関西発 東日本北海道パスの旅②−②
東日本北海道パスで秋田、青森を回って北海道に抜けます。本日は遠征二日目。
今回のコース（緑線）
※今回の遠征ではイベントで射程が20になっています。普段であればスキルを使用してもMAXの射程が18なので注意してください。
☆1日目
大阪→伊丹空港8:20→9:50秋田空港→秋田12:10→13:05男鹿→休憩→男鹿→土崎→セリオンタワー→秋田
★2日目
秋田8:20→リゾートしらかみ→12:48弘前→休憩→弘前16:48→16:54大鰐温泉→休憩→大鰐温泉19:12→20:10青森
☆3日目（土曜日）
青森6:53→7:40野辺地8:05→9:02下北→レンタカー観光 恐山大間→下北17:05→18:02野辺地18:10→18:54八戸19:26→19:33本八戸
（青森9:24→10:08野辺地10:22→11:07下北11:15→バス→11:58恐山→休憩→恐山13:00→13:48下北14:14→15:11野辺地15:22→16:08八戸16:22→16:30本八戸）
☆4日目（日曜日）
本八戸→陸奥湊→本八戸→八戸→青森
☆5日目
青森→新青森→新函館北斗→函館→休憩→函館→札幌
☆6〜8日目
北海道周遊
前回の続きです。
東北鉄道旅 五能線 東日本北海道パス - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
前回は五能線をコンプリートしました。ここからは、観光しながら弘前周辺の青森県西部エリアを取得します。
駅メモ 奥羽本線攻略
東北地方は、縦軸に新幹線の走る東北本線、奥羽本線と羽越線、横軸に陸羽東線や米坂線、仙山線が阿弥陀目のようになっています。東北地方にも新幹線が走っていますが、駅メモの面から見れば、主要路線よりも本数の少ない横軸を中心に乗車計画をたてるため、東北地方での新幹線乗車はあまり効果が薄いような気がします。
そこで東北地方は、阿弥陀目の中央軸である奥羽本線を乗り換え駅で切り分けて
福島〜米沢 米沢〜山形 山形〜新庄
新庄〜横手 横手〜大曲 大曲〜秋田
秋田〜東能代 東能代〜鷹巣 鷹巣〜大館
大館〜大鰐 大鰐〜弘前 弘前〜青森
と考えます。
この中で図の赤点線部分の
横手〜大曲 大曲〜秋田 東能代〜鷹巣
大館〜大鰐
は、実際に双方向からレーダーでコンプできました。
東北地方の遠征計画は、秋田内陸線を北から乗るか、南から乗るかで全体の乗車計画が変わってきます。まずは、どちら側から回るかを決めた後、東西に進む路線の乗車計画を元にどの区間を乗車するかを決めます。
どちらの場合も、できる限りレーダーを使用しても重複は避けることができず、どの部分を重複させるかが計画をたてるポイントになります。
奥羽本線 川部〜弘前
リゾートしらかみは五能線終着駅の川部駅で僅かな停車時間があります。ここから先の川部〜弘前区間ではレーダーで弘南鉄道を取得しておきます。
川部〜弘前区間の唯一の途中駅の難読地名駅
撫牛子。
………これは読めない。
林檎の名産地の弘前駅に到着。リゾートしらかみの乗客の多くはそのまま青森駅に向かうようです。関西人にとって早々来ることがない青森県。ここからは途中下車して弘前市内を散策します。
駅前にはまるでサザエさんが出てきそうな巨大な林檎。
弘前中央駅付近が観光エリアになりまして、評判の飲食店が並んでいます。弘前駅から中央弘前までは歩くと遠いので、運賃の安いバスで移動は必須になります。
循環バスは15分間隔で運行されていて、100円で乗車できます。弘前城へ行くならば市役所前、中央弘前駅ならば中土手町で下車すると良いです。
一番早い秋田発リゾートしらかみでも、弘前駅到着が13時前になります。ランチの営業時間によって店の選択肢が限られますので、行きたい店の営業時間をしっかり時間の確認を。ここからは昼食と市内散策の時間です。
弘前市内散策
弘前といえば、アップルパイや煮干しラーメンが有名ですが、ラーメンやリンゴよりも実はフレンチの店が有名なのだそう。
