北海道周遊きっぷの旅⑤
今回はLOVE北海道パスを使って、道北、道東を5日間かけて鉄道で回ります。
【5日目】
本日は周遊パスの最終日。釧路から札幌軌道を回った後で関西に戻ります。
釧路8:21→12:23札幌→休憩→札幌→さっぽろ→真駒内→大通→すすきの→さっぽろ→札幌→千歳空港→関西空港→大阪
※青春18きっぷの場合
釧路10:11→13:19帯広14:40→15:19新得
→16:52新夕張18:42→19:39南千歳19:45→札幌20:19
前回の続きです。
関西発駅メモ 道東遠征 網走根室編 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
昨日は網走を出発して根室を往復した後、釧路で一泊しました。
北海道遠征
今回の遠征の為に取得できた休暇は6日間。北海道きっぷの残り2日分を無駄にしましたが遠征6日目で関西に戻ります。
あと一日あれば札沼線と富良野線、もう一日取れるならば日高本線あたりを攻めることができましたが残念ながら次回遠征に持越し。
※参考記事
駅メモ 北海道攻略 日高本線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
駅メモの遠征では、お得切符の有効期間をフルに使って回ることが大切です。北海道遠征の場合はどのように回る計画を立てるかよりも、普段から職場で長期休みを取れるように仕事を調整することが1番のコツかもしれません。
根室本線 釧路〜札幌
本日は札幌で回転寿司を食べるため、ランチ時間に到着するように釧路駅からスタート。釧路市内にある和商市場の勝手丼はまた次の機会に。
釧路駅に向けて、昨日の夜に見た赤い幣舞橋はどこへやら。明るい時間に見る幣舞橋は普通によく見るただの橋でした。
メインの大通りは人が歩いておらず、歩道が広いからか少し寂しさを感じる町並み。
釧路駅に到着。
釧路駅では何人かの鉄旅主が列車の電光板を見上げています。多くの人はどうやら網走方面に向かう模様。
筆者達は縦長の特急あおぞらで3回目の指定席を使用して札幌へ。釧路から札幌まで4時間半。特急は指定席、自由席ともに空いていて席を選びたい放題。こちらも繁忙期でなければ自由席でも良さそうです。
釧路駅で買ったお土産のバラ売りのお菓子を食べながら車窓を眺めます。
昔の特急車両には新幹線のように車内販売がありましたが、最近はめっきり見なくなりました。釧路駅のセブンイレブンで軽い食べ物ぐらいは買っておきましょう。
釧路を出発すると太平洋が見え始めます。本日もまたまた天気がよくない。道東エリアは天気が良くない日が多いといいますが、筆者が遠征すれば毎回天気が悪い。いい加減、スカッと晴れた絶景車窓を眺めたいものです。
青空の下に広がる海岸線……とは言わずとも、北海道の地形を感じる海岸線。この付近にもいくつか廃駅があるので忘れないように注意してください。
帯広駅に近づくに連れて鉄筋の建物が見え始めます。帯広は北海道の第三の都市だそう。
今回の工程ならば帯広で途中下車も可能。有名な萬えい競馬は世界の中でも帯広にしかないそうな。
帯広名物の豚丼も食べてみたい。見た目からしてかなりそそられます。
帯広を出た後は都市街、郊外、畑へと景色が変わります。田園風景ではなく畑が広がるのは北海道ならでは。
新得駅は石勝線と根室本線との分岐駅。富良野へ向かう列車も本数が限られているので、しっかり時間を確認しておいてください。新得駅で時間を潰せるかどうかは微妙です。
道央部分は次回の遠征で取得予定。富良野方面へレーダーを使用して残りは富良野から取得。忘れずに夕張線もレーダーで。
新得駅の次の占冠〜新夕張駅区間は特急列車しか走っておらず青春18きっぷでも追加料金無しで特急に乗ることができます。ただし、普通列車の接続が悪く青春18きっぷでの移動はオススメしません。それでも青春18きっぷにこだわるならば、長い待ち時間を覚悟して下さい。
新得から先の景色は広がる大自然。防雪屋根も雪国ならではの光景です。
新夕張を過ぎて千歳に抜ければ景色は急に都会になります。大自然から都会に移り変わっていく様がなかなか目新しい。
新さっぽろ駅を過ぎて並行する札幌地下鉄をレーダーで取得しながら遠征のスタート地点の札幌駅に到着しました。
札幌市内散策 駅メモ 札幌
札幌駅で昼食休憩。都市部は飲食店が多く食べるものも選びたい放題。最後の食事は北海道を代表する回転寿司の 根室はなまる に行きました。
r.gnavi.co.jp人気店で昼時には行列ができますので、ゆとりのある工程を組んでおきましょう。海鮮といえばやっぱりお寿司。最終日でようやく海鮮を堪能した気になりました。
根室はなまるでは、寿司職人のDJのようなMCが食欲を掻き立てます。関西からきた一人旅のおばちゃんもテンションが上がっていてとても楽しそう。
よくよく聞いていれば、苦し紛れのようなものも…………。
