関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

大阪発 駅メモ攻略 駅メモ全駅、全鉄道路線制覇を目指して、青春18切符や高速バスを含めて移動記録をのんびり更新していきます。攻略情報ではないので参考程度に考えていただければありがたいです。

信州鉄道旅 飯山線

青春18きっぷ 信州鉄道旅①-②

今回のコース


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☆1日目

東京7:55→9:31宇都宮9:34→10:19日光→休憩→13:10日光→13:50宇都宮→休憩→宇都宮→小山→足利フラワーパーク→休憩→足利フラワーパーク→高崎

★2日目

(東京6:20)→高崎8:23→9:30水上9:44→10:52六日町10:57→11:12十日町11:50→森宮野原→14:32長野→休憩→長野→松本

(東京→高崎10:25→11:29水上11:40→12:36六日町12:44→12:58十日町13:40→15:01戸狩野沢温泉15:39→16:49長野→休憩→長野→松本)

☆3日目

松本→信濃大町→南小谷→松本→中津川→名古屋→米原→大阪

前回の続きです。

上越線鉄道旅 青春18きっぷ - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

高崎から上越線を経由して十日町に到着しました。ここから、長野を観光して本日の宿泊地の松本へ向かいます。

 

駅メモ 長野県攻略

長野県で詰まるところが、飯山線、大糸線、小海線になります。どれも長距離ローカル路線で乗車しなければなりません。

 

飯山線は今回の遠征のように上越線とセットで考えると良いです。

大糸線は糸魚川から先の日本海側が全て第三セクターのため、青春18きっぷが使えません。交通費を節約できるように富山地鉄と合わせて考えます。

小海線は上田市の沿線が私鉄になります。18きっぷよりも私鉄に乗車できるJR東日本の休日パスでの乗車を考える方がよいです。

※参考記事

関東週末パス遠征コース③-①小海線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

筆者の遠征の反省点として、休日パスを使って大糸線の乗車予定をたてるならば、松本で終わるのではなく、信濃大町で宿泊して翌日に青春18きっぷを使って富山回りで大阪に帰るプランを立てれば良かったように思います。

 

駅メモ 飯山線

十日町駅から飯山線に入ります。今回は除雪作業で予定していた長野行きの列車は、途中の森宮野原止まり。

冬場の飯山線は森宮野原〜戸狩野沢温泉区間は大雪や除雪作業でよく運休になります。飯山線自体が大雪で運休になることも多々ありますが…………。


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この雪ならば仕方がないような気がします。長野の到着予定が14:30から17時前に遅れます。冬場にハードスケジュールで工程を組むと列車遅延で辿り着けないことがあるので、冬場に積雪地帯を遠征する際には、余裕を持った工程を組んでおきましょう。

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さて、十日町駅前散策か森宮野原まで向かうか。駅員さんに聞いた所、駅近くで食べれそうなのは、へぎ蕎麦ぐらいとのこと。道の駅も少し遠いので、森宮野原までいったん向かうことにします。


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途中で止まるとあって車内はガラガラ。出発した後は、北越急行に向けてレーダーを飛ばします。残りは直江津方向からレーダーでコンプリートできます。


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列車は雪景色を進みます。


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一面の雪景色。関西近郊ではのここまでの真っ白な景色は見ることはありません。


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飯山線は千曲川に沿って走ります。透き通る川に、白い大地に、照りつける太陽。温かいような寒いような。この景色はローカル路線でしか見れません。

車内の18キッパーのおじさんは、この景色をアテに缶ビール片手に物思いにふけっているよう。

雪の華

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除雪作業の車両、

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車内は日差しで暑いぐらい。さすがに雪景色ばかりで飽きてきます。物思いにふけっていたおじさんは、お酒が入って気持ちよさそうに熟睡中。


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景色に飽き始めた頃に森宮野原駅に到着しました。

 

森宮野原駅前散策

除雪作業のため森宮野原駅で足止めです。森宮野原駅はすれ違い駅になるので、多少の待ち時間がありますので駅舎を見るぐらいならばできます。

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多くのブログに乗っている、積雪量のモニュメント。途中下車するので反対側から撮りにいきます。


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ここで2時間の待ち時間ができました。バスを調べましたが、戸狩野沢温泉方面に向かう道はありません。除雪区間をタクシーで越えようにも、10000円近くかかります。というよりそもそもタクシー等通りません。

テレビのバス旅のようにうまく行かないものです。


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森宮野原駅には駅中食堂が併設されていてうどんを販売していました。蕎麦はなかったような…