市役所手前の大学病院前のポルトブランという店で、今日は豪華にフレンチランチ。
この店は遅い時間までランチ営業しているので、五能線に乗って弘前に来た18キッパーにはオススメです。
りんごの冷製スープとりんごソースがとても美味しかった。林檎の甘みが鶏肉に見事に合います。リンゴのソースがこんなにも美味しいなんて。これだけ美味しい林檎を食べると、青森をアピールするご当地アイドルの王林さんが不思議と可愛く思えてきます。
こちらの店は、2000円ぐらいのランチコースで味も量も充分に満足できます。都会でこの内容の料理を食べようものならば3800円はするはずです。
ランチを食べた後は歩いて市役所エリアへ。弘前城近くの市役所エリアは明治時代の洋館が建ち並びます。観光案内所や図書館も洋風建築。あまり詳しくなくても、
バロック式が〜ゴシック式が〜
なんて知ったかぶりたくなるような唯住まい。
何故、弘前に洋風建築が残りフレンチが有名かと言うと、明治時代以降、学都弘前をスローガンに掲げて外国人講師を招いて新しい学問や技術を積極的に取り入れたそうです。その頃に洋館が建てられるようになって、その過程で西洋料理も弘前に浸透していったそうな。弘前の方言とフランス語の発音が似ていると言われるのもこれが起源なんだとか。
ガイドブックでよく見る洋館の裏側には、これはまた小さな洋風建築の集合体が並んでいます。
これはただの物置。✖マークが無ければ何がいいたいか、いまいちわからないものです。
そのまま近くの弘前城へ登ります。弘前城は東北地方で唯一の現存天守閣のうちのひとつだそう。春は桜が満開となって、日本の三大桜の名所の一つなんだとか。奈良吉野や長野県の高遠城址公園と見比べてみたいものです。
弘前城の天守閣は石垣の修復中らしく無料で入ることができました。石垣修復のための仮置き場にある天守閣は割と小ぶりな三階建て。2023年以降は石垣の上に乗った立派な天守閣が見えるはずです。
どちらかといえば弘前城よりも裏側の岩木山の風景がここでの見どころ。我ながら綺麗な写真が取れました。
広がる空に、そびえ立つ山、林の奥に広がる街の景色はスッキリした気分にさせてくれます。
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弘前城を一回りして観光もボチボチ終了。駅に戻るためにバスに乗ったものの、大鰐方面への列車の接続がうまくいかず時間が余りそうなので弘前バスターミナルで途中下車。
近くのイトーヨーカドーと虹のマートで時間潰し。イトーヨーカドーの地下のフードコートには煮干しラーメンで有名なラーメン長尾がありました。
金曜日はレディースデイらしく煮干しラーメンが500円。お腹は空いてないないけれど、これはきっと、無理してでも食べて行けと言う何かからの思し召し。
スープは煮干し出汁がよく出ていて、煮干しを丸々液体にして飲んでいるよう。濃い煮干しの味と醤油が、ちぢれ麺に絡んで丁度良いです。ラーメンを食べ終えた後は、旅行雑誌によく掲載されている隣の虹のマートへ。
虹のマートは市場というほどまでには大きくなくて、どちらかといえばスーパー等にある食料品専門店街のようです。
地元民御用達の虹のマートはお惣菜や牡蠣やサザエ、ホヤ等の海産物が手頃な値段で販売されています。
弘前グルメのイカメンチ等、どれもとても食べたいのだけれど、ラーメンを食べたばかりで今度ばかりはさすがに食べれない。弘前グルメのイカメンチはまたそのうちどこかで。
虹のマートから弘前駅まで徒歩10分ほど。列車の接続の時間調整ならば、虹のマートとイトーヨーカドーがオススメです。
関西では見かけない食材や惣菜は見て回るだけでも楽しいと思います。
電車の時間が近づいてきましたので、大鰐温泉駅へ向かいます。
大鰐温泉 駅前散策
弘前駅の津軽三味線の駅メロディに合わせて、到着したのはピンクのラインのロングシート車両。ここからは弘前から大鰐まで並行する弘南鉄道をレーダーと併せて取得していきます。
