青春18きっぷ 東北鉄道旅①-①
今回のコース 黒線
新潟空港から羽越本線を経由して秋田県に入り、花輪線で盛岡に抜けた後、仙台空港から大阪に戻ります。今回の東北遠征のスタートは新潟駅から。
★1日目
大阪→関西空港→11:55新潟空港→新潟
新潟→観光→新潟15:43→17:06村上17:11→18:42鶴岡→休憩→鶴岡21:22→21:56酒田
☆2日目
酒田→秋田→角館→大館→十和田南→盛岡
☆3日目
盛岡→釜石→花巻→北上→横手→新庄→山形
☆4日目
現時点では未定。
※前回の鉄道旅
https://www.eki-tetudoutabi.com/entry/2021/07/18/150032
今回は関西空港から新潟までLCCを使います。
関西発 駅メモ東北遠征
筆者はよくピーチ航空を利用しますが、シンプルピーチというプランであれば、6000円程度になります。新潟までという点では、時期や曜日によっては夜行バスを使うより安く到着することができます。
関西から新潟経由で東北北部を回るとすると、鶴岡や酒田で宿泊して翌日から本格的にスタートすることになると思います。その場合の東北地方の玄関口になるのが新潟空港、仙台空港になります。
関西から新潟までの経路としては、
・北陸本線で金沢へ進み、第三セクターを経由する。
・関西空港から新潟空港までの空路
・夜行バスで東京へ進み、上越線を使う。
の3通りになります。
北陸本線はすでに乗車済ですので、今回は空路を使用します。よくよく考えてみれば、夜行バスで東京方面まで行って、上越線で新潟へ向かう方が良かったように思います。
群馬県から新潟県への県境の水上駅から新津駅までの列車の運行本数が少ないため、工程が組み辛い路線ではありますが、大阪から東京への夜行バスに乗って、13時台の高崎発に乗車すれば、その日のうちに秋田駅までの接続が可能です。
予約した後で、東京ルートを思いつきました。既にキャンセルができない航空券ですので、空路で新潟に向かうことにします。
オプション保険
Peach航空で予約する時は、チケットガード保険というオプションがあります。チケット代金の1割で飛行機に乗れない場合のチケット代を補償するものですが、病気や出張など要件が限られています。
仮に、病気で補償を受ける場合は診断書が必要になります。多くの場合、診断書料金が5000円程度かかりますので、国内線の一人旅の場合はチケットガード自体あまり意味をなしません。
今まで特に考えずに追加していましたが、キャンセルが頭を過って初めて、詳しく調べました。こういった追加オプションは、需要をしっかり見極めて加入しましょう。
大阪〜新潟 Peach航空
今回の鉄道旅は少しゆっくりとした出発で、青春18きっぷを使って大阪駅から紀州路快速に乗って関西空港まで。Peach航空が発着している第2ターミナルは無料シャトルバスで15分ほどかかります。また第二ターミナルでは、喫茶店二軒とコンビニがあるだけなので、軽食を取るならば駅周辺ですませておきます。
これまでに何度も飛行機に搭乗しているので、手続きも慣れたものです。荷物を預けるわけではないので、座席指定するならばなるだけ早く出れるように座席は極力前方に。
関空から一時間弱で、遅れることなく新潟空港に到着しました。
新潟空港から新潟駅を結ぶシャトルバスは、直行便、普通便とどちらも一時間に2〜3本間隔で運行されています。
駅メモ旅では一本の乗り遅れが死活問題になりますので空路を使う場合は特に時間に余裕をもたせる必要があります。
今回は空路を使ったおかげで新潟で三時間近くの自由時間ができました。次の列車まで時間に余裕がある場合は普通バスを使い、万代バス停で降りて、街並みを見ながら新潟駅まで歩くのがオススメです。
新潟の交通網に詳しくなかったため、新潟空港から直行バスで新潟駅まで。そんなに時間があるわけでもないけれど、さて、どこから回ろうか。
新潟グルメ
まずは駅ビルで昼食にします。旅行者にとって、街中の人気店よりも駅の商業施設で探す方が旅行者が求める地域の名産メニューが揃っていますので、ハズレがなく、コスパも良いです。
新潟のローカルグルメといえば、へぎ蕎麦にタレカツ丼。駅にあるローカルチェーン店の小嶋屋というお店に入りました。
