関西発 駅メモ関東遠征①-②
今回のコース
横浜→(根岸)→大船→茅ヶ崎→橋本→東神奈川→川崎→立川→拝島→高麗川→倉賀野→大宮→(埼京線)→山手線
(所要時間 約8時間)
夜行バスで横浜に到着しました。横浜から大回りして東京に向かいます。
前回の続きです。
関東私鉄遠征 京急三浦半島 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
夜行バスが早く横浜に着いたので三浦半島を攻略しました。
関東大回り 関東西部
今回の関東西部のルートだけで約8時間。関東の大回りは想像以上に時間がかかります。
今までの遠征で関東の東部エリアや両毛線を取得できていますが、それでも一日で関東全域の大回りは完了せず、日を跨ぐことになります。
そのため横浜東京区間の交通費がかかりますが、重複が少なくなるように横浜からスタートして東京に向かい一泊しました。
横浜を大回りのスタート地点にすれば、相模線から横浜線で戻る際に橋本〜八王子区間をレーダー取得すればよく、その後に東神奈川駅で川崎方面に向かえば、南西部の大回りが一回で完了するメリットがあります。
140円で回る鉄道ロマンの関東最長大回り乗車は他の方が面白いブログを書いています。
さすがプロの作家さん。どの記事も面白い。
関東遠征
大阪から夜行バスに乗って、横浜駅に到着しました。このまま大回り乗車に入るところですが、朝6時に横浜駅に到着しましたので、京急線で三浦半島を取得して来ました。京急線の三浦半島鉄道旅はこちらから。
※参考記事
関東私鉄遠征 京急三浦半島 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
今回は久里浜までを往復するだけになりました。横須賀、鎌倉、江ノ島エリアは有名な観光地になりますので、そのうちゆっくり一日かけてまわります。
大回りの西端部分の相模線に乗るため根岸線を使って茅ヶ崎駅に向かいます。東海道線は大阪〜東京区間への移動時に何度も通る路線なので後回しでも問題ありません。
横浜の中心街の桜木町。通勤客がこぞって降りるので、ここから電車が空いてきます。
ガソリンの貨物列車が見える駅で暫くの停車時間。
どこの駅だったかカラフルな家並みが。新幹線から見える車窓を間近に見れるのが在来線。
根岸線から届く横浜市営地下鉄はグリーンラインとブルーラインのニ種類。一日券が安く販売されていますので計画に合わせてレーダーを。根岸線自体が苦労する路線ではないので、再履修の時に取得してもよいと思います。
根岸線の終点の大船駅は、かなり大きな駅で関東のターミナル駅はどこも改札内のショップが充実しています。
大船駅で乗換えて二駅先の茅ヶ崎駅へ。ここで相模線に乗り換えます。
相模線
茅ヶ崎はサザンオールスターズの聖地。発車メロディーがサザンの曲になっています。鎌倉や湘南を回る時は、ゆっくり音楽でも聞きながら。
茅ヶ崎駅から八王子に向けて橋本駅まで向かいます。大回りの一番外側の路線は本数が一時間に二本程度。茅ヶ崎発の相模線に合わせてます。ここが大回りで待ち時間が発生しうる第一関門。
相模線は郊外を走ります。駅間隔が丁度よくて駅メモと一緒に景色も楽しめます。鉄道旅はこうありたいものです。
秩父山に続く一本道が、なかなか素敵。
途中には富士山も見えます。綺麗に見えるのは川の景色が抜ける一瞬だけ。逃せば遠くの方にチラッと見えるぐらい。
海老名付近では相鉄に向けてレーダーを使用します。夜行バスの乗車時に海老名SAで休憩するので、取得できているかと思います。海老名を超えれば、線路から見下ろす一軒家郡。
橋本駅では八王子に向けてレーダーを。射程+12もあれば八王子まで届きます。
このまま、横浜線に乗り換えます。
この先の横浜線の周りには、私鉄沿線が多く走っています。レーダーの使用については夜行バスや新幹線、小田急本線の乗車時にどこまで取得できているかどうかによって変わってきます。
横浜線
横浜線では横浜市営地下鉄や東急、相鉄が射程圏内になります。夜行バスと小田急線でどこまで取得できているかで使用箇所がかわります。④と⑤を隔てる横浜線の乗車時はレーダーを使う部分を計画的に。
小田急江ノ島線と相鉄はJRの在来線からレーダーが届きません。
夜行バスや新幹線で④のエリアに入った時にレーダーを飛ばしまくっておくと、多少楽になるような気がします。その場合の小田原と新宿を結ぶ小田急線は、駅数も多く付近の路線駅にもチェックインできるので、小田原〜新宿まで乗り通した方が良い路線になりますのでスルーで問題ありません。