 

駅前の売店では、お菓子やらパンやら。自動販売機は何故か小銭を受け取ってくれません。現場作業員の方によると、小銭の入れ方にコツがいるそうで。


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森宮野原駅の見どころといえば、最高積雪の柱。家が埋まる程の高さです。

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森宮野原駅で二時間半近く待つことになります。国道沿いを歩いて10分程にある道の駅に向かうことにします。

地面から水が出ています。歩くのは、雪の上か、氷の上か、水たまりの上か。この三択ならば、雪の上。

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小学生のようにジャリジャリと雪を踏みながら歩きます。それでも靴下とズボンの裾はビチャビチャに。

雪下ろしをしている人、大きな氷柱。

これはなかなか大変そうです。


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歩道の抜け道。左右を見ればもはや雪の壁です。ここまで雪が積もるのかと。

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絶対に凍っていそうな橋の歩道。滑らないように気をつけて。普通のスニーカーなので、滑る滑る。道路横に道の駅が見えてきました。結構な台数の車が止まっています。

ヒッチハイクでもできれば良いですが、そんな勇気はないな………。

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ここでいったん休憩。この食堂はオーソドックスなメニューが多く、信州ポークを使ったメニューだけが少し高めな値段設定でした。とりあえず普通にカツカレーを注文。

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スキー場で食べるようなカレーでとても美味しかった。なんの変哲もないカツカレーですが、雪の中で食べるカレーはとても美味しく感じます。

森宮野原駅のある栄村はトマトか有名でトマトジュースカレーが名産品だそう。トマトではなく、トマトジュースというのがミソなんだそうな。

他の長野の駅では見かけなかったので、ここでしか買えないと思います。見かけたならば買って食べてみて欲しいです。筆者は買いそびれてしまいました。

少し遅い昼食を食べてゆっくりしたあとで、

戸狩野沢温泉行き列車に乗ります、

 

飯山線 森宮野原〜長野

森宮野原駅は列車のすれ違い駅になっていて、上り下りのどちらとも停車時間があるようです。降りてきた18キッパーが積雪の記念碑を写真を撮りに降りてきます。通りで、ブログによく載っているわけです。


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十日町へ向かう車両は混みあっていましたが、長野方面への列車はさほど混んでおらずクロスシートを確保できました。上りも下り飯山線の乗客は18キッパーばかり。

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ここからも雪景色が続きます。上越線の風景は雪国の町並みの風景に対して、飯山線は雪と自然溢れる風景。まだまだ千曲川に沿って進みます。

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途中には雪かきしている家が、雪飛沫をあげています。


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除雪仕立ての線路。


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戸狩野沢温泉に到着しました。除雪による運休がなければ直通だったのですが、ここで30分の待ち時間。

多くのローカル路線では乗換無でスムーズに行くダイヤと待ち時間が発生するダイヤと交互に組まれています。できる限り、乗換待ち時間無しでいける時間の列車に乗りたいものです。


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ここから先は斑尾高原スキー場に行った時のバスで一部取得しています。新潟方面へのバスは大阪からであれば北陸に沿って、名古屋発であれば飯山線に沿って進むことになるはずです。名古屋からのバス移動も選択肢の一つにしても良いかもしれません。


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駅前には特に、お店はありませんでした。外に出るとやっぱり寒い。コーヒーでも買って列車に戻ります。

 

 

長野行きの列車も同じ型の車両です。

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飯山を過ぎたあたりで駅メモの時間。飯山線からレーダーで長野電鉄の湯田中、須坂が届きますので、バスを使わずとも長野電鉄は乗車不要。

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豊野から越後ときめき鉄道に続く北しなの線に向けてレーダーを飛ばしたところ、牟礼駅までが限界でした。残りは直江津から届けば良いですが、もしかしたら上越妙高〜妙高高原付近まで往復しなければなりません。

 

並行する長野電鉄をレーダーとポチポチしながら長野駅に到着。このまま大月行きの電車に乗れば、日帰りで東京に戻ることができますので 

東京発青春18きっぷ 駅メモ信州日帰り

が可能です。


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なかなか来れない長野市内なので、ここでいったん休憩。除雪のため時間がずれ込んでしまい少しの時間になりましたが長野駅前を散策します。

 

長野駅前散策 善光寺

飯山線の除雪作業による運休がなければ14時半に到着して遅めのランチの後、長野駅前を散策する予定でしたが、17時前になりましたのでそこそこに。

 

