博多発 ドラクエウォーク 九州鉄道旅
青春18きっぷを使って、福岡県にできた新駅と長崎本線沿線のドラクエウォークお土産の吉野ケ里遺跡、祐徳稲荷神社、有田ポーセリンパーク、ハウステンボス(取りこぼしのため)を取得します。
博多6:35→7:35吉野ケ里公園8:10→8:37江北9:31→10:12有田10:28→10:48有田ポーセリンパーク12:00→12:15有田12:28
(→12:42早岐13:25→13:31ハウステンボス14:35→14:40早岐15:25→16:16江北)16:50→17:01肥前鹿島17:07→17:34祐徳神社18:03→肥前鹿島18:46→20:10鳥栖20:20→20:41博多
前回の鉄道旅
青春18きっぷ しまなみ街道 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
高知県と愛媛県の新駅とドラクエウォークのお土産を取得しに行きました。
九州北部 ドラクエお土産
鉄道で遠征する場合は、九州北西部は福岡県、佐賀県、長崎県を纏めて考えるようにします。鉄道旅ならば唐津線回りと長崎本線回りの二回の遠征が必要です。そのまま島原城や長崎市内に流れていくのが理想です。
ハウステンボスを唐津線を回った時に取得しておけば各スポットをゆっくり観光できるはずです。二泊できるのであれば長崎まで行って五島列島の堂崎天主堂も取得できるかもしれません。
長崎本線の駅メモ旅はこちら。
博多 青春18きっぷ
大阪から夜行バスに乗って博多まで。途中3回の休憩を挟んでHEARTSバスステーション博多に到着しました。朝の6時台から地方の鉄道旅を開始できる夜行バスは、鉄道旅主の必須の移動手段です。
HEARTSバスステーションは博多駅から少し離れた所にあります。誰か一人ぐらいは駅に向かって歩いていくはずなので、付いていって下さい。線路沿いに歩いて5分もあれば到着するはずです。
博多駅からレーダーを飛ばして新駅の櫛田神社前を取得。
夜行バスの到着が遅れることもあるので、スタートの時間は余裕を持っておきましょう。列車の出発時間まで博多駅で一休憩。
博多のファミリーマートの鶏めしおにぎりは朝昼晩と毎日食べたくなるくらい絶品。九州限定のおにぎりはオススメ。関西でも販売して欲しいものです。
本日は博多駅からスタート。
関西では青春18きっぷシーズンにもなれば18キッパー達で車内が混み合うのに比べて、九州は皆が特急に乗るのか利用者が少ない様子。
遠征工程によっては、特急が乗り放題になるみんなの九州切符を使用しましょう。年々値段が上がっていてもお得な切符です。
佐賀方面途中の二日市周辺でレーダーを飛ばして桜並木駅を取得したことで福岡県の再履修が完了しました。
この後はドラクエウォーク鉄道旅。空いた車内で吉野ケ里遺跡へ向けて進みます
2025年の春にも日本のあちこちに新駅ができるそうなので遠征は計画的に。この後はドラクエウォーク鉄道旅。
吉野ケ里遺跡
長崎本線のお土産スポットのある吉野ケ里遺跡は電車の中からは届かないので途中下車しなければなりません。
教科書に載るぐらい有名な遺跡の最寄り駅にも関わらず完全な無人駅。特急も通過してしまいます。
鉄道での移動工程を組むにあたり、どうしても駅メモer気質がでてしまいます。吉野ケ里遺跡は駅から徒歩15分。クエスト解放をしてから次の列車までの40分間で往復して駅に戻らなければならず、北口から急ぎ足で看板に沿って進みます。
一面田んぼだらけ。
途中に看板があるので迷うことはないと思います。
入場しなくても横断歩道を渡った先の駐車場からクエストが解放できます。というよりも早朝の時間では開いていませんが…………。
