九州北部 お得きっぷ鉄道旅②-①
昨日は福岡県の田川エリアをコンプリートしました。
☆1日目
小倉→添田→日田→湯布院→博多→新飯塚→黒崎
★2日目
黒崎7:36→8:16香椎8:33→8:54西戸崎9:01→9:20香椎9:34→9:44博多9:55→11:56長崎→長崎市電(長崎観光)
→翌朝→帰宅
※青春18きっぷの場合
黒崎9:15→9:58香椎10:10→10:29西戸崎10:39→10:59香椎11:12→11:59鳥栖12:04→15:24長崎
前回の続きです。
駅メモ 福岡県攻略 筑豊エリア - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
黒崎駅から香椎線を取得して長崎に向かいます。
長崎本線 西九州新幹線
2022年秋頃に開通される西九州新幹線は長崎、諫早、嬉野温泉、武雄温泉の新駅が設置された後に佐賀、鳥栖、博多へと延伸される予定です。
博多〜長崎区間の西九州新幹線が開通して長崎本線自体が第三セクターになると、青春18きっぷだけでは博多〜長崎の移動ができなくなります。
今後は、第三セクター路線を絡めたお得切符も発売されるとは思いますが、青春18きっぷを使用する予定ならば早めに長崎本線を乗車しておくほうが良いように思います。
青春18きっぷで長崎に行くならば、夕方までに長崎に到着するような工程を立てて、そのまま夜景を見て一泊。二日目に市内観光するのが良いでしょう。
長崎をきちんと観光するならば1日半〜丸2日は欲しいです。二泊三日ぐらいを想定しておきましょう。
小倉〜香椎
本日は黒崎駅からのスタート。九州の立ち食いうどんは、ゴボウ天ぷらのトッピングが絶対オススメなのだとか。
みんなの九州きっぷの有効期間は二日間なので、本日も特急乗り放題。快速列車と時間は変わらなくても特急を使って香椎駅まで。
香椎線終点の西戸崎駅は、福岡ドームや香椎周辺からどんなにがんばってもレーダーが届きません。
また、すれ違い列車がない単線路線なので途中駅でレーダーを使用した時間短縮もできません。わずか6駅の簡単そうな路線でも後に残すと苦労します。
香椎線のホームには秋田で見たアキュムのような蓄電車が止まっています。九州での愛称はデンチャ。
※参考記事
海の中道線の愛称で呼ばれる香椎線の車窓は普通の住宅街。
市街地部分を抜けると夏フェスやイベントが開催されそうな大きな敷地が見えてきます。海の中道線は、関西の咲洲や舞洲のような地域でした。
西戸崎駅前には流行りのアルファベッドのモニュメント。インスタグラムが流行っているおかげかな。
西戸崎駅は海の対岸に博多市内が見えます。今は海岸線が剥き出しで下車するのは釣り人ぐらいですが、いずれ再開発が入れば有名なデートスポットにもなりそうです。
ここはどこ?
とかのクイズに使われそうな風景。
西戸崎から少し離れた乗船場から博多港まで渡し船がでていますが、香椎経由で折り返す方が早いのでそのまま折り返し。
西戸崎での滞在時間はデンチャの充電時間の15分ぐらい。このまま香椎駅に戻ります。
みんなの九州きっぷは香椎から博多までのような僅かな区間でも特急に乗り放題。普通列車や快速列車より一足先に博多まで。
ちょっとしたセレブ気分。わずかな区間でも検札に来る係員さん。
「仕事を増やしてごめんなさい。」
博多駅に到着しました。博多から長崎に向かう特急は1時間に一本なので乗り遅れないように。
長崎本線 鉄道旅
博多〜長崎区間は特急で2時間半。長崎本線はアイテムでのコンプリートができず乗車するしかありません。
長崎本線を青春18きっぷで普通列車をうまく乗り継いだとしても約4時間かかります。
長崎本線の肥前山口〜諫早区間を走る普通列車は一日5本しかなく、17時以降は普通列車がなくなります。佐世保線経由は6時間かかるため計画を立てるのも一苦労。
青春18キッパー泣かせの路線の長崎本線は、特急が望ましい限りです。
長崎行きの特急かもめは新型特急。観光列車のような凝った内装よりもコンセントが付いているのが一番嬉しかったりします。
九州でしか見かけないコンビニの鶏めしおにぎりは、なかなか美味しい。ファミリーマートの鶏めしおにぎりがオススメ。
