東日本北海道パス⑦
本日は前回の北海道遠征で取り逃していた富良野線を取得します。
今回のコース
※今回の遠征ではイベントで射程が20になっています。普段であればスキルを使用してもMAXの射程が18なので注意してください。
☆1日目〜4日目
青森周遊
☆5日目
青函トンネル縦断
☆6日目
札幌、小樽、余市観光
★7日目
札幌10:37→11:19岩見沢11:37→12:52旭川13:45→14:44中富良野→休憩→中富良野16:33→16:43富良野→休憩→富良野17:57→18:58滝川19:36→20:24岩見沢21:05→21:48札幌
☆8日目
札幌→石狩当別→札幌→千歳空港→関西空港→大阪
前回の続きです。
駅メモ北海道遠征 余市観光 北海道西部コンプリート - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
小樽観光はこちらから
関西発 青春18切符北海道遠征小樽観光 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
本日は札幌を拠点に富良野エリアを回ります。
駅メモ攻略 道央エリア
本日は取得できていない道央エリアの富良野線を取得します。富良野線の乗車計画は、札幌をスタートに考えるのではなく、宗谷本線とセットで考えるようにします。
稚内へのバスで滝川駅にチェックインした時に、富良野と旭川に向けてレーダーを飛ばしておくと、単に富良野線を往復するだけで道央エリアをコンプリートできます。
鉄道で回る場合は、旭川→富良野→滝川→旭川と巡るのが理想になります。前回の稚内遠征の時に旭川で連泊して網走方面に進んでいればと後悔しました。
※参考記事
網走観光 駅メモ北海道遠征 道東エリア - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
富良野線攻略は宗谷本線と絡めて旭川で二泊するような計画を立てるようとよいです。
宗谷本線に2022年3月に名寄駅近くに新駅ができるそうなので、日高本線取得時にでも寄るようにします。駅移転であれば良いのですが新駅として表示されるならば、北海道のコンプリートがしばらく先になりそうです。
※駅メモでは新駅ではなく、駅移転の扱いになりました。
函館本線 札幌〜旭川
富良野線は本数が無いうえに、札幌〜旭川区間を走る普通列車と上手く接続するのは一日数本。他の時間では途中の岩見沢や滝川で長い接続待ち時間が発生します。
旭川での接続が上手く行くように工程を組むと10時台札幌発の列車なので、今日の朝は、ゆっくり札幌駅からのスタート。
旭川方面に向かう列車はロングシート。旅行者のほとんどの人が特急を使うのか、乗客は地元民ばかり。昨日でオプション券の期限が切れたのでローカル列車で旭川まで。
札幌の郊外は街の再開発が始まり、数年後には大きなマンションやビジネスビルが立ち並び、景色が大きく変わりそうです。
岩見沢方面に進むに連れて段々と緑が多くなります。
岩見沢駅での待ち時間でトイレ休憩。岩見沢駅は綺麗な駅に改修されました。なにやら、駅舎が火事で燃えてしまったのだとか。
岩見沢駅には、ここはどこでしょう?的なクイズに使われそうな立派な馬のオブジェがあります。まるで、北斗の拳に出てくる黒王です。昔に岩見沢にあった ばんえい競馬の名残だそうな。
巨大な馬が荷車を引く姿が見れるばんえい競馬は今となっては帯広だけ。機会があれば見てみたいものです。
岩見沢〜旭川区間の車両は、ヘッド部分が立派な革張のクロスシートで座り心地は良かったです。
妹背牛駅。これも難読地名。北海道の地名はどこも読むのが難しい。
岩見沢駅から一時間半かけて旭川駅に到着しました。筆者は稚内行きのバスからレーダーで札沼線を取得しましたが、この区間でレーダーを飛ばせば、廃線区間の札沼線を取得することができます。
富良野線 旭川〜富良野
人生二度目の旭川。木目調の旭川駅は、いつみても大きな駅です。50分近く待ち時間がありますので昼食に。
北海道を旅した時には、何故か牛丼やハンバーガーのようなジャンクフードが食べたくなります。
本当は駅横のモスバーガーを食べたいけれど、北海道は美味しいものばかり。簡単に来れる地域ではないので、この機会に食べれるものを。
パパッと食べれる旭川名物といえば、旭川ラーメン。駅近くの梅光園に向かいます。
