています。
※参考記事
駅メモ高速道路 大阪発①大井川鐵道ツアー(新名神、伊勢自動車道、東名高速) - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
天竜川や田園風景を見ながら適度にポチポチ。進行方向の左側の車窓のほとんどは田園風景でした。
以前に通った高速道路をくぐります。1両の車両でゆったり過ごすのが本来ならばローカル列車の醍醐味のはず………
なのですが、この二日間はひたすら電車に乗ってきました。高速道路に差し掛かる頃には、楽しい列車旅にも疲れが見え始め、レーダーをケチらずに天浜線を取得しておけばと自責の念にかられます。
また高速道路…
何回くぐるのやら……
2つの高速道路を越えて、ようやく西鹿島駅で遠州鉄道に乗り換え。ほとんど乗り換え時間がないので、急いでホームと列車を撮影。
遠州鉄道は2両編成の少し広めの車両です。ここから浜松駅に向けて走ります。列車が変わり気分は変わりましたが、忘れた頃に、遠州鉄道からの高速道路。
東名高速などでの乗車の際は、必須部分の天浜線の左側のレーダー使用はもちろんのこと、できるならば全線をアイテムを駆使して取得しておく方が良いです。
いざ実際に乗ってみるとなると、かなりの後悔の念にかられます。
西鹿島駅から30分ほどで浜松駅に到着。
浜松駅の北側は商業施設が並んでいて、南口に比べてかなりの賑わいです。後は、豊橋と米原で新快速に乗り換えて帰るだけなので、ここらで休憩。
浜松といえばやっぱり、うなぎ。
駅ビルのメイワンにある鰻屋さんのうおかっちゃんというお店へ。
座席が空いていれば、駅のホームが一望できる窓側のテーブルに案内してもらえますが、残念ながらすでに先客がいましたので、カウンターの席へうな丼をいただきます。量も満足にリーズナブルに浜名湖産のうなぎを食べることができました。
ちなみに、うな丼とうな重の違いですが、入れる器が違うので鰻の大きさが変わるとのことです。炭火焼きの鰻はご飯と相まって、丼でも充分満足できました。
晩ごはんを食べた後は豊橋駅まで。帰宅ラッシュの時間と重なって、見動きが取れないほどの満員電車でしたので、写真を取ることができませんでした。満員電車を耐えるに耐えて、豊橋で乗り換え。ほとんどの乗客は豊橋駅から名鉄に乗り換えて行きます。
青春18きっぷ 豊橋
豊橋駅での思い出の飯田線ホーム。6時間の飯田線コンプリートは今になっては良い思い出です。
※参考記事
青春18きっぷ 大阪発一泊二日の旅①-③飯田線と身延線-大阪発 駅メモ遠征 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
ここからは米原まで新快速に乗ります。最近は駅メモを通じて、鉄道旅動画を見るようになったこともあって、
豊橋から米原まではE300系
米原から大阪まではE500系
と車両の違いがわかるようになってきています。ただ、違いといえばシートが違うくらいしかわからないですが、シートは500系の方が座りやすいように思います。
豊橋駅から大垣駅あたりまでの車両の中は、行きと同じく混んだり空いたりと人が入れ替わります。豊橋駅から座っていますので、うつらうつらしながらではありますが、人の入れ代わりを見て米原に到着しました。
いつもと同じく米原駅からはE500系の新快速に乗って大阪まで帰ります。本日はこれにて終了。
次の記事
駅メモ 北陸遠征 福井県鯖浦線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
#48
今回の遠征で、静岡県をコンプリートすることができました。大阪東京間では、残る山側のルートとなる中央線を取得すれば、以後の関東遠征は、新幹線や夜行バスなどで東京へ行くことができるため関東エリア遠征へ向かう選択の幅が広がります。
今後の遠征計画については、宿泊代などを考えた場合、新幹線で東京エリアに向かう方が安く上がると思われます。
静岡県の駅メモ攻略は大井川鐵道の観光ツアーを除いた東海道線の移動は今回の往復と身延線遠征の合計3回で、青春18きっぷの鬼門である静岡県のロングシート横断も今回で最後にできそうです。