関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

大阪発 駅メモ攻略 駅メモ全駅、全鉄道路線制覇を目指して、青春18切符や高速バスを含めて移動記録をのんびり更新していきます。攻略情報ではないので参考程度に考えていただければありがたいです。

駅メモ 日南線攻略 九州遠征①−②

駅メモ九州遠征 みんなの九州きっぷ②

今回のコース


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鹿児島中央→都城

 

都城7:22→バス→9:04志布志9:30→10:40

油津10:45→10:54飫肥→休憩→飫肥13:05→13:47青島→休憩→青島→宮崎→大分→博多

 

※青春18きっぷ

1日では不可。大分県中津までが移動できる限界になります。

 

前回の続きです。

九州新幹線 駅メモ 九州遠征①−① - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

関西空港から福岡空港で九州入りしたあと、九州新幹線を使って鹿児島中央駅までやってきました。明日の日南線乗車で志布志に行くため、本日宿泊地の都城へ向かいます。

 

 

鹿児島中央〜志布志

鹿児島中央駅で夕食を済まして、本日の宿泊地の都城へ向かいます。関西では見かけない787系の漆黒の車体は、なかなか格好良いものがあります。


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本来は錦江湾と桜島が車窓で見えるはずですが、21:00過ぎのためさすがにあたりは真っ暗です。隼人駅までは鹿児島空港からのバスで取得できていますので、適当にポチポチしながら都城駅まで。

都城駅前の居酒屋は多少開いているものの、the地方都市と言える駅前でした。関西で言うところの米原駅のような雰囲気です。


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本日こちらで宿泊する理由は一つ。明日は日南線をコンプリートします。かつては、宮崎から志布志まで6時間近くかけて往復するか、大阪から志布志行きフェリーに乗るしかありませんでした。

しかし、2020年の秋から都城、西都城から志布志へ行くバス路線ができました。明日はこちらで志布志に向かいます。

(このルートを見つけた自分に少し感動してしまいました)

 

ホテルで一泊して駅前にやってきました。志布志発の列車に合わせて、7:42のバスに乗って行きます。これ以上前の列車に乗っても志布志駅で時間を潰さなければなりません。


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バスは西都城に一旦寄り道しますので、こちらで宿泊しても良いのですが、今回のルートであれば都城から宮崎区間は乗車しません。その場合はレーダー射程18にして、青井岳駅までを都城側から取得しておく必要があります。


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バスでおおよそ一時間半で志布志駅に到着します。バスからチェックインしなければならない駅は特にないので、志布志まではおやすみの時間になります。

というよりも目覚めた頃には、志布志駅についていました。

 

日南線

志布志駅前は駅に芝生を突っ切る道がなんとも素敵です。9時前では、駅前のショッピングモールはまだ開いておらず、近くに物産館やコンビニもないようなので、都城周辺で買い出しを済ませておきましょう。


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志布志に行って来たと自慢気に友人に話すと、決まって

「何しに?」

と、返ってくるぐらいです。

 

さすがに志布志への再訪はないでしょう。むしろ駅メモをしていなければ、一回目もなかったかもしれません。

列車の発車時間までまだ時間がありますので、記念に駅前を写真にとパシャパシャと。


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ちなみに志布志で有名な志布志市志布志市役所志布志支所の看板は、志布志本庁の移転に伴い撤去されたようです。

 

黄色い列車に乗り込み日南線を北上します。乗客は筆者達の他に地元民一人だけ。


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ガランとした車内からの車窓は、景色が海、山と切り替わりのんびりした空気が流れています。


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日南線。名前は聞いたことがあるけれど、そんなに来る機会のない路線です。駅舎や駅看板を見るのも面白いものです。

窓がもう少し綺麗だったら良かったのだけれど……………。


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列車本数が少ないため、途中下車するわけにもいかず、宮崎駅への中継ぎ地点となる油津駅まで向かいます。