旭川ラーメンは、使っている醤油が違うのかコクのあるスープとちぢれ麺が合わさり美味しい。梅光園は新千歳空港にも店があるので違う店を探しても良いと思います。
取り急ぎ食べて戻った旭川駅の売店には、北海道の特産品が販売されていました。いくら記念にと言っても北海道の民芸品の木彫りの熊を買うには高すぎます。
そんな時はガチャガチャがオススメ。開けて見れば案外クオリティは良いです。しかし、シークレットに金色の熊とは、もはや木彫りでもありません。
それでもシークレットが欲しい。結局1500円ぐらい使ったので、小さな木彫りの熊ぐらいなら普通に買えました。ガチャガチャの良し悪しです。
富良野線 旭川〜富良野
富良野行きの列車はすでに止まっています。久しぶりに見た1両編成の列車は高校生の帰る時間と重なり満員状態。
この列車を逃せば次は3時間後。富良野線は元々一日に数本しかないのだから、もう1両ぐらい増やしてくれれば…………と思うのは筆者だけでしょうか。
高校生達は中間テストが近いのか、参考書を開いて一生懸命勉強しています。
「有効に通学時間を使って偉いなぁ〜」
なんて見ていても勉強は最初だけ。20分も経てば全員本を閉じて爆睡するか、スマホをイジッています。
富良野線の車内の一方では、
「熊が捕まらない」
「灯油のストーブを掃除してもらったら22000円かかった。」
なんて、都会で聞かない単語が飛び交い、この車窓の界隈ならではの会話が聞こえてきて面白くなってきます。
駅につくたびに富良野沿線の高校生が一人、また一人と列車から降りていきます。この畦道をどこまで歩くのでしょう。
眠っている高校生が美瑛駅で目覚めて一斉に下車していきます。車内に残ったのは18キッパーと地元民ばかり。美瑛からのゆったりしたのも束の間に終点手前の中富良野に到着。
ラベンダー畑は窓からでも見ることができるので先を急ぐならばそのまま富良野へ進んでください。中富良野駅手前にある夏場の臨時駅は通過するので忘れないように。
中富良野駅に到着下車して次の列車までの二時間でラベンダー畑見学。
中富良野 ラベンダー畑
富良野にある一番大きなラベンダー畑は車やバスの移動が必須。車窓から見える駅から一番近いラベンダー畑まで少し歩きます。
北海道の中でも、富良野はさらに寒いので、暖かくして行くようにしてください
線路を越えた山側の高台にある道路から見る景色は遠くまで見渡せてとても綺麗。
秋口の遠征でラベンダーの開花時期が過ぎていたので、まばらな花畑になっていました。
ラベンダーが一番咲いているのは7月頃で、9月初旬にもなると、ラベンダー畑ではなくマリーゴールドとサルビア畑になっていました。北海道の夏も終わろうとしています。
ラベンダーとサルビアは同じような紫の花でも、ラベンダーは香りが強く、サルビアは長く咲いている代わりに香りが少ないそうな。近くで見ても違いは分からず、遠くから見れば綺麗な花畑が広がります。
ラベンダー畑は2時間で少し時間が余るぐらい。次の富良野駅までの一駅を歩いて行くには遠すぎます。タクシーならば3000円ぐらいなのでかなり高いかな。富良野行きのバスは本数が少ないので当てにはできません。
北海道の中でも富良野は寒いので、暖かくして行くようにしてください。
旭川から同じ列車に乗っていた18キッパーも駅の待合室で列車を待っています。ラベンダー畑でも見かけたので札幌から日帰りで来ているのでしょうか。
鉄道旅主同士で話かけることはなくても、似たような気配を感じ取りチラチラお互い意識して、なんだか気まずい待合室。
列車の到着が救いの瞬間。ここぞとばかりに待合室を脱出して、次の富良野駅へ。
富良野は女性18キッパーの一人旅が多かったように思います。
「青春18きっぷを使うのは、鉄道好きの中年おじさんぐらいでしょ?」
と思うかもしれませんが若い男女も使用しています。鉄道旅が若い世代の男女にも浸透しているのを見ると何故かホッとします。
富良野駅前散策
中富良野から一駅先の富良野駅に到着しました。北の国からの舞台で有名な富良野駅は山の中にあるような駅を想像していましたが、実際は駅前にロータリーがあって郊外にあるような普通の駅。
他の18キッパー達は、
札幌→旭川→富良野→札幌
の予定を立てたのか、急ぎ足で根室本線のホームに向かい札幌へ戻りました。
筆者の予定は富良野で晩御飯。駅から道なりに真っ直ぐ富良野マルシェに向かいます。
