関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

大阪発 駅メモ攻略 駅メモ全駅、全鉄道路線制覇を目指して、青春18切符や高速バスを含めて移動記録をのんびり更新していきます。攻略情報ではないので参考程度に考えていただければありがたいです。

三陸地方遠征 気仙沼BRT

東北一周鉄道旅 岩手県①

東日本北海道パスを使って東北地方の青ラインを周遊します。今回は一週間あるので観光を多めに工程を組みました。その気になれば4日間で回れるはずです。

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★1日目

大阪→関空→仙台空港9:08→9:28仙台9:38→10:34小牛田10:40→11:21柳津11:34→13:14南気仙沼→休憩→南気仙沼→気仙沼16:03→17:27盛17:50→19:07気仙沼

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☆2日目

気仙沼→一ノ関→休憩→平泉→盛岡

☆3日目

盛岡→宮古→休憩→宮古→本八戸

☆4日目

本八戸→八戸→盛岡→一ノ関→小牛田→鳴子温泉→新庄→山形 

☆5日目

山形→米沢→休憩→米沢→福島→仙台

✩6日目

ドラクエウォーク鳴子温泉お土産

前回の鉄道旅

【再訪】ドラクエウォーク 愛知県お土産 青春18きっぷ鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

青春18きっぷを使って、ドラクエウォークの京都お土産クエストを回りました。

 

東北周遊 東日本北海道パス

駅メモで岩手県を鉄道旅をする際に、青春18切符では八戸〜盛岡区間のIGRいわて銀河鉄道に乗車できません。そのため別途料金をかけて八戸〜盛岡(仙台)区間を新幹線でワープするような工程を組むことになります。

ただ、生粋の駅メモerならばローカル路線乗車にこだわりたいはず。そんな人には東日本北海道パスがオススメ。

この切符の有効期間は7日間で11330円。各都市を観光しながら鉄道旅をするのに最適な切符になります。

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連続する7日間での利用なので時間はたっぷりあるはずです。この切符で一気に東北地方を回ってしまうのも良いでしょう。

その場合は、今回の工程に沿って2日目までに八戸に進めるようにすると良いです。1日目に気仙沼〜盛区間を往復した後、気仙沼か一ノ関で宿泊するのが現実的かと思います。

飛行機や夜行バスを使った遠征初日では限界に近い工程を組まずに、時間に余裕のある工程を組むのが基本です。

 

東北鉄道旅

東北地方遠征に向けてまずは関西空港まで。空港に向かうリムジンバスは予約ができず定員を超えると乗れません。早めに行って並ぶようにして下さい。

今回は7時過ぎの仙台行フライトを予約しましたので、朝5時前の空港バスに乗ることになりました。遠征開始時間を早めようと欲張って早朝の便を予約すると逆に苦労します。

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LCCの飛行機は到着が遅れることも普通で、そもそも飛行機の到着時間と空港駅の電車の時間が綺麗に接続していません。

気仙沼方面へは12:45仙台発の列車で寄り道しなければ、盛を往復しても20:37に気仙沼に到着します。また11:47仙台発の列車ならば、当日中に盛岡まで到着できます。

仙台空港に到着予定が12時を過ぎるようであれば、2日目に気仙沼〜盛を往復するなりスケジュール調整しましょう。

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仙台空港駅は第三セクター路線のため東日本パスや青春18きっぷは使えないばかりかJR周遊きっぷの販売もありません。最低でも名取駅までの運賃が必要になります。

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東北遠征の旅先で東日本パスを用意するならば、時間帯によっては仙台駅での短い接続時間を使って購入しなければなりません。到着したと同時に、みどりの券売機に向かいましょう。10分もあれば間に合うはずです

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みどりの券売機で、

お得きっぷ→北海道方面→東日本パスと進み、初回利用日を選んで料金を払えば切符購入完了。

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東日本北海道パスは西日本の旅行会社の窓口でも取り扱いがあるそうなので、予め用意しておくと便利です。

仙台〜気仙沼

みどりの窓口で東日本北海道パスを買って、仙台駅からのスタート。朝9時半の小牛田行き列車に乗ることが出来たので、ゆっくり食事の時間くらいは取れそうです。

柳津からのBRTバスに接続する列車が限られます。小牛田駅や柳津駅周辺にはコンビニや食堂のような時間を潰せそうな場所はありません。乗り継ぎ時間をしっかり確認してから仙台を出発しましょう。