「メロンでメロメロメロメロ〜〜。」
………お寿司屋さんも大変だ。
昼食後に駅メモの再開、札幌地下鉄の南北線の終点駅の真駒内はJRからではレーダーが届かず乗車しなければなりません。
さっぽろ駅から南北線の真駒内行きの地下鉄へ。途中まで乗ってレーダーを飛ばして折返します。南北線の対向列車のすれ違いの駅の澄川駅まで。
駅メモに夢中で気づけば、一駅先の自衛隊前駅。自衛隊の演習地が見えます。こちらも関西では見ることがない風景です。
雪が積もる北海道の地下鉄では地上部分にも屋根があります。その路線はまるで近未来の高速道路のよう。
折返してすすきの駅で下車して路面電車に乗り換え。駅の地上には有名なブラックニッカの看板。関西でいうグリコの看板です。
帰りの飛行機までの時間で札幌の路面電車を一周します。
札幌市電
札幌市電は50分かけて市内を一周します。運賃は一回200円。レーダーを使用して取得するならば、路面電車の中心点まで行かなければならず乗車してしまう方が楽です。
大通り公園駅から遠回りに一駅先のすすきの駅に戻ります。大通り駅は、すすきの駅から目と鼻の先で歩いた方が早いぐらい。
札幌市電に乗る前に同行者が一言。
「無駄な遠回りだね。 」
……返す言葉がありません。
市電で札幌中心部を少し離れれば、案外普通の町並みです。当然といえば当然か……。
せっかくなら新型に乗りたかった。
藻岩山付近の本社前駅。時間があれば日本の三大夜景にも選ばれている藻岩山公園の夜景鑑賞するのも良いでしょう。
昔は、長崎、神戸、函館だったのが、最近では長崎、神戸、札幌に変わったのだとか。
最終のカーブでは大きく車体を傾けて回ります。
再度ブラックニッカの看板に戻りました。
札幌市電からは関西では見ることがないチェーン店を見かけました。有名なローカルコンビニのセイコーマートは言わずもがな、地方には独自の商業圏が展開されています。北海道はチェーン店でも流通経路が違うので、何を食べても普通に美味しいという話を聞きます。グルメ旅は次回遠征で改めて。
この後は千歳空港へ戻ります。
千歳空港
北海道遠征の最後に空港内をゆっくり見て回ります。北海道物産展でもこれだけの種類はありません。
北海道といえば有名な雪印パーラーのソフトクリーム。下は牛乳で上がソフトクリームになっています。甘い牛乳がとても美味しかったとのことです。
北海道フェアでもあまり見ることがないメロンチョコレートが一番オススメ。ほのかにメロンの香りがするオレンジ色のチョコレートは多分一度は食べたことがあるのでは?
空港内で一店舗だけが扱っていました。
北海道のフェアでみたことあるようなロイズチョコや白い恋人は定番。店舗は19時頃には閉店作業に入ります。早めに買い物を済ませ、ましょう。
時間が遅いフライトにもなれば、チェックインゲートで荷物検査を終えた先のコンビニも閉店しています。手荷物検査のゲートを潜る前にしっかり食べておきましょう。
考えてみれば、他の区でも手荷物検査の後は食事処を見た気がしません………。あるのは関空の第1ターミナルぐらいでしょうか。LCC利用ならば最初から飲食店はないぐらいに思っておいて下さい。
お腹が空いても関空までひたすら我慢。千歳空港でもLCCは滑走路まで歩きます。
千歳〜関空の航路では機内Wi-Fiのある飛行機ならば男鹿半島にチェックインできるはずです。飛行機から取得した駅を元にオモイダースを使ってレーダーを飛ばしておけば秋田遠征が少し楽になると思います。
関空に到着しました。大阪駅へのリムジンバスは往復きっぷを買うと1割ぐらいは安くなります。青春18切符以外の遠征ならば電車よりもバスの方が楽です。
本日はこれにて終了。次の鉄道旅はこちら。しばらくは関西近郊を観光します。
【再訪】京都市内観光宇治周辺 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
♯93
今回の遠征で北海道の約半分を取得することができました。結果的に6日間使える北海道きっぷを4日間しか使用していませんが、
稚内〜旭川 8360円(5940円)
旭川〜網走 8030円(5610円)
網走〜根室 6270円
根室〜釧路 2860円
釧路〜札幌 9460円(7370円)
合計 32980円(28050円)
を12000円で回ることができました。本来の値段の24000円であったとしても元は取れるはずです。後2日間あれば富良野や小樽、札沼線も取得できていました。残りを次回遠征で青函トンネルを遠って函館本線を取得した後、日高本線を取得すれば2回の長期遠征で北海道をコンプリートできるはずです。
北海道の遠征はホテル代金等を考慮すると青春18きっぷよりも特急フリーきっぷの方がお得に回れると思います。北海道お得きっぷで検索してみて下さい。エリア別の切符や航空券とセットになった切符など色々出てくるはずです。
駅メモ攻略中盤編の目次はこちら。