途中には雪国特有のベンチは隙間が開いていようが、雪が積もれば濡れて座ることができないように思いますが…………。
富良野のご当地グルメといえば、地産地消の富良野カレーと富良野産小麦を使ったホッケバーガーが有名です。
今日の晩御飯は富良野カレー。
カレーとセットの富良野牛乳は牛から直接飲んでいる気分になるくらい濃厚なのだとか。富良野カレーは野菜がとても美味しくて飲み物のように食べることができました。おかげで予定よりも一本早い列車に乗れそうです。
富良野カレーを食べるのに時間はかかりません。富良野マルシェ散策と晩御飯を食べるのに2時間あれば充分かと思います。
カレーの店が並んでいればホッケバーガーを持ち帰るぐらいで考えておきましょう。
晩御飯の後は富良野から根室本線に乗って札幌に戻ります。時間他によっては、富良野〜滝川区間の本数が少ないので旭川回りの方が早いこともあります。
富良野に来た時には、全方向に向けてレーダーを飛ばしておきます。これで、どこからレーダーを飛ばしても富良野エリアをコンプリートできるはずです。
根室本線 富良野〜滝川〜札幌
富良野発のキハ車両は滝川に向けて、山間の畑の中をゆっくりと抜けて行きます。
日が落ちて辺りは真っ暗。見えるのは駅の電灯ぐらいで、中には電灯すらない駅も………。
日が落ちた後は景色も見えず、ひたすらポチポチ。新駅を取得した後はグッスリお休みの時間。そんな駅メモerは決まっているかのように終点のアナウンスで飛び起きます。
滝川駅で岩見沢行きの列車到着まで長い待ち時間。かつてはここから、日本一早い終電のある有名な新十津川駅に歩いて向かったのだそうな。
乗り換え待ちの人も多いためか、待合室は広々としています。
夜の北海道は暖房が聞いた待合室でも少し寒いぐらい。帰りが遅くなる時も暖かい格好で。北海道なのにコーンスープがない。北海道なのに。トウモロコシ……関西にですらラインナップにあるはずなのに………。
岩見沢行きの列車は観光列車のような列車が来ました。こちらの車両もキハ列車の改造車両です。改装されていますが、さっきまで乗っていたキハ40と同じ車両で、見た目が変わるだけで印象がガラリと変わります。
辺りは真っ暗なので、景色は見えず岩見沢までゆっくり眠ります。秋口でも北海道の夜は冷え込みます。暖かい格好で行ってください。
次の乗り換え駅の岩見沢駅も長い待ち時間。駅舎は新しくトイレもきれいなのですが、ここでもコーンスープがない。北海道なのに。ここまでこれば冷たいコーンスープでもいいから置いていてほしい。
駅ナカにセブンイレブンがあるものの、ここでの待ち時間は退屈でした。富良野からの札幌へ帰る時は接続待ちの少ない、20時台の富良野発列車が理想です。
ようやく、本日最後の列車が来ました。巨大な馬の像ともお別れ。
ロングシートですが、この時間では景色は見えず、車内は貸し切り状態なのでロングシートでもどうということはありません。辛いといえば、扉が開くたびに入る冷たい風ぐらい。帰りが夜遅くなる時には暖かい格好を。
札幌駅に到着しました。本日で東日本パスを使い切りました。明日は帰りの飛行機の時間まで札幌を散策します。本日はこれにて終了。明日へ続きます。
駅メモ 札幌散策 北海道遠征最終日 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
♯128
今回の遠征で道央エリアをコンプリートすることができました。
普段出会う男性18キッパーならば中富良野で下車せずに富良野駅まで行って、そのまま帯広に抜けるか、札幌まで帰ると思われます。富良野線は女性の一人旅の18キッパーが多かったように思います。
男性は如何に多くを回るか。女性は目的の観光をするかで、男性と女性で18切符の楽しみ方も違うものだと感じました。
富良野は札幌からの日帰り18切符旅には丁度良いかと思います。札幌の旭川方面の始発に乗れば、9時頃に旭川に到着します。4時間もあれば旭山動物園や旭川駅前散策もできると思います。
14時頃まで旭川を散策して富良野線に乗車。最終は富良野を20時頃に出れば、23時過ぎに札幌に到着するので、富良野エリアでも4〜5時間は遊べます。
今回のルートはしっかりと観光の時間も取れる札幌発の日帰り青春18切符旅の理想的なルートです。
駅メモ攻略中盤編の目次はこちら。