残る未取得の路線が小田急江ノ島線、相鉄、東急、横浜地下鉄になります。④エリアは一回でのコンプリートするような計画は難しいと思いますので、横浜線は何度か乗るつもりで乗車していきます。
横浜線の駅は相模線と違って、ちゃんと駅ホームがあります。
小田急の時にも思いましたが、路線横は壁で挟まれています。掘り下げて作られた部分の線路は登ったり降りたりと高低差が激しいこと。
横浜線で悩ましくなるのがレーダーの使用有無。④の部分は東急、相鉄、小田急がメイン路線になります。
この3つの路線と東京か横浜観光を絡めて一回の遠征計画をたてても良い気がします。
横浜線は横浜まで行くと大回り違反になりますので、手前の東神奈川でまた乗換。昼ごはんにするならばここで途中下車。東神奈川は横浜周辺でもラーメン激戦区なんだそう。
横浜といえば家系ラーメン。ここならばまだ3時間近く乗っていても運賃は140円です。
よくよく考えれば横浜到着直後の6時半から大回りを始めると9時頃に東神奈川に到着します。ここから京急に乗って久里浜や横須賀に向かえば、鮪ランチやら公園見学にと横須賀散策を満喫できました。
筆者の失敗が夜行バスで横浜発遠征時の参考になればと思います。計画の甘さに後悔こそしましたが、大回り乗車はまだまだ続きます。
南武線
東神奈川駅から数駅先の川崎駅まで少し移動して南部線に乗り換えます。
横浜〜品川(川崎)区間は、同じ品川に向かうにも関わらず、途中の停車駅の異なる数本の路線があります。
関東近辺の路線は本当にややこしいのですが、どの行き先であっても川崎には止まります。上手く乗り分けれればレーダーを無駄にしなくても済むかもしれません。
川崎から立川駅に向けて南武線に乗車します。以前に乗車したことがありますが、関東遠征での乗車重複は仕方がありません。
※参考記事
千葉遠征 武蔵野線大回り - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
南部線は変わらず年季の入った路線というかなんというか。基本的に関東の路線は混んでいますのであまり車窓の写真を取ることができません。
また、快速に乗れば通過駅や周辺駅にもチェックインするので、カメラに切り替えてる間に通り過ぎて………なんてことも。
ただただひたすらポチポチしながら、立川駅に到着しました。
立川駅 立川エキュート
立川駅から先の八高線は関東地方のローカル路線で、高麗川から先が1時間に一本になります。立川駅の改札内にはエキュート立川という商業施設があります。上手く時間調整して、ここでしっかり食べておきましょう。
今回予定にしていたお店が蟹チャーハンの店。少し前までは大阪駅にもありましたが、今は改装中で営業していません。改装が終わればまた戻ってくれればいいけれど。
ここのチャーハンはパラパラで餡掛けと絡んでとても美味しい。正直な所、蟹はなくても良いぐらいに本格的なチャーハンです。立川駅には他にも焼きそば専門店やワンタン麺の店がありました。
どれも回転率の良さそうな店ばかりなので、食事にはそんなに時間もかからないと思います。立川駅は関東の大回り乗車民にはありがたい限りです。西口の改札部分と東口の改札部分が中で繋がっていないので、調べた店がなくても焦らないように。
昼食を食べ終えて拝島駅に向かいます。
八高線
拝島から高麗川まで30分に一本。先の高麗川から先が1時間に一本になります。改札を出ることができない高麗川駅での列車待ちはかなり辛いものになるので、拝島駅で時刻表を見ながら時間調整を。ここが大回りの待ち時間の発生しうる第二の関門になります。
乗継列車の時間が合わなければ、拝島駅構内のミスタードーナツでコーヒーでも飲んで軽く休憩を。立川駅でご飯を食べそこねたならば、吉野家や立ち食いそば屋もありました。
八高線では関東の駅メモerはすでに乗っているのでしょうか、駅メモerはほとんどいません。
関東の駅メモerは駅メモを始めた直後に、きっと房総半島一周か山手線一周はした次に、相模線、八高線、両毛線、水戸線あたりを回っているのではなかろうか。八高線は駅メモ初中級者の路線と考えます。
田舎の風景を走る八高線ではゆっくりポチポチしながら郊外を走り抜けていきます。駅間が長いので、ここまでの路線のように焦る必要もありません。
高麗川駅で乗り換え。高麗川からの列車は川越行きの列車がほとんど。高麗川まではそんなに苦労しません。駅員さんも乗客を見るだけで大回り乗車かどうかぐらいはわかるだろうなと思いながら、写真をパシャパシャと。
川越線レーダーを取得するならば、八高線と大宮の双方向からレーダーを使用してコンプリートできます。
