駅メモ 東海遠征②
本日は東海地方の東海道線に接するローカル私鉄に乗車します。
今回のコース
豊橋→老津→豊橋→名古屋→市営地下鉄→名古屋14:15→14:47大垣15:11→15:37本巣15:43→16:16樽見16:38→17:40大垣18:04→18:37米原18:47→19:20草津→休憩→草津→大阪
前回の続きです。
名鉄一日きっぷの旅 駅メモ名古屋鉄道攻略 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
豊橋で一泊した帰り道で、名古屋地下鉄を乗りしました。ここから帰り道すがら、大垣から出ている樽見鉄道に乗車します。
青春18きっぷ 東海道沿線私鉄旅
駅メモにおいて大阪〜豊橋区間にある盲腸線のローカル私鉄は豊橋鉄道、樽見鉄道、養老鉄道の3つがあります。
この3つの路線は青春18切符で何度も通るのでいつも後回しになりますが、本数の少ない片道一時間のローカル路線をまとめて一日で終えることはかなりハードになります。
それぞれの遠征の通り道で一つ一つ乗っておく方が良いかと思います。特に豊橋鉄道は、東海道線の横断時に乗り継ぎを一つズラしてでも終わらせておきましょう。
大阪〜米原〜豊橋までは、快速列車が繋がっているので、青春18切符鉄道旅がしやすいように思います。樽見の薄墨桜や養老の滝を巡る観光メインの鉄道旅もオススメです。
豊橋鉄道
昨日で名鉄一日きっぷを使って、豊橋駅までやって来ました。本日は後回しにしていた東海地方の私鉄沿線を取得して大阪へ戻ります。本日は豊橋駅からのスタート。まずは後回しにしていた豊橋鉄道に乗車します。
それにしても、いつの遠征でも天気に恵まれません。途中の折り返し駅に屋根がある待合室があればいいけれど……。
豊橋鉄道は乗車時には前方車両から、下車時は後部車両から乗り降りします。豊橋鉄道はローカル路線でもワンマンカーではありません。
豊橋鉄道は地下鉄のような車両で、それぞれに花のマークが誂えられています。いくつかの花の種類がありますが、どの列車でも同じ形のロングシートです。
桜号に乗ってゆっくりと渥美半島を進みます。それににしても凄い雨。
ただの道路ですが、普通の道路と違う雰囲気を醸し出す国道23号線は田園風景ばかりの車窓の中、とても目立つ道路です。
名古屋〜豊橋の最短距離になる国道23号線は、田んぼばかりで、夜になればコンビニや街明かりもありません。この国道に入れば直進するのみで、市街地も遠いため方向転換すらできない人間破壊の道路です
国道を越えた先の大清水駅では射程18でもレーダーが届きません。次の老津駅で三河田原駅までレーダーを飛ばして豊橋鉄道をコンプリート。
折り返し列車が来るまで老津駅で待機。雨風が微妙に凌げる簡易の待合室には企画切符のチラシが貼られています。
ローカル、途中下車というフレーズを聞くだけで興味がそそられます。
老津駅には券売機がなく乗車証を発券して、車内で精算します。精算後の切符は何かの伝票みたい。
このまま豊橋に戻りJRで名古屋方面に戻ります。
駅メモ 名古屋市営地下鉄攻略
豊橋鉄道の後は、一日乗車券を使って名古屋市営地下鉄を乗り通します。JRと市営地下鉄の接続駅は金山、名古屋ですが、スタート地点はどこにしても変わらないので、各々好きなところから乗ってください。
ドラクエウォークのお土産を取るために熱田駅で寄り道。熱田神宮に続くアーケードの商店街は日曜日でおやすみ。
名鉄神宮前の駅ビルで傘を買いましたが、買った途端に小雨に変わります。
せっかく買ったのに……………いつもこう。
交差点を渡った所でクエスト解放できました。
熱田神宮近くの伝馬町から地下鉄周遊をスタートします。市営地下鉄一日券は平日が850円、土日ならば640円で割安です。
名古屋地下鉄を回る前に注意が一つ。必ずトイレは済ませておきましょう。ほとんどの駅では改札の外にしかトイレはありません。
名古屋市営地下鉄に乗車するにあたり、青線の名古屋名城線の環状線にそれぞれ
緑線の名古屋東山線、
黒線の名古屋鶴舞線
赤線の名古屋桜通線
が円を突き抜けて横断していると考えます。地下鉄の中心を名古屋ではなく栄駅と考えて下さい。