もし仮に宮崎駅から志布志方面に向かいレーダーを使って折り返しするのであれば、最低でも谷ノ口駅まで行く必要があります。

駅前に商店がありそうな南郷駅からレーダーを飛ばしてみましたが、イベントで射程が20になっていても届きません。


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駅前に何もない谷之口駅での列車待ちの時間は少し辛いものになりますので、途中折り返しによる時間短縮の工程を立てるは少し厳しいかと思います。


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志布志駅を出発した列車は油津止まりなので、一旦乗り換え。油津駅からは乗客が少し増えて、クロスシート席にそれぞれ人が座っているぐらいなりました。


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宮崎県で有名な観光地の鵜戸神宮やサンメッセ日南へはこの油津駅からバスがでています。ただ、志布志発の列車の油津駅への到着が10:40、バスが油津駅前を発車する時間も10:40。

バスが遅れでもしない限りは、間違いなく間に合いません。もう少し接続の考慮を…………とか思いました。

 

そこで、博多方面を目的地にして鵜戸神宮へ立ち寄るプランを立てるならば、

11:17伊比井→昼食→伊比井12:23→バス→12:37鵜戸

帰り

①14:26→バス→14:46伊比井15:26→16:11南宮崎→22:01博多

②15:26→16:28宮崎空港17:19→23:25博多

 

になってきます。

インターネットを見る限りは伊比井駅近くに飲食店がありますので、伊比井駅でバスの待ち時間を過ごすのは問題ないと思います。

 

大分を宿泊地にするならば16時台の空港行きバスまで遊べます。大分からフェリーを使って帰るようなプランや旅名人きっぷならば、有効期限は三日間になりますので、大分から久木本本線、日田山彦線乗車も検討してみても良いと思います。

 

宮崎県の観光地をめぐる場合は、関西かフェリーで志布志に到着後、鵜戸神宮や高千穂を巡るツアーがありますので、そちらに参加する方が楽だと思います。

 

飫肥観光

今回は、飫肥駅で降りて昼食にします。


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飫肥では他の地域では見られない独特な卵焼きが有名です。あまり詳しくはないですが、芋焼酎も有名みたいです。

 

 

卵焼きを出している店が飫肥城跡の近くの城下町の街並みの近くになります。歩いて約20分近くかかるので、駅前のレンタサイクルか、タクシーを使うと観光が楽になります。観光地を短い時間でまわるにあたり、レンタサイクルはかなりオススメです。

 

r.gnavi.co.jp

次の列車まで2時間ありますので散策がてら川を渡って、住宅街を抜けて、城下町風な交番を通り過ぎて、鯉の道を見ながら、ようやく到着。


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飫肥定食とかつお飯、ついでに単品で卵焼きを注文しました。


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飫肥天は、魚の旨味が濃くてとてもおいしい。お目当ての卵焼きは、昔々、将軍に献上していた品だけあって黄色く輝き、とても綺麗です。味を例えるならば、卵をゼリーにしたような感じで、他では見たことがありません。ぜひ一度は食べてみる価値はあるように思います。

 

昼食を終えて、飫肥城跡へ。飫肥エリアの観光地になっている城跡や資料館は無料になっています。


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飫肥は石垣の街並みがとても美しく、城下町の名残を感じさせます。


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途中で見つけた別の卵焼き屋さんへ。こちらの卵焼きはプリンのようです。醤油が隠し味になっているのか、昼食で食べた卵焼きとは違った味がします。 


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ボチボチと列車の時間が迫ってきました。飫肥駅からは九州でよく見る青と白の列車に乗って北上していきます。

 

こちらが伊比井駅周辺。道路沿いに見える建物が飲食店でしょうか?