高麗川から先は関東を走る数少ないクロスシート路線。途中駅はどうやって切符をチェックするかわからない駅ばかり。そんな駅を見ながらゆっくりポチポチと。
高麗川から先も変わらず、より自然溢れる風景に。
高崎手前の倉賀野駅に到着。高崎線も東海道線や中央線同様に、関東遠征時に何度か乗ることになるので後回しでも構いません。両毛線がまだならばこのまま高崎まで行って両毛線に乗換ましょう。
高崎線で大宮に向かうならば、高崎まで行った場合に大回り違反になるので注意してください。
高崎線 倉賀野〜大宮
倉賀野から大宮方面へ。なかなか列車が来ません。ここが待ち時間が発生する第三の関門。高崎線の〜ラインも先頭車両、後方車両に一部クロスシートが設置されていますので、先頭か最後方の車両立ち位置に。
高崎発の列車はまだそれほど混んでもいません。倉賀野からでもほぼ座れると思います。
すでに両毛線は取得済みです。高崎線では①の部分と秩父鉄道をレーダーで取得していきます。ただし両毛線からでも東武佐野線の川俣駅だけはレーダーが届きません。
※参考記事
青春18きっぷ 栃木観光 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
高崎線では常時射程MAXにしておいて、①部分の新駅が見えればレーダーを。合わせて南側の秩父鉄道も取得しておきます。
その気になれば南側を走る東武鉄道もコンプリートできますが、秩父エリアがレーダー射程外になるので秩父には行かなければならず、西武鉄道と合わせて東武東上線は乗ってしまう方が早いです。
川を超えて埼玉県に入ります。朝から電車に乗り続けていますのでさすがに疲れも出てきます。
大宮駅に到着。
もう少し大回りを続けるのであれば、大宮から小山に向かい、水戸線に乗換えて常磐線で上野、赤羽を経由して埼京線に乗換えれば、ほとんどのJR路線を取得できます。この場合の所要時間が八時間に足して二時間半ぐらい。
水戸線や真岡鐵道は宇都宮のライトモノレールが開通するようなのでその時に。
埼京線
大宮駅で埼京線に乗換。大宮駅も駅中ショップがたくさん。なかでも目を引いたのが大宮横丁。
大宮横丁には、各地域のローカルグルメを提供する大きな飲食店になります。
大宮横丁は各地域のご当地グルメのメニューがメニューが盛りだくさん。九州〜北海道までのローカルご飯があります。わざわざ行かなくても、大宮駅で済ますことができます。
https://saitamawalker.com/gourmetcoat/
値段が気持ち高いように思いますが、手が出ない価格帯ではありません。喫茶メニューもありますので一服休憩にはもってこい。昔はBECK'Scoffeeでもできましたが、今ではJR東恐らく大宮横丁以外は一服できません。途中休憩するならば、大宮駅が一番オススメ。
大宮から山手線に向かう路線が、埼京線、新宿ライン、東京ラインと同じ三本。しかも行き先が列車によって違います。関東のJRはこれがややこしい。
埼京線に乗ると田端駅から山手線に入り、車内が混んできます。
今回乗車した列車は新木場行き。東京メトロの駅ですが、大阪難波の近鉄と阪神電車のように違う会社でも乗り入れがなされています。ここも関西と違うところで、複数の鉄道会社でも乗り換えがいりません。
山手線の品川駅で、川崎方面に戻れば大回りになります。この場合の運賃は300円ぐらい。
明日は西武鉄道と秩父鉄道に乗車予定にしていますので東京付近で一泊します。ホテル料金だけを見ればオススメは蒲田エリア、人形町〜両国エリア、浜松町周辺の海岸エリアが割と安いように思いました。
本日はこれにて終了。明日へ続きます。
関東私鉄攻略 埼玉県鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
♯137
夜行バスで関東に向かうならば、東京まで行くよりも横浜で下車するのが良いです。
横浜からの場合、
横浜→茅ヶ崎→(相模線)→橋本→(横浜線)→東神奈川
と横浜の隣の駅の東神奈川への大回りで、そのまま東京方面に向けてつなぐことができます。東京で降りた場合は、横浜や東神奈川が重複するので大回りにならず、相模線と横浜線で関東南西部を二周せねばなりません。
時間短縮の経費として、大阪東京区間の運賃の500円ぐらいは必要かと考えます。関西から夜行バスに乗るのであれば、東京から横浜に戻るよりも横浜をバスの降車地にしてスタートする方が楽なはずです。
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