景色は基本的に田園風景ばかり。ポチポチしてる間に大鰐温泉駅に到着。
大鰐で南の大館方面へレーダーを飛ばして碇ヶ関までを取得しておけば、花輪線に乗り換える時に大館からレーダー使用して大鰐〜大館の県境区間をコンプできます。
※参考記事
関西発 駅メモ東北遠征 花輪線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
大鰐温泉駅では駅員さんが出迎えてくれます。どうやら最後の人がホームから出るまでは駅員室に戻れないようで、ずっと待たせてしまいました。
駅前には大鰐の地名の通りピンクのワニの像と足湯がお出迎え。
どこかで見たことあるような駅の作りと巨大なオブジェは山口県の湯田温泉のよう。山口市の温泉は確かキツネの像だったかな。
※参考記事
青春18きっぷ 駅メモ山口県攻略⑥-③ - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
像の前の小屋が邪魔なのですが、どうやら駅のトイレが壊れたらしく仮設トイレが作られています。新しく作られた仮設トイレは、トイレにも関わらず木の香りが芳しい。
年季のはいった駅を見る限りは、仮設トイレで良かったような。
大鰐町は温泉街というよりは、田舎という言葉が丁度いいです。大鰐町を流れる平川では鴨の親子が優雅に泳いでいます。
街を歩いている人といえば筆者達ぐらい。大鰐は近くにスキー場がありますので、温泉街というよりも冬場のスキー客をメインにしているのでしょう。
青森〜弘前区間の列車はそれなりに本数があるのですが、弘前から南部分は一時間半〜二時間に一本程度しかありません。
駅徒歩5分のところにある大鰐 鰐comeは道の駅に温泉が併設されていて日帰り入浴ができます。駅近の日帰り温泉は、ビジネスホテルが続く18キッパーにはありがたい施設であります。駅付近を散策した後は近くの日帰り温泉でひとっ風呂浴びて帰ります。
大鰐は温泉の地熱で栽培されたモヤシが有名です。温泉の熱で育てられる大鰐モヤシは町外不出の栽培方法で育てられているので大鰐以外で食べれることはないそうな。太く長い大鰐もやしはシャリシャリと歯ごたえがあります。
街を回って温泉に入り、モヤシを食べてと少し忙しい時間でした。2時間の滞在時間は長いようで短い。この後は本日の宿泊地の青森駅に戻ります。
奥羽本線 大鰐〜青森
大鰐から折り返し青森へ向かう途中の北常盤駅でレーダーを飛ばせば弘南鉄道終点の黒石までを取得できます。ここで弘南鉄道をコンプリートできました。
時間短縮せずにあえて弘南鉄道に乗るというのであれば、中央弘前〜大鰐区間を乗車すると良いと思います。
弘前〜青森までの区間は、向かって左側にずっと岩木山が見えています。ここでの車窓は岩木山とともにあると言ってもいいぐらい。
青森駅に到着しました。遅くなったこともあって駅前の商店街は早めに店仕舞したようです。青森名物のホタテ定食は四日目に青森市内で再度宿泊しますのでその時に。
今日は一日食べてばかりでお腹がはちきれんばかり。そんな時は、料理を少しずつ摘める居酒屋がオススメです。
とりあえず開いていた居酒屋で夕食を済ませて、本日はこれにて終了。次回へ続きます。
北海道東日本パス青春18きっぷ 下北半島鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
♯120
東北遠征にきて駅や商店街で飾られた街の風景写真を目にしました。東北地方の街は季節によって全く違った風景に変わります。
鉄道旅の場合はその土地の旬の食べ物や車窓を見ることが醍醐味となります。駅メモでは一度チェックインすれば駅取得済みとなりますが、春夏秋冬全て訪れて始めてその駅や路線をコンプリートできたと言えるような気がします。
駅メモがアップデートされて、季節毎にチェックインともなれば、それはそれで困りますが………。同じ路線や同じ土地に再訪するにしても季節を変えるだけで、新鮮味のある鉄道旅が出来そうです。