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次の観光地の青島駅を目指します。ここからでも結構遠いんだよな………。

 

青島観光

日南線の駅近観光といえば、青島神宮です。ここでは2時間の予定を組みました。


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駅から歩いて5分程度。景勝地には大抵の場合、テイクアウトの小さな商店があります。宮崎の場合は、もはや何屋さんかがわからない…………。

宮崎名物の肉巻きおにぎりの歌が流れています。

肉ま〜き〜、肉ま〜き〜おに〜ぎり〜♪ 

自作の歌のような………。


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まだまだ風が冷たい季節でありますので、ホットマンゴーを注文しました。

温かい分、マンゴーの甘みを増して感じられます。


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目の前には青島神宮へ伸びる道路。この景観だけでもなかなか美しい。


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このゴツゴツした岩が、鬼の洗濯板と呼ばれる地形です。岩場で遊んでいる男の子が、お母さんに怒られている光景がチラホラと。


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帰り道では、植物園とフィッシャーマンズワーフへ。青島のそれは物産館ではなくホテルと飲食店になっていました。特に用事もなく、植物園をブラブラと。


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少し時間が余ってしまいましたので駅前のうどん屋さんで小休憩。注文を受けてから茹でるので時間がかかりますが、こだわりがあるだけあって、茹でたてのうどん と つけ汁が美味しい。九州で食べた食事はどれも九州の甘い醤油が味の決め手です。

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青島までこれば宮崎駅まではあと僅か。列車に乗って宮崎駅まで。

この青島から宮崎区間でレーダーを使用して、宮崎〜都城区間を取得しておきます。

イベント期間で+20になっていますが、田野駅までが射程18の限界になります。

バスを使うプランを立てるならば、必ず都城から青井岳までをレーダーで取得しておきましょう。


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南宮崎駅に到着しました。ここで宮崎駅行きに乗り換えます。せっかくなら宮崎駅まで繋がっていてほしかった。

 

日豊本線 宮崎〜博多

宮崎から博多までは、日輪シーガイアという特急が走っています。乗車時間は約6時間。

稚内へ続く宗谷線と同レベルです。途中、大分で乗り換えることにして、博多へ戻ります。

 

宮崎市と聞いて、思い浮かぶグルメといえば、チキン南蛮、マンゴー、フルーツパフェと、この店の椎茸弁当になります。椎茸が柔らかく、味が染みていて美味しい。副菜も美味しいのですが、ミニサイズ2つにすれば良かったかな。


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列車がやってきました。南九州の特急はこの形。関西ではみない形式なのでとても珍しい。


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宮崎から、リニア実験線路が見えてきます。今は山梨県に移転したのだったか。今はソーラーパネルが据え付けられています。


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延岡駅。高千穂峡観光へ行くならこの駅から。

 

宮崎交通からバスのお得きっぷがあったりしますので、予定を建てる場合は必ずチェックを。

鉄道旅の一泊二日で九州一周と併せて、高千穂峡に立ち寄るならば、小倉を早朝出発して大分方面から回り、寄り道することになります。翌日、志布志へ行って宮崎から鹿児島方面に行くとよいでしょう。

新幹線を使わないのであれば日南線観光は厳しくなります。

 

機会があれば大阪から高千穂峡を回るフェリー旅行のツアーがありますので、それに参加してみようと思います。

 

延岡を出発して、いちたな駅で対向列車のすれ違い待ち。運良く駅看板の前に停車してくれました。

次は〜〜宗太郎〜宗太郎〜♪


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ここから宗太郎峠を越えて行きます。


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峠を越えたあたりでは、辺りも真っ暗になっています。


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どこの駅だったかな?ミカンの椅子が可愛らしい。


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もう間もなく大分駅に到着します。さすがに3時間も乗っていれば、特急車両といえどもお尻が痛い。大分駅で少し一服して本日の宿泊地の博多へ向かいます。

 

長くなりましたので次回へ続きます。

九州遠征 福岡地下鉄沿線観光①−③ - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

♯99

 

 

日豊本線は延岡から佐伯間の普通列車がほとんどありません。青春18きっぷであれば、プラスで宿泊費用を計算しなければなりません。仮に延岡〜佐伯間を特急でワープするにしても通常運賃の支払いが必要になりますので、帰って割高になってしまいます。

 

日豊本線に乗車する場合は、別途特急料金を支払するだけでできるようなフリーきっぷが必須です。

その場合、宮崎から大分までの特急料金が1900円ぐらいで、宗太郎峠区間の延岡から佐伯の特急料金が1500円ぐらいになりますので、宮崎〜大分までを一気に乗り通してしまう方が良いと思います。