後でオニギリを食べたいので、今回はへぎ蕎麦だけにしました。へぎ蕎麦は、海藻をつなぎに使っているので、普段食べる蕎麦とは弾力が違い、ほんのりと海苔の風味がします。
へぎ蕎麦に関しては、ネット注文でも本場の味わいを感じとれます。最近は地方のローカルグルメが話題になっていますので、一度は食べておいて損はしません。
新潟といえばやはり米どころ。お寿司屋さんなんかもオススメです。高級店ではありますが、人生一度は食べておきたいお寿司なんだとか。
へぎ蕎麦を食べたのですが、名産のお米は食べておきたいな。ということで、そんな筆者が惹かれたのが、新潟産のお米を使ったオニギリ屋さん。
…………今日は休みか。
仕方がないのでこのまま繁華街の万代エリアまで歩きます。まさか、こっちのオニギリも定休日とは…………まぁ仕方ない。
夏場とあって蒸し暑い中、汗だくになりながら15分ほど歩き、よく観光マップで見かける万代橋へつきました。新潟駅から万代エリアへ向かう場合は是非ともバスを使ってください。空港からの普通バスならこの辺りに停留所があります。
万代エリア周辺
万代橋を駅メモの地図で見るとただただ、
有名な橋 と書いています。
橋は橋で………。有名な…………橋なんです。
川近くの遊歩道で一涼みしながら橋を眺めて見ます。横から見れば有名になる所以たる何かが、わかるようなわからないような。
アーチ状に石を組むことで、上から力がかかっても重力が左右に分散しますので、ビクともしません。ヨーロッパで見られる、はるか昔のローマ時代に考えられた設計の橋………
………だったかな。
川の近くはひんやりと冷たい風が吹いて涼しく、汗も引き始めましたので繁華街方面を散策します。
繁華街の万代中心部は、多くの人で賑わっていました。万代バスターミナルのカレーは有名ですが、それよりも交差点にある佐渡弁慶という回転寿司店に目を引かれます。
こちらは佐渡ヶ島で人気のお寿司屋さんで、この店に行くために海を渡る人も多いのだそう。次回新潟に来た時に寄ってみようと思います。
r.gnavi.co.jpブラブラと街の雰囲気を感じた所で、またまた汗だく。帰りはバスに乗って駅に戻ります。確か200円だったかな。
こちらのバス停は市街地の中心部とあって、色々な方面に向かうバスがやってきます。万代という名前のつくバス停がいくつもありますので、土地勘がなければどのバスに乗れば良いかがわからないように思います。
ここから博物館みなとぴあ、水族館マリンピア日本海、等の別の場所に向かう場合は、一旦駅に戻る方が無難でしょう。
新潟駅周辺
新潟駅前には、最近流行っているのかよく見かける何か。名古屋港や神戸やら最近よく見かけるようになりました。
新潟駅舎は改装中。数年後にはとても綺麗になるのでしょう。駅ビルでもできるのかな。
駅前のバスロータリーも何かと話題にあがるスポットで、万代出口側にあるなんとなく歴史を感じるこのバス停。
バックして入庫するバス停も珍しく、案内板やらアナウンスやらずっと見ていても飽きることはありません。ちなみに、2番線が観光周遊バスになっていますので、マリンピア方面に行くならばこちらから。
翌日に盛岡周辺まで行くのであれば、本日中に、最低限鶴岡までは進んでおく必要があります。今回は万代橋を見て回り、時間を使いました。
駅からマリンピアまでは往復で一時間かかりますので、観光はそこそこに新潟を出発します。マリンピア日本海周辺に行くのであれば、17時台の新潟発の予定を立てて、空港から駅に到着後すぐに直行便バスで向かえば新潟で5時間近くの空き時間が作れますので、水族館見学も可能かと思います。
改札へ向かう途中の謎の看板。矢印は階段の下を指していますが、どこから降りるんだろう?
隠し階段なんかはあるはずもありません。
忠犬ハチ公ならぬ、忠犬タマ公。何とは言いませんが、なんかこういうのは好きです。
少し早いですが、駅周辺散策もボチボチ終了して鉄道旅の開始です。
次回へ続きます。
新潟発 青春18きっぷ 東北遠征 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
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