駅メモ山口県鉄道一人旅②-②
出雲から下関を経由して大阪まで。今回は中国地方をぐるりと回る青春18切符鉄道旅。
今回の遠征コース（平日）
【1日目】
大阪→夜行バス→出雲→休憩→出雲6:49→8:10温泉津→休憩→温泉津10:42→12:13益田→休憩→益田13:28→15:17長門市15:20→16:35小串16:40→17:25下関
★【2日目】
下関13:12→13:54宇部14:17→15:20新山口15:24→15:43湯田温泉→休憩→湯田温泉18:00→18:14新山口→休憩→新山口19:05→20:58岩国
【3日目予定】
岩国→錦町→岩国→横川→横川駅前→バス→広域公園前→新白島→広島→小休憩→三次→休憩→三次→府中→福山→岡山→姫路→大阪
前回の続きです。
駅メモ大阪発山口県遠征⑥-① 青春18切符2泊3日の旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
下関観光はこちら。
青春18切符ひとり旅 下関観光⑥-② - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
夜行バスで到着した出雲から山陰本線を使って下関に到着しました。朝から下関を観光した後は駅メモ鉄道旅。
山陽本線列車旅
山口県攻略でネックとなっていたのが山口〜益田間の山口線。
昨日の山陰線乗車の際に長門峡からレーダーで仁保駅周辺までを取得できたことで山口県コンプリートがかなり楽になりました。
今回は下関駅を昼前に出発して、山口線をレーダーでコンプリートできる山口駅近辺で折り返し、本日の宿泊地の岩国駅を目指します。
下関〜厚狭 駅メモ美祢線攻略
本日は昼の下関駅から山陽本線に乗ってスタート。山陰本線では１〜２両編成だったのが山陽本線ら６〜８両編成と同じ山口県でも随分扱いが違います。
下関を発車する岩国行きの普通列車は３時間かかる長距離列車で、昔はさらに先の福山駅あたりまで走っていたそうな。
普通列車では駅に着くたびにポチポチと。クロスシートの鉄道旅は、ゆっくり景色が流れてのんびりとした時間が流れます。
厚狭駅で美祢線に向けて+18でレーダーを飛ばせば南大嶺まで届きます。山陰本線の長門市で美祢駅までをレーダーで取得しておけば乗車せずに美祢線をコンプリートできます。
秋吉台や秋芳洞の観光を兼ねて美祢線へ乗車するのであれば、秋芳洞発の路線バスを使って山口駅までワープという方法もあります。
小野田市〜厚狭区間をレーダーで取得するようにしておきましょう。
宇部線と山陽小野田線
厚狭駅で美祢線をコンプリートしたあとは、小野田駅から小野田線の雀田に向けてレーダーを飛ばして宇部駅に到着。
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宇部線の黄色い列車は残念ながらロングシート。時間帯もあってか学校帰りの高校生達でいっぱい。
宇部線を走る古い車両はブレーキの度に、ギギッギギッギギッという車体の悲鳴が……
そんな悲鳴が聞こえる列車でも普段乗っている高校生達は意にも介さず楽しくおしゃべりしています。
見どころ車窓の宇部大橋はシャッターのタイミングが難しい。
宇部線で田園が広がる田舎の風景を見ながら新山口駅まで遠回り。
たまたま写真を撮った時に写り込んだ電柱に貼られている 終 という看板。道路標識のようなものでしょうか。
宇部線と小野田線は山陽本線からアイテムでコンプリートできます。小野田線からレーダーを飛ばせば宇部新川と居能を除いて、長門本山まで取得できます。
小野田線の宇部新川と居能駅の２つの駅は宇部線と重複しているので、レーダーが届かなくても宇部駅と新山口駅でルートビューンを使用すれば宇部、小野田、長門エリア一帯をコンプリートできます。
あえて乗車する必要のなかった宇部線に乗ってみて、誰かが書いた青春18きっぷのブログを思い出しました。
そのブログの内容は、ローカル線の鉄道旅はその地域の日常生活の切り取りを体験できるというもの。
鉄道旅では、同じ列車に乗っている高校生や、街へ繰り出すオバさん、病院に行く年配の人々の方言が交じる会話が聞こえます。鉄道自体が地域の人の日常生活の一部になっていて、地方の鉄道に乗ると、その日々の生活空間に溶け込む。
というもので、実際に宇部線に乗る人達の日常を感じた鉄道旅でした。
山口線攻略 湯田温泉観光
宇部線をグルッと回って新山口駅に到着。先日の山陰線乗車で、列車の本数がある湯田温泉でアイテムを使って折り返せばコンプリートできる見込みが立ちました。
新山口駅から山口線に乗り換えて湯田温泉駅で日帰り温泉でホッコリと。
津和野や益田まで向かう山口線の普通列車は1日に数本しかでていませんが、途中の山口駅まではそれなりに列車の本数が出ているので、寄り道しても時間調整がしやすくなっています。
新山口駅から約15分で湯田温泉駅に到着。駅前の巨大な狐のオブジェに目を引かれます。
温泉地といえば、都心部や住宅地から離れたところにありそうなものですが、湯田温泉はキツネが見つけた温泉と言われていて都心部の真ん中に湧いた温泉になります。住宅地の真ん中に湧いた温泉とは、なんとも珍しい。