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仙台を発車した後は、何度か乗った仙台〜小牛田区間をウツラウツラしながら駅メモをポチポチ。

※参考記事

山形発 青春18きっぷ鉄道旅 女川観光 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

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小牛田駅から柳津行に乗る人の、ほぼ全てが18キッパー。三陸鉄道に向かう人達は年齢層が少し高めです。

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自然の風景を見ながら柳津駅まで。回りの鉄道旅主は三陸鉄道に乗って釜石や宮古へ向かう様子。誰一人、途中駅で降りることはないまま柳津駅に到着。

柳津から気仙沼まで走るBRTは町中を走っているような普通の路線バスで、気仙沼行のバスは2時間に一本。

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バスに乗る人全てが終点の気仙沼まで乗るものと考えて間違いありません。

路線バスで2時間立ちっぱなしは辛いもの。BRTバスは路線バスと同じ座席数なので電車に乗っている人数を見て、乗り換えを急ぐかどうかを判断して下さい。

駅メモ 三陸地方鉄道旅 青春18切符

気仙沼線は廃駅になっているためルートビューンが使えません。ひたすらポチポチしながら取りこぼした駅をレーダーで取得していきます。

BRTバスは一般道路と元線路部分の専用レーンを交互に走ります。青春18きっぷや東日本パスでも乗り放題。トイレだけは忘れないように。

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海岸近くの道路では立派な防波堤に遮られ、海がたまに覗けるくらい。

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志津川駅前の道の駅は多くの車が止まっています。この道の駅で有名な南三陸食堂で新鮮な海鮮ランチも良さそうですが、バスの本数がないのでここでは我慢。

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BRTバス自体が通らない旧気仙沼線の志津川中央団地に向けてレーダーを忘れずに。駅メモのマップ機能を使ってポチポチしながら気仙沼へ。

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こうして見るとローカル路線にある駅もバス停と変わらないような気がしてきました。ローカル駅に比べて案外バス停の方が立派なじゃないかと思うくらい。

本吉駅から先は、バスの本数が1時間に2本に増えます。本数が増えることを知っていれば途中下車して散策するような予定が組めました。途中でトイレに行きたくなっても本吉駅まではなんとか我慢。

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大谷海岸駅は海水浴場に最も近い駅で有名なのだそうな。綺麗な砂浜が続きます。

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バスから見えるだだっ広い空き地は震災の足跡を思わせます。他の路線では見ることができない寂しくなるような風景です。

冬のエトランジェ

冬のエトランジェ

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気仙沼への鉄道旅では途中の本吉駅からバスの本数が増えるので、途中下車して大谷海岸、南気仙沼で道の駅と震災遺構の見学するのも良さそうです。今回は気仙沼手前の南気仙沼で下車して道の駅でランチ休憩。

南気仙沼散策

南気仙沼駅は最新の路面電車の駅のよう。道の駅まで大きな国道を歩いて約10分。

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気仙沼名物といえばフカヒレ。道の駅内にある、いちば寿司という店でランチタイム。

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ホームページやグルメサイトに表記されている14:00〜17:00のアイドルタイムは酢飯がなくなった時だけ設定されるのだとか。団体ツアーで立ち寄られない限りは基本的に日中営業しているそうです。

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気仙沼の回転寿司では関西で見たことがないメニューが並んでいます。いちば寿司ではフカヒレ鮨と鮫料理がオススメ。

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フカとは鮫のことで、あっさりした白身魚のよう。サメのフライやサメの心臓は関西にはありません。

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珍しい料理を食べて大満足。食事に困った時は一通りの地域メニューを安く提供してくれる道の駅へ。

気仙沼の道の駅は、おかえりモネ というドラマの聖地なんだそうな。どんな話かはわかりませんがチラッと散策。

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気仙沼まで歩くのは少し遠いので時間を見て南気仙沼に戻りましょう。道の駅に行く前にバスの時間のチェックは必須です。

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気仙沼駅では3分の2くらいの人がそのまま盛行きのバスに乗込みました。