場所だけしっかり確認しておけば、足早に歩いて往復で約30分で余裕で間に合います。入場して観光するならば、1時間半〜2時間みておけば良いかと思います。
吉野ケ里遺跡では一本列車をズラして途中下車するぐらいに考えておけば良いです。
再度長崎本線に乗って、次の目的地の有田ポーセリンパークへ。ドラクエウォークを通じて全国駅メモ二周目もできそうな気がしてきました。
青春18きっぷ 佐世保線
地方の電車といえども九州のメイン路線の長崎本線はロングシート車両ばかり。車内は高校生達でいっぱいで18キッパーは片手で数えれるくらい。
田舎田舎と呼ばれる佐賀周辺は高層ビル群が並びます。すぐ隣の駅は田園に囲まれた無人駅なのに……。
都会なのは駅の一画だけなのだそうな。
佐賀駅で高校生達が一斉に下車した後は、僅かに残った18キッパーを乗せて江北駅まで。江北駅では普通列車旅特有の30分〜40分の接続待ちが発生します。
ここで肥前鹿島の祐徳稲荷神社か有田のポーセリンパークのどちらから行くかが悩ましくなる所。
江北駅北口から祐徳稲荷神社行きのバスが出ています。祐徳稲荷神社から武雄温泉行きのバスも出ているので、工程に組み入れることで多少のショートカットにはなるかもしれません。
土日ならば10時台と14時台に有田駅からポーセリンパーク行きのコミュニティバス設定されています。祐徳稲荷神社へのバスは本数があるので有田のバスの時間に合わせて予定を組むようにしましょう。
次の列車まで駅前散策。観光案内をみても行ける所はなく、駅前にあるコンテナ店舗も閉店しています。
鉄道旅主の方は江北駅の旧名称の肥前山口駅に行ってみてはいかがでしょうか。肥前山口駅跡の近くのローソンでも九州限定で鶏めしおにぎりが販売されています。
筆者としては口の中で程よく解れるファミリーマートのおにぎりが一番です。
(セブンイレブンでは見つけることができませんでした。)
40分の待ち時間を過ごして、ようやくクロスシートの鉄道旅。 クロスシートの鉄道旅はローカル線ならでは。
武雄温泉周辺では九州新幹線の線路が見えてきます。九州新幹線が博多まで繋がれば、長崎本線も第三セクター路線に変わるので青春18きっぷが使えるのも今のうち。
駅メモでは有田エリアは外側からレーダーで取得してしまう方が楽です。祐徳稲荷神社からバスに乗ってもレーダーでコンプリートできると思います。
※参考記事
有田駅に到着しました。この後は有田ポーセリンパークのお土産クエスト回収。
有田ポーセリンパーク
有田駅前から土日限定で10時、14時台にポーセリンパーク行きのコミュニティバスが出ています。一回の乗車運賃がレンタサイクルよりも安い200円。
徒歩ならば片道1時間近くかかります。レンタサイクルならば30分〜40分で到着するはずです。坂道がキツいので電動自転車がオススメです。
ポーセリンパークのゲートを潜って広い駐車場を抜けて、入口周辺でようやくクエスト解放。自転車や徒歩だと辛い気がします。コミュニティバスが走る土日に遠征するようにしましょう。
帰りのバスまでの1時間でポーセリンパークを散策。元々は美術館だった有田ポーセリンパークは無料の写真映えスポットになっているそうな。
庭園で小学生モデルさんの撮影会が開催されていました。モデルの女の子もシャッターに合わせて小さいながらも表情を作り、プロ意識に舌をまきます。
ヨーロッパのような写真映えスポットでテンションも上がるのでしょうか。
おじさん達は洋風建築よりも泳いでいる鴨に夢中。列をなして親子でヒョコヒョコ歩く姿は可愛すぎます。
入口に飲食店が一店舗だけ営業しています。閉園したといえどもテーマパーク値段。それでも1000円で、ゆっくり座って定食が食べれるならば充分です。
