駅メモ鉄道旅 仙台遠征①-②
★1日目
東京7:32→8:10我孫子→休憩→我孫子8:46→9:27成田9:41→10:15佐原10:22→10:39鹿島神宮→休憩→
鹿島神宮→水戸→休憩→水戸16:10→17:40いわき17:50→18:33小野新町18:44→19:35郡山19:44→20:33福島20:55→22:11仙台
☆2日目
仙台観光
☆3日目
仙台10:17→11:45原ノ町11:50→13:09いわき13:13→14:48郡山→休憩→
郡山15:55→17:38常陸大子→休憩→常陸大子18:50→代行バス→19:10上小川19:15→20:44水戸21:00→22:55上野22:03→23:10東京→夜行バス→大阪
前回の続きです。
青春18きっぷ 東京仙台間の駅メモ旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
夜行バスを使って東京入りした後、鹿島神宮を周りました。今回の旅では東京仙台を往復して、水郡線と磐越東線を含む東北本線の東側路線をコンプリートするため、鹿島神宮駅から本日の目的地の仙台を目指します。
駅メモ 茨城県福島県 東京仙台間攻略
東京仙台間は常磐線と東北本線がメイン路線になっています。それぞれの路線を乗り通すとなると、中間地帯にある磐越東線と水郡線が残り、乗車路線が余分に重複することになります。
そこで、接続時間がちょうど良い磐越東線を重複区間に選び、常磐線を、
行き道で水戸〜いわき
帰り道で仙台〜いわき、水戸〜東京
と分けて考えます。
東北本線については、郡山北側と南側とで分けます。南側は以前の週末切符旅ですでに取得済みです。郡山仙台間の北側は今回の旅で取得しますので、この旅で東京仙台間をつなぐ路線をコンプリートすることになります。
鹿島臨海鉄道
鹿島臨海鉄道は両端からレーダーが届かないので、コンプリートするためには乗車しなければなりません。路線途中でレーダーを使用して折り返すという方法もありますが、仙台などの東北方面と関東をつなぐ路線になりますので、全線乗ってしまう方が早く安いように思います。
鹿島神宮観光を終えた後は少し古めの車両、というより、かなり古めの車両に乗って、水戸駅に向かいます。
都市近郊の路線ですが、クーラーではなく扇風機の車両です。窓が開くので風が入り心地よいといえば心地よいのですが………。
やはり真夏の最中は暑い。
暑い車両の中、茨城県の風を浴びながら水戸駅に向かいます。
どこの駅だったか……。なんという名前の駅だったか……。
誰が持っていったのでしょう……。
無駄に長いと思われる長い駅名の看板。
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前。
こちらは、
南阿蘇水の生まれる里白水高原
と同文字数で並ぶ日本一長い駅の一つです。日本一長い駅名を狙うために、もう一文字ぐらい足せたような気がします。
田園風景に飽きて爆睡している同行者。電車の揺れと窓から入る風が眠気を誘う模様。
起きてからの第一声は、あつい、でした。
座席はまばらに空いていますので、右に左と写真を取ります。北浦湖畔駅あたりの畑ではカカシの代わりに、鳥を模した凧が風に吹かれて畑を見張っています。
凧は、写真で見えるか………。
………見えないか。
大洗駅の繁華街は遠くに見えるタワーの下のようで、駅前は割と閑散としていました。この辺りは車文化なのか、鉄道はあまり使わないのでしょう。大洗駅では、ひたち海浜鉄道に向けてレーダーを飛ばしてコンプリートしておきます。
風景は徐々に住宅街に変わり、まもなく水戸駅に到着します。
常磐線 水戸駅〜いわき
鹿島臨海鉄道の列車は水戸駅に到着した時に車内精算となります。かなり並びますので、乗り換えを急ぐ時は前方車両に待機している方が良いかもしれません。
次のいわき行き列車の発車まで2時間程度ありますので、駅ビルのキッチン寅屋という洋食屋でランチタイム。
奥久慈鳥の卵を使ったオムライスが有名なのだそう。見るだけで美味しいのがわかります。このオムライスはきっと誰もが好きなはずです。
昼食を終えて少し一休み。
やはり水戸と言えば水戸黄門。駅前でしっかりとアピールされています。
それと、水戸といえば納豆。現地で購入する商品はやっぱり味が違います。絶妙な違いかもしれませんがこの違いを楽しめるのが旅とネットショッピングの醍醐味です。
駅前を散策していたところ、マクドナルド専用と書かれたエレベーターがありました。パンケーキの看板をジッと見つめる同行者。
こんな感じで看板に見入っていたので、食後のコーヒーと充電を兼ねて、マクドナルドで食後の一休み。
ランチタイムを終えて、いわき方面に向かいます。水戸駅から乗る電車は平べったい顔したロングシート車両です。鉄道に詳しい人たちの間では常磐線にE531系が攻めてきたと話題になっていたりいなかったり……。
