東北一周鉄道旅 岩手県②
東日本北海道パスを使って東北地方の青ラインを周遊します。今回は一週間あるので観光を多めに工程を組みました。その気になれば4日間で回れるはずです。
今回のコース
✩1日目
仙台→小牛田→気仙沼→盛→気仙沼
★2日目
気仙沼9:14→10:33一ノ関→休憩→平泉→盛岡
☆3日目
盛岡→宮古→休憩→宮古→本八戸
☆4日目
本八戸→八戸→盛岡→一ノ関→小牛田→鳴子温泉→新庄→山形
☆5日目
山形→米沢→休憩→福島→仙台
✩6日目
ドラクエウォーク 鳴子温泉お土産
前回の続きです。
三陸地方遠征 気仙沼BRT - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
東北遠征の1日目は仙台空港からBRTで大船渡線を往復して気仙沼で宿泊しました。
駅メモ 岩手県
岩手県遠征で頭を悩ませるのが私鉄の三陸鉄道を挟む山田線と八戸線です。ここでは山田線を盛岡、宮古のどちらから乗るかがポイントになります。
〈時計回り〉
宮古から盛岡に乗る場合、久慈から7時前の宮古行列車に乗って初めて昼前に盛岡に着くことができます。ただし、久慈駅周辺にはホテルがないため朝一の列車に乗ること自体が難しいように思います。次の盛岡への接続可能な列車が14:15久慈発になるため、時間が随分と空いてしまいます。
〈反時計回り〉
盛岡駅から宮古へと回るならば、13:12発の列車に乗れば山田線と三陸鉄道を経由して八戸まで辿り着けます。盛岡を始発で出発すれば宮古、八戸を回って盛岡まで戻ることも可能になります。
結論として、南方から遠征であれば三陸鉄道へは盛岡から山田線を経由して、宮古〜久慈〜八戸へと乗る方が接続を調整できて回りやすいです。
今回は期間が長いので観光要素を多めにしています。駅メモに重きをおくのであれば13:12盛岡発に乗れるように工程を組んで八戸を目的地にすると良いです。日程に余裕があれば筆者のように盛岡で遠征を切り上げて朝から山田線に乗るのがオススメです。
東北遠征 大船渡線
本日は気仙沼からスタート。今回は東日本北海道パスで観光しながらの鉄道旅。大船渡線に乗って一ノ関へ向かいます。
駅にいる人達は青春18キッパーばかり。昨日に柳津駅で見た顔も何人か‥‥‥‥。
大船渡線は気仙沼が始発駅になるので、早めに並んで座席を確保しておきましょう。
岩手県を横断する釜石線、大船渡線、山田線は、どれも同じような自然の緑溢れる車窓。
大船渡線のどこかの駅から岩手県中央部を南北に縦断するようなバスでもあれば攻略も楽になるのですが道路地図を見る限り期待できません。
大船渡線は当時の政治家の力によって大きく迂回することになったそうな。車体を傾けながら峠を進みます。
そんな大船渡線は東北本線との接続が悪く、一ノ関駅で1時間の接続待ちが発生します。
急がないならば待ち時間を使って中尊寺金色堂を観光してみてはいかがでしょう。
平泉のDQWのお土産クエストは電車内からクエスト開放できますが、今回は観光要素多めの電車旅。中尊寺金色堂に少し寄り道。
そのまま駅メモを進めるのであれば、11:30発盛岡行きの列車で、山田線13:12発の宮古行きに接続することで八戸までは進めます。この後の長い鉄道旅に備えて駅のNEWDAYSで買い出しをしておきましょう。
平泉散策
一ノ関から平泉を観光するならば電車ではなく路線バスがオススメ。平泉の中尊寺金色堂まで約30分、運賃が250円。
中尊寺バス停の近くにはコインロッカーが有るので重い荷物があっても一安心。中尊寺から平泉駅まで歩いて30分近くかかるので散策前に帰りのバスの時間を確認しましょう。
中尊寺入口近くの駐車場には岩手県名物の椀子そばのお店が集まっています。
店によって、天ぷらやずんだ餅がセットになっていたり、基本となるお椀の数が違うだけで、どの店も変わりません。好みの付け合せで店を選んで下さい。
平泉の椀子そばは最初から量が決まっています。蕎麦が水分を吸わないように小分けにするのが平泉流なんだとか。
ある意味限界まで食べさせられる罰ゲームのような椀子そば屋さんよりも自分のペースで食べれる平泉流の方が安くてオススメ。量は12杯では物足りず24杯ならば多いぐらい。
中尊寺の入口付近でドラクエウォークのお土産クエスト開放。平泉の中尊寺金色堂は東北本線の電車からクエスト開放できるので、あえて立ち寄る必要はありません。
世界遺産の中尊寺金色堂まで山登り。
夏場は使い捨ての冷えピタタオルがオススメ。汗のベトベト感もスッキリと普段使いにもとても便利。
