関西発 駅メモ関東遠征②-①
今回のコース
西武新宿→所沢→飯能→西武秩父→休憩→花畑駅→寄居→川越→休憩→川越→池袋
(おまけ)
西武池袋→所沢→東村山→玉川上水→たまプラーザ→京王新宿
前回の続きです。
横浜発 関東大回り鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
先日は横浜から大回りをしながら東京で一泊しました。本日は埼玉県の私鉄沿線をコンプリートします。
駅メモ 関東私鉄攻略
中央線と高崎線、八高線に囲まれた③の部分の埼玉県の私鉄に乗車します。
③部分を拡大すると下図の通り。
この区間をコンプリートするためには、秩父に行く必要があります。西武秩父と寄居駅からレーダーを秩父鉄道に飛ばせばコンプリートできます。ただ、あえて一日券の取り扱いがない西武鉄道や東武鉄道を折り返すメリットもないことから、両方乗ってしまいます。
今回は③エリアのコンプリートを目指して、西武鉄道、秩父鉄道、東武鉄道に乗車しながら埼玉県を観光します。
新宿駅 乗換 西武鉄道
大阪から東京へ向かう夜行バスは、東京、新宿、池袋に到着します。どの行き先のバスに乗っても15分もあれば新宿に到着します。
本日は西武鉄道のある新宿からのスタートです。新宿駅はとても大きく、初めてならば必ずと言っていいほど迷います。ここは何処で何処に向いて歩いているのやら。
西部新宿があるのは新宿の北口側で、ライオンと飛び出す猫で話題になった電子看板が目印。
ここから開店前の道を抜けて、
スマホの位置情報が狂っていればもう迷子確定。自分がどこにいるかもわかりません。通りすがりの人に駅の場所を聞きながらようやく本日スタート地点の西武新宿駅に到着。
東京の人は〜なんて言うけれど道行く東京の人はみんな優しく教えてくれました。
新宿で乗り換える時は必ず余分に時間を見ておきましょう。土地勘がない人はほぼ確実に迷います。筆者自身、方向感覚は良い方だと思っていますが、それでも新宿はどっちを向いているかすらわからなくなります。これに地下、地上と立体的になるので、なおのことわかりません。
出勤途中のサラリーマンに紛れて西武鉄道へ。西武鉄道に乗る場合、関西の金券ショップでも一回券が400〜500円ぐらいで販売されていますので、秩父に行く時には利用しましょう。
新宿の改札を出てから西部新宿駅まて20〜30分ぐらいかかりました。迷わず行けば10分ぐらいで行けたのでしょうか……………。
西部新宿線
ようやく駅メモ開始。西部新宿から新所沢行きの特急に乗ります。
西武鉄道は通常の特急ならば特別料金はかかりません。一部ダイヤに拝島ライナーとstrainという有料列車が走っていて、この有料列車のみがクロスシートになっています。その他はもちろんロングシート。これがクロスシートに変わります。
乗車券だけで乗れるクロスシートが珍しいのか、関西の阪神電車と京阪電車はありがたい限り。
西武鉄道は都会のビル群を抜けていきます。もちろん座席には座らずドア付近が基本ですが西部新宿からの朝の下り線は随分空いています。
駅メモの地図がアップデートされて、分かりやすくなったのやら、分かりにくくなったのら…………とりあえず見える新駅をポチポチとしていきます。レーダーの使用箇所といえば東京メトロぐらいですが、中央線から取得すれば良いです。
少し進めば都会の住宅街の景色に変わり、西部沿線は住みやすそうな雰囲気がします。
小平では国分寺方面に向けてレーダーを。西武球場駅近辺もレーダーで全て取得できますが、ドラクエウォークのお土産スポットになっているので、池袋線乗車時にでも取りに行きます。
所沢駅で西武池袋線に乗換えて秩父を目指します。ここでは本川越方面に向けてレーダーを飛ばすのを忘れずに。
池袋〜所沢は高崎線からレーダーで取れそうな気がしますが、路線の駅が30駅近くあるので乗ってしまう方が早いと思います。秩父遠征の後に西部池袋と多摩モノレールと京王線を回って新宿に戻る予定を立てました。
西部鉄道 飯能線(所沢〜飯能)
所沢駅で秩父方面に向かう飯能駅行きに乗換えます。
ここからももちろん特急に。やってきた車両は西武ライオンズラッピング。
埼玉県の主要駅付近には高層ビルがそびえ立っています。都市の規模は大阪と埼玉県の中心都市が同じくらいの規模のように思いました。
暫く先の車両基地には西武電車の象徴のような黄色い電車。
さらに山側に向かえば自然溢れる風景に。
山を登るにつれて民家を見下ろすようになった頃、ようやく飯能駅に到着しました。
西武鉄道 飯能〜西武秩父
飯能駅はあまり聞き馴染みがありませんが、ムーミンパークのある街です。改札を出れないのが辛いところですが、コンビニが改札内にあるので買い出しには困らないと思います。
他の色々なキャラクターに比べて負けず劣らず可愛らしく、ムーミンパークはもっと人気がでても良さそうな気がします。
飯能駅の階段もここはどこでしょう。的な
秩父行きの列車では、芦ケ久保にある氷柱地域を見に行く鉄道好きそうなファミリーが隣に。珍しくお母さんが鉄道好きな様子。この列車のシートは黄色の電車に比べて跳ねが良いのだとか。
………………わからん。
西武秩父までの区間は、山を降りる上り列車とすれ違いや特急の通過の待ち時間が毎駅で発生します。