湯田温泉駅からレーダー+18で長門峡手前の篠目駅まで届きます。先の山口駅まで行けばもう少し先の津和野手前あたりまでは届きそうな気がします。
湯田温泉駅近辺は普通の住宅街。近所の公園で遊ぶ子供たちも足湯に浸かっています。
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観光案内所の人にオススメされた日帰り温泉施設がこの２つ。
道すがらの地元の方が言うには、梅乃家と西の雅は源泉100%のお湯を使った施設だそうで、この2つのお湯に浸かれば、湯田温泉の泉質を満喫したと自慢できるのだそうな。
温泉から出てお腹がすいてきました。山口市内のローカルグルメにバリそば呼ばれるかた焼きそばのお店は、山口駅近辺にしか無いようです。
観光案内所の人からは、目の前にある瓦そばの店を勧められました。昨日食べたけどやっぱり美味しい。
関西の東梅田や難波にも瓦そばを扱う店があるので機会があれば行って見て下さい。
程よくリフレッシュして鉄道旅を再開。湯田温泉駅構内のセブンイレブンでは、山口県の人気お土産のお菓子がバラ売りしています。月で拾った卵というケーキが本当に美味しかった。
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まったりとしたカスタードクリームがぎっしり詰まったふわふわのスポンジケーキ。渡して喜ばれるお土産に間違いなし。
駅近くのキヨスクやコンビニでは、お土産の品がバラ売りされているので、乗り換えの合間に覗いてみるのもオススメです。
中国地方を走るお馴染みのオレンジのキハ40で新山口駅に戻ります。
新山口駅にあるローカルチェーンのパン屋さんのシュクルバン。この店の黄金カレーパンが有名なようです。
シュクルヴァンの黄金カレーパンは、パン生地がサクサクを通り越してザクザクとした食感で、食べていて歯ごたえが気持ちいい。少し辛めのカレーと、パンの食感が非常にマッチして美味しかったです。
今まで食べたカレーパンの中でも歴代に美味しいカレーパンでした。
空いた小腹を満たしたところで、本日の目的地の岩国駅へ向かいます。
山陽本線 新山口〜岩国
新山口から黄色い列車に乗って、本日の目的地の岩国まで。山口県の山陽本線は基本的に黄色い電車ばかり。
ゴーッとした音とともに駅をゆっくりとしたスピードで動き出し、徐々に加速していきます。新山口駅を出た頃には夕暮時になっていたので、列車に乗ったのも束の間、あたりは真っ暗になりました。
新山口駅から一時間ほどで徳山駅に到着。徳山駅〜岩国区間は山陽本線と岩徳線に分岐します。瀬戸内海を近くを通り大きく回る方が山陽本線になります。
一見、ショートカットに見える岩徳線に乗り換える方が時間がかかるので、岩徳線をルートビューンで一気にコンプリート。
※宿を錦帯橋のある西岩国駅で予約しているならば、岩徳線に乗り換えて山陽本線をアイテムで取得していきます。
新山口駅から約2時間かけてようやく岩国駅に到着しました。非常に長い道のりであったように思います。
山陽本線のように長時間かけて長距離を走る普通列車は下関〜岩国の他に、浜松〜熱海区間があります。山陽本線はクロスシートな分まだ楽な方で、18キッパーにとってはありがたい路線です。
岩国駅から清流みはらし鉄道という盲腸線の私鉄が走っています。きれいな川沿いを走る鉄道も真っ暗になれば何も見えません。本日は岩国のホテルで一泊。その前に晩御飯。
岩国市内散策
岩国グルメの押し寿司や太平と呼ばれるようなローカルグルメの店は錦帯橋エリアに固まっています。岩国駅前はどちらかといえば地方都市の街並みで、駅前のアーケードには居酒屋が立ち並びます。
駅からは少し離れた 階杉 という豚骨ラーメン屋さんに行きました。
近くに米軍基地があるようで商店街や店に入れば海外の人ばかり。山口県ではなく海外に来たような気分になります。岩国の土地柄を感じたラーメン屋さんでした。
お腹もいっぱいになったところで明日に備えてゆっくり休みます。
長くなりましたので、次回へ続きます。
広島県山間部の鉄道旅⑥-④青春18きっぷ2泊3日の旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
山口県遠征では日本海側から美祢線と山口線をアイテムで取得できたことが大きいように思います。
特に山口線においては、山口〜益田区間の列車が少なく津和野で折り返しぐらいに思っていましたので随分楽になりました。
宇部や小野田エリア一帯もアイテムでコンプリートできるので、途中折り返しを使えば難なくクリアできるはずです。
そのため、青春18きっぷで山口県を攻略するならば本州を一回りするのではなく、それぞれ山陰本線と山陽本線をアイテムを使いながら２回の遠征を行い、どちらも九州遠征に繋げる方が効率的な気がします。
もう少しいえば中国地方は特急を使えばもっと楽に移動できます。分かっていながらも、18きっぷ旅にこだわってしまう筆者も困ったものです。
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