時間短縮するならば、円の中央部をレーダーで埋めつつ、赤池駅でレーダーを名鉄豊田線と桜通線の徳重駅へ飛ばして、先端部分をコンプリートします。
また、大阪〜東京の高速バス乗車時に名古屋港、金城ふ頭の周辺をレーダーで取得しておけば、残り部分を名城線からレーダーを飛ばすだけなのでコンプリートも難しくありません。
後は音楽でも聞きながら、行ったり来たりすると未取得の駅を巡ります。
名鉄と直通している鶴舞線もやっぱり地下鉄車両。ロングシートで赤池駅まで。
赤池駅でレーダーを飛ばして名鉄豊田線をコンプリート。併せて桜通線の先端の徳重駅付近も取得できるので桜通線の盲腸部分を乗らずに済みました。
ちなみに赤池駅の外はこんな感じ。あるとすればマクドナルドぐらい。
上小田井付近は昨日の名鉄乗車時に取得していますので、名城線をレーダーを飛ばしながらクルクル回り取得していきます。
後は中村区役所方面に乗車して名古屋市営地下鉄をコンプリート。東山線では所々で位置飛びしてしまうのでアイテムを使用します。この時に、あおなみ線に向けてレーダーを飛ばしておきましょう。
あおなみ線は運賃が高く時間もかかりますので、レゴランドや鉄道博物館に行く予定がなければレーダーでの取得がオススメです。
※参考記事
駅メモ高速道路 大阪発①大井川鐵道ツアー(新名神、伊勢自動車道、東名高速) - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
近畿日本鉄道攻略④-③名古屋線 駅メモ三重県攻略 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
名古屋港と東山線は以前のリニモ乗車の時に行きましたので割愛。
※参考記事
青春18きっぷ日帰り観光 名古屋観光 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
名古屋地下鉄のコンプリートは一日券で乗るだけなので苦労はしないと思います。
注意点があるとすれば、名古屋市営地下鉄はiPhoneでは位置情報が取得しにくいため少し苦労するかもしれません。
名古屋駅 地下街散策
名古屋市営地下鉄を回って大垣駅に戻る前にランチタイム。名古屋駅の中央口正面にある食堂通りはどこも激混み。
分かりやすい場所だけあって値段も他と比べて少し高めになっています。東側の地下街も多数の飲食店がありますが、大阪地下街に並ぶ迷宮になっていて迷うことは間違いなし。
名古屋駅でしっかり食事をするならば駅西側のエスカという地下街がオススメです。
名古屋 エスカ グルメで探すと、手羽先にナポリタンにきしめん、と名古屋めしと呼ばれる店が一通りでてきます。これらは比較的すいていて、割と安く食事ができるようになっています。
エスカの中にあるの双葉というお店は味噌カツの老舗だそうな。
八丁味噌の旨さが関西で食べるそれとは、味の濃さが違います。現地で食べるならではの味の違いを感じる一品でした。
食事を終えて駅メモを再開。東海道線には、特別快速、新快速、快速と三種類の快速があります。名古屋〜大垣区間ならば、どの快速に乗っても約20〜30分で所要時間はさほど変わりません。
大垣駅から発車する樽見鉄道は6番線の更に奥の7番線。7番線手前の樽見鉄道の事務所で、JRの精算をして一日切符を購入します。樽見鉄道ホームは7番どころか0番線ホームに近しいものがあります。
今回は利用しませんが、薄墨温泉入浴とセットになった切符はかなりお買い得です。
駅メモ 樽見鉄道
終点の樽見駅の薄墨桜や日帰り温泉は桜の季節にオススメです。大阪から観光をするならば、6時台の快速に乗って大垣を10時台に発車する列車に乗りましょう。12:00のシャトルバスに乗ってランチの後、温泉につかり16:38分の列車で大垣駅に戻ることになります。
大垣駅から樽見鉄道に乗り換え。列車は一両編成のロングシート車両です。
樽見鉄道は終点の薄墨桜をはじめ、沿線の桜が綺麗な路線です。車内広告には桜に関する豆知識が色々と貼られていて、梅と桜の花の違いを改めて分かりました。
実は梅と桜の見分けがつかない人も多いような気がします。
