関東地方 千葉県遠征①-②
大阪→夜行バス→横浜→休憩→横浜10:15→バス→茂原12:50→14:01安房鴨川14:02→14:42館山14:44→16:36蘇我→休憩→蘇我→京浜線→東京→総武線→千葉(西千葉)
前回の続きです。
駅メモ 千葉県遠征①-①房総半島攻略 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
横浜駅から高速バスで茂原駅までやってきました。
茂原発千葉県大回り
今回は、千葉県をぐるりと回って房総半島を攻略します。茂原駅からは大回りになりますので途中下車はできません。こういった半島を回る路線では、紀伊半島の周遊を思い出します。
※参考記事
大阪発 紀伊半島一周 青春18切符日帰り旅④ - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
インターネットの情報によれば、外房線、内房線の駅には売店や飲食店がなく、大回り乗車の際には、食べるものを充分に確保しておく必要があります。
横浜からのバスを使い茂原発とする場合は、接続が上手くいけば、3時間半ぐらいで回ることができますが、心配であれば駅前のセブンイレブンで買い出しをしておきましょう。
外房線
横浜駅から高速バスで茂原駅までやってきました。JR茂原駅から千葉県大回り乗車の開始です。
今回乗る列車は、関西では見かけないタイプのクロスシートとロングシートの混合車両。向かって左側に座りますと海や駅舎が見えますので、座るなら進行方向に向かって左側がオススメです。
特段、座席争いをすることなくクロスシートの座席に座ることができました。今回の遠征を通じて感じましたが、関東の人はあまりクロスシートには座らないようです。
一番人気の席はドア横の二人席。壁にもたれかかって眠れるところが人気の理由でしょうか。
とはいえ、
房総半島の勝浦や鴨川は、関東方面からの日帰りの鉄道旅行に丁度良い距離にあり、日帰り青春18きっぷ旅には丁度良いエリアになります。大回り乗車をするのであれば混み合うことが予想される青春18きっぷの時期は外したほうが良いように思います。
クロスシートに座ることでリラックスしながら車窓を楽しみます。ローカルな駅舎と無人駅が続くのんびりした風景をゆっくり楽しめるのが、鉄道一人旅の醍醐味であります。
途中駅の駅看板。
名所案内に梨の生産地?
無理に名付けたような変わった名所もチラホラ。
景色を楽しみつつも、駅メモの攻略は忘れません。太東駅〜大原駅の間では、いすみ鉄道に向けてレーダーを飛ばしておきます。
しばらく進んだ先の勝浦駅からもレーダーをいすみ鉄道へ飛ばします。
外房線からいすみ鉄道まで距離があるように見えますが、実際のところ路線の駅間がかなり広いため、外房線からでも、いすみ鉄道の一部の駅がレーダーの射程範囲内となります。
ここまでで、いすみ鉄道をコンプリートできました。
勝浦に近づくにつれて、海が見えてきます。
大回り乗車なので降りることができませんが、こういった車窓を見ると海鮮が食べたくなります。
勝浦駅に到着。ここでようやく全体の3分の1といった所でしょうか。
廃墟探訪で知られる行川アイランド駅。
かつてはトンネルを抜けた先に南国の動植物をテーマにしたレジャー施設があったようですが、随分前に閉鎖となってしまいました。
なにぶん、トンネルを抜けた先に別の世界が広がるというのはとても幻想的な気がします。
閉鎖したテーマパークもある意味別世界ではありますので、これはこれで幻想的なのかもしれません。
それにしても、おせんころがし、が何かが気になります。
調べてみたところ
※おせんころがし……勝浦〜鴨川にまたがる約4㎞にわたる崖の通称
のようです。
勝浦駅を過ぎると、車窓は海岸線、トンネルと交互に切り替わり、列車は外房線の終着駅の安房鴨川駅へ進みます。
リゾート地で有名な鴨川駅が近づいてきました。
リゾートマンション?ホテル?
一棟だけそびえ立つ建物が鴨川のランドマークになっています。
安房鴨川駅からは内房線に路線が変わります。
内房線
安房鴨川駅が、ちょうど房総半島大回りの中間地点になると思います。この駅では乗り換え時間がほとんどないので、急いで対面の列車へ。
乗り換えた後は太海駅までの間に、久留里線に向けてレーダーを飛ばすことで、久留里線の残る駅は五井駅付近のみとなりました。
館山駅に近づくにつれて、ヤシの木が見えてきます。舞浜駅あたりといい、千葉県はなにかと南国風です。
さらに、館山駅は南国風の色合いの強い駅舎です。駅を見て回りたいところですが、ここでも接続時間がわずかしかないので、こちらでも急いで向かいの列車に乗り換えます。
館山からは東京湾に沿って千葉市内へ北上して行きます。
車内には、同じく大回り乗車と思われる親子連れがいました。この車両の座席シートは外房線と比べて固めだのなんとか。
よく聞く鉄道好きのセリフあるあるです。
木更津駅あたりからは、街並みは都会になっていきます。この先の五井駅でレーダーを飛ばして久留里線をコンプリートとなります。
この先は、次の乗り換え駅の蘇我駅までポチポチするだけで、房総半島をクリアすることができます。
蘇我駅
蘇我駅に到着しました。この駅までで房総半島はコンプリートできています。本日の遠征を終了するには、時間はまだ早く遠征鉄道旅を続けたいところです。
蘇我駅から先の大回りをつなげるルートとして、
外房線から成東を越えて調子方面に向かい、成田を経由して戻ってくるコース。
(茂原発になるので重複しません。)
京葉線から東京駅に向かい総武線で千葉駅に戻ってくるコース。
の、どちらかが考えられます。
どちらにしようか、軽食がてら蘇我駅構内で少し休憩。関東の主要駅では、駅ナカショップが充実していて、大回りでも食事には困りません。
蘇我駅にも、お気に入りのカフェ?があるといいのだけど…………。
あった!!
以前に別の駅で見つけたベックスコーヒー。コンセントもあって、値段も安く、筆者お気に入りのコーヒー店です。
https://www.jefb.co.jp/becks/shop/detail/46
今回は千葉市内で宿を予約しています。成田方面は翌日にコンプリートすることにして、この後は、京葉線を使って東京へ向かって、千葉市内へ戻って来ることにします。
長くなりましたので次回へ続きます。
駅メモ 千葉県遠征①-③京葉線と総武線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
成田方面の大回り乗車についてはこちら。
千葉県北部大回り①-④関西発千葉県遠征 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
房総半島周遊を終えて
関西の人にとっては、形も似ていることから紀伊半島と房総半島を比べてしまいます。実際の房総半島一周は紀伊半島一周に比べれば相当に楽なものでした。
走行距離が違うので当然といえば当然ですが…………。
もしも、千葉駅や蘇我駅から反時計回りに房総半島へ回り、調子方面へ抜けて市街地へ帰る方法をとれば、途中で休憩できる駅や買い出しができる駅が全くないため、少し苦労したかもしれません。
ただ、今回のように高速バスを使って茂原発にして、アイテムを使いながら大回り乗車をすれば、房総半島は、費用・時間面とも楽にコンプリートできます。
房総半島周遊にあたって、観光に重点をおくのであれば、お得切符がいくつかでていますので、色々と検索してみてください。
※参考サイト
駅メモ開始当初から何故か気になっていた房総半島はこれでクリアできました。関東エリアには未取得の駅がまだまだ残っていますが、房総半島を回ったことで、無数の駅が広がる関東エリアのコンプリートに何故か手が届きそうな気になってきます。
きっと皆様も千葉県を回り終えれば、一種の達成感を感じるのではないでしょうか。
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