鳥栖駅のスタジアム周辺は鹿児島本線で一瞬だけ入ることのできる佐賀県。
鳥栖駅〜肥前山口区間はひたすら田園風景。生えているお米はきっとサガビヨリ。
ドラクエウォークのお土産スポットの吉野ケ里遺跡付近を通りますが、列車からクエスト解放はできません。
肥前山口駅で佐世保線に向けてレーダーを使用して、残りを早岐からコンプリート予定。
普通列車ならば肥前山口で接続待ち。ダイヤが合わない場合は大村線をまわる方が早く着くかも。
肥前山口駅を過ぎれば有明海に沿って長崎に向かいます。残念ながら天気はどんより。晴れていれば海の向こうに熊本県が見えるはずです。
景色はひたすら海岸線。曇っているのが残念です。
水平線あたりに島原半島が見え始めれば、もう間もなく長崎県。
諫早駅周辺は大きな空地になっていますが、新幹線が走るようになればこの景色も様変わりしていそうです。
諌早駅から終点の長崎駅は目と鼻の先。
駅メモを始めてから全都道府県に訪れることができました。48都道府県に訪れたことを軽く自慢できると思っていましたが、まさか全都道府県を踏破した駅メモerが4000人近くいるとは…………。
ここで全駅コンプリートまで残り約1000駅。
長崎本線 諫早〜長崎
諫早〜長崎区間は線路が分かれています。特急は南側のトンネル路線を走るので、線路合流まで電波が入りません。
トンネルを抜ければすぐに西浦上駅を通過して高架を駆け上がっていきます。機種によっては位置情報の反映が間に合いません。
トンネルに入る前に北側の分岐路線をレーダーで取得して、長崎市電の北端の赤迫駅付近は最初からオモイダースとレーダーで取得するつもりでいましょう。
長崎からの帰り道を高速バスを使う予定ならば、取り逃してしまった駅は路面電車を折り返してでも取得しておきましょう。
長崎駅を出発する多くの高速バスは出島周辺にあるトンネルを使って諫早に戻るため、浦上周辺はレーダーで取得できません。
長崎駅に近づくに連れて、都市の街並みに変わって行きます。
長崎駅に到着したことで九州の残す所は、
宮崎→熊本→島原→佐世保→唐津→博多
を回るだけになりました。
長崎駅は在来線のホームから新幹線が見える珍しい駅なのだそうな。他の駅といえば山形県の新庄駅ぐらい。
※参考記事
長崎駅ホームから長いエスカレーターを降りて改札へ。まだガランとしていますが、新幹線が開通すれば観光客も多くなりそうです。以前の終着駅感があった長崎駅は改装されてとても綺麗になりました。
長崎駅構内に、かもめ市場という商業施設ができています。ここでは、五島うどん、長崎ちゃんぽん、トルコライスのようなご当地グルメの飲食店やお土産屋さんが一通り揃っています。
オススメのお土産は皿うどん。太い皿うどんは長崎でしか見かけません。
麺が太いだけでも食感が違って、全く違う食べ物です。太麺の皿うどんを見つけたならば即買いの一品。
江戸時代から貿易港として発展した長崎は、独特の歴史、食文化や街並みがあります。長崎は駅メモ旅の中でもゆっくり回りたいオススメの観光地です。
もしも、そのまま長崎駅から折り返すならば、21時頃までに長崎市電を乗り潰してから大阪に帰る夜行バスや博多行きの最終列車で折り返すことがでます。
今回の駅メモ遠征はこれで終了。この後は長崎市電を回りながら長崎市内を観光。次回のに続きます。
♯147
駅メモ旅では諫早で長崎本線と島原鉄道、大村線が十字に交差しています。
長崎から鉄道で折り返す場合、
長崎→諫早→島原→諫早→佐世保→平戸→博多
と私鉄路線を通るので、別の乗り放題きっぷで回った方が良い区間になります。
また逆に大阪から長崎空港に入り長崎をスタート地点にするにしても、長崎空港から長崎市内までバスで1時間はかかります。
到着後に急いで長崎市電をコンプリートしても夕方前になるので、九州フリーきっぷはあまり利用できません。ほとんどの長崎遠征では長崎で一泊して翌朝出発、又は、ゴール地点にするしかないと思います。
長崎は歴史ある街の長崎市内は独特な食文化や街並みのある観光地になっています。せっかく九州の最西端の長崎まで来たのであれば、一泊してゆっくり観光するのがオススメです。
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