長野駅で下車するならば、篠ノ井線 篠ノ井駅と飯山線の豊野の間の区間にある長野駅は第三セクター路線になるため乗越精算が必要です。精算場所に並ぶ長蛇の列の列の人たちは全員18キッパー。

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ようやく、精算を終えて改札の外へ。善光寺に行く前に少し早い夕食を。

長野といえば信州そば。上田で食べた胡桃そばの味が忘れられず長野駅ビル内の草笛に入りました。

信州で頼むお蕎麦は並盛でも大盛ぐらいありますので、注意してください。


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善光寺周辺にも蕎麦の老舗があるはずです。好みのお蕎麦を探してみて下さい。信州の冬場では早く閉める店もありますのでよくチェックを。

長野駅の見どころといえば、駅前のドン・キホーテのモニター。横断歩道手前が映ります。スクリーンデビューをしたいならば長野駅で。

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善光寺行きのバスは一番乗り場から。割と遅い時間までバスは走っています。

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通り道はライトアップされていました。長野駅から道をまっすぐ歩いて15分ぐらいだそうなので、時間があれば歩いても楽しそう。

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善光寺周辺はすでに真っ暗。そびえ立つ大門は明るいうちに見たかった。大門付近でドラクエウォークのお土産を取得できました。

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暗くなっても若いカップルから友人同士から地元の人々がお参りに来ています。

ずっと一緒に〜

なんて、祈っていそうです。

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昼間ならば仲見世もあいているのでさぞ楽しめると思います。遅くなってしまったので、丁度シャッターを締め始めているお店ばかりなので長野駅に戻り、本日の宿泊予定の松本へ向かいます。

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篠ノ井線 長野〜松本

篠ノ井駅から松本までの篠ノ井線は以前の休日パスの旅で取得済みです。

※参考記事

長野県鉄道旅③-③週末パス駅メモ遠征 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

到着した列車はクロスシート。長いものでは大月行きの列車もあります。筆者は本日は松本泊まり。それでも一時間近くかかります。

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長野駅から青春18きっぷで東京に戻るならば終電は18時過ぎになります。日帰りで上越線経由は少しハードな工程ですが、屈強な駅メモerなら余裕でしょう。

 

並行する残りの長野電鉄をレーダーで取得しておきます。飯山線は難関路線なので取りこぼしのないように。

篠ノ井線の姨捨駅は日本三大車窓の一つが見える路線として知られていて、駅を発車してから10分程度で、街並みを見下ろせる高台を通るようになります。


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この位置からでも綺麗な景色が見えますが、話題の景観ポイントはまだまだ先です。車両基地が見えたあたりでスイッチバックして姨捨駅に到着。

一部の列車では姨捨駅で停車時間が設けられています。ただのすれ違い列車の待ち時間とはいえ嬉しいサービスです。

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夜景はもちろんのこと、昼間でも山に囲まれた田畑の混じった集落の風景がかなり美しい。時間帯や季節で見える景色が変わるのが、鉄道旅の楽しい所でもあります。

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ホームに出てはしゃぎながら写真を取るのは18キッパーか筆者のような駅メモerぐらい。他の乗客達は温かい車内でスマホか本を読見ながら早く出発しないかと進行方向をチラチラと。ここから先の棚田と長野盆地の絶景が広がる姨捨駅をすぎれば、トンネルを抜けて山を下り松本駅に到着します。

 

松本駅は冬場はやはり寒い。雪がないので、身体の芯まで冷える寒さです。この寒さのためか、駅前は人があまりいません。


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松本駅周辺は何度か歩いていますが、居酒屋が多かったように思います。遠征途中についつい食べたくなるのがファーストフード。

 

松本のモスバーガーはクラムチャウダーもハンバーガーもアツアツで美味しかった。大阪のモスバーガーはもう少し微温いような気がします。今回の遠征で一番信州を感じた食べ物かもしれません。

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明日は少し寄り道してから大阪に戻ります。

明日へ続きます。

大糸線鉄道旅 駅メモ攻略 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

♯133

 

信州についてはもう少し上手なやり方があったように思います。前回の東日本パスの旅で終点を松本にして中央線で帰るのではなく、信濃大町まで行って大糸線で富山経由で帰れば中央西線の重複を避けることができました。松本駅からでは、朝一の大糸線の列車に乗っても糸魚川まで上手く接続しません。

 

とはいえ、冬場にハードスケジュールで工程を組むと列車遅延で帰れない可能性が大いにありますので、冬の雪景色をみる鉄道旅の予定を立てるならば工程に余裕を持たせましょう。