有田ポーセリンパークは昼ご飯の時間を入れても1時間が丁度良いぐらい。コミュニティバスの時間帯が、観光もそれなりにできて、とても絶妙に良い感じ。
再び有田駅に戻ってドラクエウォーク再会。駅前の有田バーガーはテイクアウトならば、電車の時間に間に合うと思います。クロスシートの車内でハンバーガーを片手に鉄道旅も良さげかな。
この後は、前回に取得し損ねたハウステンボスに再訪します。前回の鉄道旅で多少無理してでも取得しておけば、観光時間を含めてゆとりある工程を組むことができました。
※参考記事
今回の工程では四時間近くは短縮できると思います。
有田〜ハウステンボス
有田駅から青い列車に乗って早岐駅まで。扇風機が設置されていても、クーラーもしっかり効いています。
早岐駅は有田方面からの列車の接続が悪く、ハウステンボス行きの列車まで40分の接続待ち。特急ワープするならば、有田駅からのワープを考えて下さい。
佐世保線と名乗るならば、せめてハウステンボスまで行ってくれれば良いものを。
早岐駅での長い待ち時間は駅前のスーパーで買い出し。缶コーヒー片手に食後の一息。
1時間に1本の普通列車は佐世保から乗っている観光客で満員状態。一駅先のハウステンボスに到着しました。
駅や改札口からではクエスト解放ができず、お土産スポットまで急いで駆け抜けて、ここで約5分。まだ届きません。
全力疾走している時に頭の中に流れてくるのは決まってこの音楽。
駅からホテル前のクエストを解放して戻るにあたり最低でも15分は必要です。時間帯によっては潔く諦めて角煮饅頭やリンガーハットで休憩しましょう。
コンビニで九州限定アイスのブラックモンブランはいかがでしょうか。チョコバリのバリバリが大粒になった感じです。
駅の北口にあるのはホテルぐらい。観光旅ならばこのままハウステンボスで遊んで、一日を終えるのが理想的です。ハウステンボスは日本の三大イルミネーションの一つなのだそうな。
ハウステンボスから次の祐徳稲荷神社に向かいます。帰り道でも早岐駅と江北駅で約40分ずつの待ち時間。
有田を経由してハウステンボスに立ち寄るだけで、往復約3時間の接続待ち時間が発生してしまいます。唐津線や伊万里鉄道に乗って佐世保や長崎市内に行く時にクエストを解放しておきましょう。
祐徳稲荷神社
祐徳稲荷神社に向けてハウステンボスを折り返し。デコトラ使用の九州車両に乗って一駅先の早岐駅で再び40分の待ち時間。
早岐駅前にあるスーパーエレナで買い出しをしようにも2時間前に来たばかり。
先の江北駅でも長崎本線との接続が悪く約40分の接続待ち。佐世保線のダイヤをもう少し考えてもらいたいものです。逆に第三セクター路線にもなれば、うまく接続されるのでしょうか。
長い待ち時間がようやく終わり、次の列車が到着。九州の車両は青い列車か、漆黒の列車か、デコトラ仕様のどれか。鉄道旅主はクロスシートならなんでも良いはず。
江北駅から先は田園風景が広がります。遠くに島原半島が見える車窓は、他の路線とは違い何かしら新鮮味があります。青い空の下広がる田園風景も清々しい。
肥前鹿島駅に到着。祐徳バスに乗って、祐徳稲荷神社に向かいます。佐賀県では有名な神社なのだそうな。
祐徳稲荷神社
肥前鹿島駅のバス停は駅の目の前にあるプレハブ小屋。バス停の場所は、筆者のブログを見て場所を確認しておけば一安心。
祐徳稲荷神社へのバスは本数もあって運賃も330円。祐徳稲荷神社までバスで約25分。330円は安いと思います。
祐徳稲荷神社のバス停からはクエスト解放ができず、どのバスに乗ってたとしても神社まで徒歩で往復20〜30分は見ておきましょう。