待ち時間の間にホームに出てみたり。確か7.8分あったような。追い抜かれた有料列車にはほとんど乗客はいませんでした。多少時間はかかりますが、通常列車でも充分です。
かなりの山の勾配をくねくねと曲がりながら登っていきます。
雪が見え始める芦ケ久保駅は、鉄道で秩父三大氷柱に行ける唯一の駅だそうな。そんなこともあって多くの乗客が降りて行きました。
氷柱後を観たあとに秩父でお昼御飯と温泉が理想の旅行プランです。秩父を観光するならば一泊はほしいところ。
ですが、駅メモerにはそんな時間はありません。
駅メモの駅ノートによると進行方向の左側に、一瞬氷柱が見えるそうです。駅ノートはダジャレばかりでほとんど役に立ちませんが、たまに美味しい名物や有益な情報を載せてくれています。
何気ない駅にも興味を惹かれる名所や名産が書いてあったりしますので、遠征前に参考にしています。投稿主に感謝しています。
残った僅かな乗客を乗せて山渓を抜けると秩父の街並みが見えてきます。
その町並みを囲むように回り込んで西武秩父駅に到着しました。心なしか空気が良いような……。
西武秩父では忘れずにレーダーを三峰口に飛ばしておきます。射程+16で届きました。レーダーブースターに感謝。女川線や福井鉄道のようにかなりの時間短縮なりました。
秩父鉄道の路線は西武秩父と反対側の寄居駅からレーダーを飛ばせばコンプリートすることができます。その場合、また長時間かけてスタート地点に戻らなくてはなりません。
山手線の都心駅と秩父周辺を二往復するよりもそのまま東武鉄道に進める方が楽だと思います。
秩父鉄道 秩父散策
秩父周辺の商業施設が開くのは11時からです。秩父鉄道への接続時間が20分ぐらいありますので寄道しなければゆっくり歩いても間に合います。
一本ずらして隣のフードコートでひと休憩。わらじカツ丼や味噌漬豚丼が有名だそうな。
豚味噌丼は有名になるだけあって、下準備にしっかり味噌漬された豚肉なかなか美味しい。定食屋でこのメニューがあるとテンションが上がりそうなそんな味です。もう一度食べたくなりました。
秩父駅前のロータリーにチケットの自動販売機がありました。ここで切符を買えば少しは運賃を安くできます。
西武秩父駅から秩父鉄道の花畑駅まで少し距離があります。乗り換えには余裕を持ってダイヤが組まれていますが、秩父鉄道は1時間に約一本なので乗り遅れないように。
小道を抜けて
坂道を下れば、
踏切を渡って花畑駅に到着。
秩父エリアが観光地として有名になっていることもあって、トイレも改修されています。昔の駅舎を残しながらも、とても綺麗な駅でした。
秩父の花畑エリアの近くには多くの神社があります。多すぎるぐらいで、それぞれにご利益の役割が割り振られていました。
秩父鉄道
御花畑駅で列車待ち。駅前にはキノコ蕎麦で有名な立ち食い蕎麦屋さんがあります。列車の待ち時間の間に、すぐに出てきて、すぐに食べれる、蕎麦の店は大人気。
早くて安くて美味いを地で行くお店です。
最近は鉄道むすめも有名になってきました。
御花畑の改札は、列車の到着時間まで開きません。少し古い形のロングシート車両で、
秩父の街並みを見ながら進みます。
秩父の一番の観光地といえば長瀞駅。ドラクエのお土産のスポットは下車せずに取得することができました。
長瀞周辺はTV等でも話題の観光地です。ラフティングや川遊びのアクティビティ、1000円以上するかき氷…………。記念に………。
この工程でも長瀞立ち寄る時間を取ることもできますが、雑誌やTVでもお馴染みです。他の方のブログを参考に。普通に考えれば秩父は温泉と併せて一泊コースが理想です。
長瀞で途中下車すれば、寄居にそのまま向かう場合と比べて倍の値段がかかります。長瀞散策を考えるのであれば、プラチナルート切符を使用しましょう。
長瀞を過ぎれば山間の景色に変わりら山を下り始めます。車窓から川が見えれば……なんて考えていましたが、離れた所を走るので、景色を見るならば途中下車して観光を。
山間を抜けて寄居駅に到着。寄居駅はJR、東武、秩父鉄道のターミナル駅になっています。
寄居から左は別の鉄道会社になります。
例えば、秩父〜川越の切符
秩父〜寄居、寄居〜川越
の切符を分けて買っても運賃は変わりません。寄居駅のご当地グルメのタレカツ丼を食べに途中下車します。
長くなりましたので、次回へ続きます。
関東遠征 埼玉県観光鉄道旅 秩父川越エリア - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
♯138
最近話題の観光スポットの秩父エリアは東京都心から西武→秩父→東武の経路で観光する人も多いはずです。
折り返すわけではないため、西武鉄道や東武鉄道、秩父鉄道のそれぞれの鉄道会社の一日券ではあまり意味がありません。
そして残念ながらこの3つがセットになった観光フリーきっぷはなく、唯一使えそうなのが、東武東上線と秩父鉄道が乗り放題になる埼玉プラチナルート切符。
秩父観光と川越観光を予定にしているならば、この切符がオススメです。
筆者はこの切符に気づきませんでした。遠征は下調べが大切です。JRはほぼほぼ18切符になってきますが、私鉄に乗る場合は必ずお得切符の確認を。