ある程度登ると平泉の田んぼを走る東北新幹線の線路が見えてきます。ここで、ほっこり一息。
中腹は軽い休憩ポイント。特徴ある青いポストは平泉特有。山道を登って回収にくる郵便局の人も中々大変。
山頂広場の金色堂と資料館の見学料はセットで800円。ここまで山登りをしたとなれば、入らずにはいれません。
金色堂自体は撮影禁止なので入口だけ。
金色堂は想像してたものと違いレプリカと間違えて通り過ぎたぐらい。
〈当時は自分の部屋を豪華に見せることで権力を示したのだろうな〜、へぇ~、無料の中尊寺だけでも良かったかな………〉。
というのが正直な感想。
歴史遺産の価値の分からない筆者の感想はさておき、中尊寺金色堂は東北本線の鉄道旅で気軽に立ち寄れる観光地です。
バスの時間に合わせて下山します。駅に向かうバスは1時間に約1本。逃した場合は徒歩30分が確定します。
平泉駅から駅メモの再開。東北本線に乗って本日の目的地の盛岡まで。
今回の工程では平泉で寄り道しなければ八戸まで進めます。ただし、今回は東日本北海道パスの一週間旅。のんびりと東北観光と鉄道旅を楽しみます。
東北本線 平泉〜盛岡
東北本線の小牛田〜一ノ関区間は八戸からの帰り道で取得します。平泉駅は始発駅ではないため並んでも意味がありません。それに東北本線は基本的にロングシートばかりです。
車窓から新幹線の線路が見えてきます。仙台〜八戸は新幹線に乗ってアイテムを使いながら取得していくのが一番効率的なのは分かっています。それでも東日本パスでは新幹線に乗れません。
以前の北上線・釜石線攻略時に、花巻〜盛岡区間は乗車しているので、ポチポチは一休みして盛岡までグッスリ熟睡。
どれだけ緩い工程でも代わり映えのしない田園風景は流石に眠たくもなります。
※参考記事
岩手県 青春18切符鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
北上駅まで来れば後もう少し。
本日の宿泊地の盛岡に到着しました。翌朝に山田線に進むならば極力駅近くのホテルがオススメです。
盛岡駅前散策
盛岡駅周辺は東北地方で有名なものが一通り揃います。晩御飯の時間までテイクアウトグルメを満喫しましょう。
ずんだシェイクは想像するような甘さはありません。盛岡駅に来た人は絶対に買っていそうな虎柄のドラ焼き。中でも、伊達巻という揚げ蒲鉾がオススメです。
珍しい冷麺の自動販売機。その場で食べれるならば良いのですが………。
遠征中日にもなるとお土産で荷物が重たくなって来る頃。そんな時は商業施設にある宅配便業者に頼めば、大体2000円ぐらいで送れると思います。
夜になると、飲食店が集まる盛岡駅西口は綺羅びやかな駅前に変わります。少し歩いた川の向こうに盛岡の繁華街がありますが、駅メモerは駅前の飲食店で充分満足。
盛岡では岩手三大麺と呼ばれる、ジャジャ麺、冷麺、椀子そばが有名なところ。
盛岡冷麺の有名店の ぴょんぴょん舎は冷麺と焼肉、ご飯がついて約1500円。晩御飯にしては安くてしっかり食べれてオススメ。
ぴょんぴょん舎の冷麺は、関西で食べる冷麺とは喉越しが全く違います。
冷麺にスイカ?
なんて思っていましたが、冷麺にスイカは必須です。
r.gnavi.co.jp東北地方ではアミタケと呼ばれるキノコがオススメ。塩漬けではなく生に近いものを選んで下さい。目を瞑って食べれば生レバーそのもの。こんなキノコは関西にはありません。
旅先ではご当地を全面的に押し出した居酒屋は割高なので極力避ける方が良いです。
地方の都市部で飲食店を探すならば下手に隠れた名店を探すよりも、地産地消で検索するか、観光ブログや観光ユーチューブのお店で充分満足できます。
東北地方では日が沈むのも早いこと、明日の早朝からの山田線乗車に備えて今日は一休み。次回に続きます。
駅メモ 三陸鉄道攻略 岩手県鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
#169
盛岡へは仙台からまっすぐ行けば普通列車を乗り継いでも3時間もあれば到着します。
盛岡はホテル相場も安く、駅前に一通りの飲食店があって、ローカルグルメも盛りだくさん。東北のターミナル駅の盛岡は、駅メモerの宿泊地にピッタリ。
三陸地方に行くための山田線は6時、11時、13時、17時の4本の列車しかありません。また、岩手県のDQWお土産を取りに行くのも盛岡からバスで一日がかり。早朝の電車に乗れたり、お土産スポット行のバスに乗れるのは盛岡に宿泊してこそです。
盛岡は海外の情報誌でも世界で行きたい都市の〜選とかに選ばれたそうなので、人気が出る前の今のうちに。