夕方前の閉店準備中の仲見世通りを抜けて、この辺りは柚子胡椒が有名だそうな。
バス停から10分程歩いてお土産クエストを解放できました。祐徳稲荷神社の本殿は随分高い位置にあります。さすがに上がる時間はないので折り返し。
入口からみる限りとても綺麗な神社でした。1時間くらい予定を見てゆっくり回ればよかったように思います。
ハウステンボスさえ取得しておけば………。
祐徳神社前からのバスは全て肥前鹿島を経由するので、長崎本線の列車に合わせて戻るように予定を組んで下さい。バスに乗ったまま武雄温泉や江北駅に行くことで時間短縮になるかもしれません。
今回予定していたドラクエウォークお土産を取得し終えて博多駅に戻ります。
旅先から夜行バスで帰る時は、極力遅い時間に発車するバスを選んで下さい。列車が遅れなくても、銭湯へ行ったり、晩ごはんを食べたり時間を持て余すことはないはずです。
長崎本線 青春18きっぷ
肥前鹿島駅前の大きな交差点にあるセブンイレブンで買ったジュースとパンを片手に電車待ち。時間通りに列車が来ない時は、帰れるかどうかの不安にかられます。
地方の電光掲示版がない駅では電車の遅延は分からず、2.3分の遅れはYahoo路線情報にも載りません。不安にならずに自分が立てた予定を信じて列車を待ちましょう。
5分程遅れて到着した列車はデコトラ仕様。革張りの枕付座席の座り心地は中々。無意味にもたれたくなります。
夕日が山に沈む景色が見えれば、朝から続いた鉄道旅ももうすぐ終わり。
鉄道旅で見る車窓は朝と夜で違った景色に変わり、さらには地方のローカル線は季節によっても変わります。全国を鉄道で旅をしてみて、四季がある日本は良い所だなとか、しみじみ感じたり。
早朝に通り過ぎた吉野ケ里公園駅周辺は真っ暗。
鳥栖駅で乗り換えて博多駅まで。
21時にもなれば立ち食いそば屋さんも閉まっています。
駅の立ち食いそば屋さんは、実は結構美味しい。値段が安いかと言ってると
「味のわからんやつだ………」
なんて。
えてして18キッパーは決してお金が無いわけではありません。移動工程を立てたり、移動そのものを楽しむのが18キッパーです。
遠征先の折り返し路線は駅メモのポチポチを忘れて車内で熟睡しながら博多駅に到着。
博多駅の夜はインバウンドの外国人観光客が沢山。佐賀県周辺では外国人どころか、人自体がいなかったのに。
今、旅行に行くならば人が少ないローカル路線鉄道旅がオススメです。
夜行バスまでの夜食に最後のファミマの鶏めしオニギリ。博多ラーメンは関西でも食べれます。おにぎりは九州でしか食べれません。毎日これが食べれる九州に住民票を移したくなるぐらい。
一日の鉄道旅を終えた後は、お風呂で疲れを流しておきたいものです。そんな人には日帰り入浴ができるHEARTSバスステーション博多がオススメ。貸しタオルを付けて入浴料が800円。小さめのお風呂ながらも、しっかり汗を流せます。
お風呂に入って汗を流した後は、夜行バスで大阪に帰ります。本日はこれにて終了。次回へ続きます。
【再訪】青春18きっぷ 福井鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
#183
今回の工程を終えて、駅メモとドラクエウォークの同時進行は難しく、二周するぐらいの心構えが必要なように思いました。
駅メモの時に目ぼしいお土産クエストを解放しておけば、二周目で観光重視の鉄道旅が組めると思います。
今回の工程では祐徳稲荷神を先に回り、有田の昼のコミュニティバスで往復した後、佐世保で一泊して、翌日に長崎空港から帰るのが理想かと思います。
最近では観光の需要が高まりホテルの値段も上がっています。早めにホテルを予約しておくことで、安く泊まれるはずです。