東日本パスの有効期間は一週間なので今回は気仙沼で一泊する予定を立てました。この後は気仙沼〜盛を往復します。

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仙台から気仙沼経由で山田線に乗って進むには時間が足りません。その日のうちに盛を往復したとしても盛岡か気仙沼周辺で一泊して翌日に八戸方面へ向かうことになります。

 

駅メモ 大船渡線 気仙沼〜盛

盛駅から先のフリー切符が使えない南リアス線は盛駅からレーダーを飛ばして気仙沼に折返しする事が安く済ませるコツになります。以前の遠征で三陸鉄道南リアス線の盛〜釜石区間は綾里を除いて取得しています。

※参考記事

岩手県 青春18切符鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

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気仙沼〜盛区間ではBRTバスが通らない一部の廃駅に向けてレーダーを使用しなければなりません。使用ポイントは以下の通り

・気仙沼を出てすぐの唐桑大沢駅で上鹿折へ

・奇跡の一本松駅で、陸前矢作、竹駒へ、

・陸前高田駅で、栃ノ沢公園へ。

駅メモのマップ機能で未取得の駅が分かりやすくなったこともあるので、取りこぼすことはなくなったように思います。

 

バスに乗って約30分すると見えてくるのは奇跡の一本松。一本松駅前の震災博物館には何故か鳥取のローカルチェーンのスナバコーヒーが入っているそうな。東日本大震災の時によく聞いた地名には今は大きな道の駅ができています。

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多くの乗客は一本松で下車していきました。ただここで降りても盛以降の駅にレーダーは届きません。地方では21時を過ぎると飲食店が閉まってしまうので遠征が遅くなると食事ができなくなります。ここで降りたい気持ち抑えて終点の盛駅へ。

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この路線の中心部の陸前高田駅を過ぎると海岸線を走ります。ある程度の町並みが戻り、生活感があるものの、広い空き地を見ると寂しい気持ちが溢れてきます。

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途中の大船渡駅も道の駅ができていました。

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盛駅まで行かなくとも大船渡駅からレーダーを飛ばして時間短縮することで、道の駅を回る時間は取れます。咄嗟の決断ができずそのまま終点の盛駅まで。

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盛駅を折返すまでの約15分で駅を記念撮影。コンビニは近くにはありません。

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盛駅周辺からレーダーを飛ばして南リアス線の綾里駅を取得。三陸鉄道南リアス線を乗らずにコンプリートできました。

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同じバスに乗っていた数名の駅メモerとともに折返し。地方の街では21時には居酒屋を除いた飲食店が閉まってしまいます。朝早いおかげで気仙沼への戻り予定は19時過ぎ。

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気仙沼の人気の 焼肉店さうす で晩御飯。提供される肉は全てA4ランク以上だそうで高級店並の肉を安く食べれます。地方遠征では美味しいものを安く食べれるのが良い所。

気仙沼ホルモンと呼ばれる豚ホルモンも気仙沼で有名なローカルグルメ。

味噌で味付けされた気仙沼ホルモンは言葉通りの味でとても美味しい。関西の焼肉屋さんでも取り扱いしてほしいと思うぐらい。

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店に来るみんながポスターの写真を撮るそうな。写真の主はお店の大将。

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大将が言うには、

「お客さんはみんなポスターの写真ばっかり撮るけれど、本人がここにいるがな」

だそうな。

安くて美味しい焼肉屋に出会え、フカヒレとともに気仙沼グルメを満足した所で本日はこれにて終了。明日へ続きます。

東北鉄道旅 東北フリー切符 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。

#166

岩手県の太平洋側を走る三陸鉄道を乗り通したとしても、山田線、釜石線、大船渡線を全て往復しなければなりません。

三陸鉄道では、盛〜釜石、釜石〜宮古が両端からレーダーを飛ばして取得できます。そのため、フリー切符が使える釜石線と大船渡線だけを往復して、宮古〜久慈区間だけ乗るように組むと良いです。

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本数の少ない路線では列車遅延も考えて少し手前に宿泊できるように予定を立てるのがオススメです。めったに行くことが無い東北地方では余裕時間を作って観光やグルメを楽しんでください。

東日本北海道パスでは1600円以上の距離を進めば良いのでゆっくり鉄道旅でも元が取れるはずです。

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