大垣駅を出発した後は、JR本線とお別れして正面に見える山々を目指します。向かう先が見えることで、鉄道旅のテンションが上がります。忘れずに養老鉄道北側へレーダーを飛ばします。
途中駅のモレラ岐阜はイオンモールのような大型商業施設。樽見鉄道というよりモレラ鉄道と言ってもいいぐらいほとんどの乗客が、このモレラ岐阜駅で乗り降りします。
ホームの先を見てみると、駅に向かってダッシュする人が。
急いでください、
この列車を逃すと次は約一時間後です。
樽見鉄道の半分近くの列車は本巣駅止になっていて、レーダー射程+20でも終点の樽見駅まで届きません。樽見駅はこの先の谷汲口駅より先に進む必要があります。
谷汲口駅から谷汲山を経由して養老鉄道の揖斐駅に向かうバスワープルートがあります。
養老鉄道の北側自体が本巣駅と大垣駅の双方からレーダーでコンプリートできるうえに、折り返して養老鉄道に乗り換える方が早かったりします。
本巣駅以北は単線で折り返し列車がないので途中折り返しができません。途中の何もない秘境駅で帰りの列車を待つよりかは樽見まで行く方が楽かと思います。
電車に揺られて路線横の続く桜並木を見ながら桜にまつわる音楽を聞いているだけで自分に酔えそうな気がします。
樽見駅手前の水鳥駅の断層博物館では断層がどんなものかと見学できるそうな。折り返し列車までの時間で見学するのは少し厳しそうなのでそのまま樽見駅へ。
樽見駅で折り返し列車の発車待ち。駅の周りには売店はなく、ロータリーの真ん中に桜の木があるぐらい。樽見駅から徒歩5分ぐらいの所にある売店では、山の中にも関わらず鯖寿司が名物だそうです。
樽見駅からウスズミ温泉への無料シャトルバスが出ています。桜の開花時期ならば、樽見鉄道のお得きっぷと併せて青春18きっぷの日帰り観光にオススメのエリアになります。
関西で見れる日本三大桜は樽見にある薄墨桜だけ。残りの桜は、山梨県の神代桜、福島県の三春滝桜で鉄道旅で見に行けるところにはありません。
帰りの発車時間になりました。車両の種別にもよりますが、山中を走る列車ではシートに座るより車両後方の運転席横が一番の特等席だったりします。
鉄橋の線路。
はたまたトンネル、
後方に伸びていく線路は立見ならではの車窓です。鉄橋が見どころの路線では車両後方も素敵な景色が見れます。むしろ鉄道旅の上級者はこの特等席を確保しています。
大垣駅に到着しました。その気になれば、ここから養老鉄道に乗っても関西本線経由でギリギリ大阪へ帰れるはずです。
※終電時間をよく確認してください。
すでに関西本線も養老鉄道も取得しているのでこのまま大阪へ帰ります。
草津駅周辺
普段であれば米原から大阪にそのまま帰るのですが、時間が早いので草津駅で寄り道を。
草津南口にはお洒落なダイニングバーやカフェ・バーが数多くあります。この数年で街並みが様変わりして、今では関西で一番住みやすい町に選ばれています。
今回は北口近くの商業施設の中にあるベビーフェイスで晩ごはん。元は京都のちょっとお洒落な洋風ファミリーレストラン。ボリュームと値段は満足いくはずです。
食後は、草津南口から少し歩いた所にある小粋なダイニングバーのバンチで軽く1杯。中でもストーンズバックというジンジャーワインがオススメで、筆者お気に入りのお店。
雰囲気の良いお店で一人ゆったりした時間を過ごすのもたまにはいいものです。
草津駅でたまたま見かけた珍しい列車。
………普通列車の上郡行きとは。
高槻から快速に変わるのでしょうが、まるで何かの罰ゲームのよう。
この列車には乗らず新快速で大阪に戻ります。本日はこれにて終了。
♯104.105
東海地方をコンプリートできましたので、次の鉄道旅は東海地方まとめ記事になります。
筆者の場合、ここまでの遠征で地下鉄や私鉄の一部を取得できていましたので短い時間で済みました。
東海エリアは私鉄部分を含めて、他の遠征途中にどれだけ取得しているかで難易度が変わります。他の遠征途中で時間短縮できそうな部分をレーダーで取得しておき、最後に残りの部分を履修するぐらいで考えておけば良いかと思います。
ここまでの遠征で残り三分の一になりました。ここからが大変なんだよね…………。
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