後々調べたところ1.2号車には一部クロスシートが設置されていたことがわかりました。
クロスシートの設置車両は、常磐線 車両編成で調べれば何かしら情報があると思います。中には特急列車の車両が普通列車として走る編成もあるようです。
長距離路線の常磐線をロングシートで乗り通すのはさすがに辛いもの。調べて見る価値はあると思います。
水戸駅を出た頃に水郡線支線に向けてレーダーを飛ばしておきます。この支線のおかげでひたちなか海浜鉄道は常磐線から一部の駅が届かないかもしれません。
(鹿島臨海鉄道の大洗駅付近で忘れずにレーダーで取得しておきます。)
常磐線から見える工場地帯。
水戸駅を出て30分ほどでようやく海が見えてきました。海沿いを走る路線と思いきや、あまり海は見えない路線です。
郊外には必ずある大きな敷地のパチンコ屋。地方を感じます。
水戸駅から約1時間半でいわき駅に到着しました。ここで乗り換える磐越東線は一日に数本しかないローカル路線になります。
今回は途中の小野新町接続のため2時間半かけて郡山駅へ向かいます。
磐越東線 いわき〜郡山
いわき駅で急いで乗り換えます。既に列車は待機済み。前の列車の乗り換えから座席は既に埋まっています。
一日の本数が少ない路線の場合、主要路線からの乗り継ぎを何本かまとめて乗り継ぎさせるため、出発時刻の数十分前から駅に待機しています。ギリギリの時間の乗り継ぎは座れない可能性があるのでよくよく注意しましょう。
磐越東線は、海沿いの常磐線と打って変わって、ローカル線でよく見る郊外の住宅街に、奥に見える山あいと手前の田園風景。
ローカル線の田園風景、いつものことながら見慣れた景色です。
夏井駅から小野新町の区間に広がる千本桜。
桜の開花時期であれば、減速して走ってくれます。
ついつい口ずさんでしまいます。
辺りも暗くなってきました。小野新町で対面に止まっている全く同じ系統の車両に乗り換えます。
先程までと何ら変わらない車両です。乗客はみんな不思議と前と同じ位置の座席に座りました。変わらぬ配置のまま郡山駅へ進みます。
地図を見る限りでは、小野新町付近にはリカちゃんキャッスルというテーマパークが見えてくるはずですが、よくわかりません。
何故、乗客の少ないローカル路線の沿線にたてたのか。なかなか行けない位置にありながらもリカちゃんの聖地になっているそうな。
ここから先は日が沈み、真っ暗になりましたので、写真をとることが出来ないまま郡山駅に到着しました。
本日の乗り換えは残り後一回。ようやく本日の目的地が見えてきました。福島駅まではロングシートになります。帰宅時間と重なったのか列車はかなり混んでいました。
本日の乗り換えは残り後一回。ようやく本日の目的地が見えてきました。
東北本線は、東北地方のメインとなる路線だけあって乗客もたくさんいます。車窓は真っ暗ですので福島駅まで大人しく座っています。
本日の最後の乗り換え。
ついに行き先に仙台の文字が。
ようやく目的地が見えました。
仙台まであともう少し。
福島仙台間は駅メモの時間になります。福島を発車してすぐ、飯坂温泉駅に向けてレーダーを飛ばして福島交通を路線コンプリートします。
加えて伊達駅までに阿武隈急行線の駅にチェックインして槻木駅でルートビューンで一気に取得します。後は適度にポチポチしながら仙台駅まで。
東京駅から寄り道しながらも約14時間かけて、ようやく仙台駅に到着しました。達成感を感じつつ駅看板の前で記念撮影です。
東北地方の最大の都市の仙台はホームも広く、駅前はとても賑やかです。
駅すぐの商店街は天神橋筋商店街のようです。仙台名物の牛タンの看板をあちこちで見かけました。
今回は駅近くのモントレグループのホテルに宿泊しました。大浴場があって、商店街や駅にも近くてまた泊まりたいホテルです。
ホテルにチェックインした後はようやく本日の晩御飯。地産地消の居酒屋や牛タンのお店も良いけれど、本日はローカルチェーン店の仙台っこラーメンへ。
何かの帰り道にあれば寄りたくなるような店で、醤油豚骨味のハズレのない味でした。
お腹も膨れたところでホテルに戻り本日はこれにて終了。
明日は駅メモ旅の中休み。仙台観光を一日楽しみます。
次回へ続きます。
常磐線帰路はこちら。
♯85
東京仙台間の路線のそれぞれの乗車時間は、
郡山→宇都宮 約2時間
磐越東線 約1時間半〜2時間
水郡線 約3時間
郡山〜福島 約50分
☆常磐線
東京〜水戸 約2時間
水戸〜いわき 約1時間半
いわき〜仙台 約3時間
になっています。東京仙台間を在来線の往復でコンプリートを考える場合、どこかの路線が必ず重複します。
磐越西線や会津鉄道の日本海側を絡めて工程を組むにしても、時間効率だけで見れば磐越東線を重複させるのが一番良いかと考えます。