大阪発関東週末きっぷ①-②
東武日光→バス→日光東照宮→東武日光→鬼怒川公園→休憩→新藤原→会津田島
前回の続きです。
関東週末きっぷ遠征①-① 0日目 東武鉄道浅草線 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
大阪から夜行バスで関東へ入り、東武鉄道で日光に到着しました。ここからは日光東照宮を巡って、明日の週末きっぷのスタート地点となる会津田島駅に向かいます。
ほっとスパライン
鬼怒川温泉〜会津若松までのほっとスパラインは週末きっぷが使えません。日光は時間調整のための丁度良い観光地になります。
関西からバスツアーで日光東照宮に向かうプランの値段相場は二泊三日の温泉旅館に泊まって7万円ぐらいします。なかなか行ける値段のツアーパックではありませんが、温泉旅館に拘らなければ、鉄道のフリーきっぷを使って、かなり安く行けます。
新幹線往復 約24000円
18きっぷ一回分 約2500円
ホテル代金 約12000円(2泊)
夜行バス往復ならば、もっと安くなるはずです。
日光駅前散策
東武日光駅でバスの到着まで少し休憩。
コインロッカーがありますので、重たい荷物は預けておきましょう。
東武日光駅から、バスを使って日光東照宮へ到着です。バスは旅館を経由してから向かうため、少し回り道をします。
振り向けば日光東照宮へ続く道。パワースポットとして知られるだけあって、道の先には不思議な力を感じます。
……………気のせいかな。
日光東照宮
東照宮の入口に到着です。ここから先は料金がかかります。
料金1300円を払って中に入ります。世界遺産とあって、他の寺社仏閣に比べて料金は少し高い。
いつもながら思うことですが、この手の寺社仏閣は、梁の彫刻が素晴らしい。
両側には風神様?が門を見張っています。
門を抜けて中広場を超えると本尊の手前にお猿さん。
これらの三匹のお猿は、見ざる、聞かざる、言わざるで、有名なお猿さん。
人生の教訓を表しているのだとか。
お猿さんを見て振り返れば、今までの赤いイメージとは打って変わって、厳かな青い色合いの鳥居の奥の金色の装飾ががなされた陽明門に目を奪われます。
左側には本地堂、右側には坂下門。どちらも有名な社殿です。
まずは右側にある坂下門へ。
門の梁の部分に描かれた眠り猫。
案外小さい猫でした。ズームを利かせて写真を1枚。
実はこの猫は寝ているのではなく、寝た振りをしてるだけなのだとか。実は門をしっかり守っているようです。
眠り猫の下には、止まらず進むように、という張り紙が。止まって写真を取りたくなるのですが、後ろに人がたくさんいたので、ささっと先に進みます。
眠り猫の門を超えた先の城下門。
門を潜った先には200段の階段が待ち構えています。荷物をロッカーに預けてきて正解でした。
階段はまだまだ続きます。200段の階段はそんなに簡単には終わりません。
階段を登ると流石に冬場でも汗だくになります。鳥居を抜けたところには休憩所。どうやらみんな疲れたみたいです。
ここから先はお墓になりますので、写真は取らずにグルッと回って戻ります。
叶え杉と呼ばれる杉の木がありますので祠に願い事をしておきましょう。日光東照宮の中でもパワースポットと呼ばれるポイントになります。
そのままUターンして、登ってきた200段を下ります。
次は、本尊へ。
靴を脱いで本尊へ入るのですが、中は撮影禁止になっています。
部屋の中は梁の彫刻や、金箔の貼られた壁の絵など、豪華絢爛と言える部屋になっていました。写真が取れなかったのが残念ですが、是非とも自身で一度見ていただければと思います。
帰る前に最後に1枚。観光客もみんな所々で写真を撮っています。
残りは左側の本地堂のみとなりました。受付がありますので、一見有料のように見えますが東照宮のチケットに観覧券がついています。
倉の中は撮影禁止になっていますので、ここも写真はありません。
中に入れば、宮司さんが本地堂の建物について説明してくれます。外国人観光客が増えていることもあり、英語もペラペラ。日本の昔からある寺社仏閣もグローバルになりました。英語を話す宮司さんのギャップがなんともいえない。
日光東照宮は寺と神社が併設している珍しい地域なんだとか。壁には干支の神様の像と天井には龍の絵が描かれています。
実は、この天井に描かれた龍がここの一番の見どころです。宮司さんが、天井に描かれた龍の説明をしながら、部屋の中を柏木を叩きながら回ります。
すると、龍の目の下で鳴らした場合のみ、柏木の音が建物内に反響します。建物の造りによるものだと思われますが、なんとも奇妙な感覚を覚えます。
最後には、お守り購入の宣伝がありました。営業活動もしっかりです。何周年かの記念に金色のお守りが販売されているのだとか。
ここまで日光東照宮を一通り回り終えました。
最後に陽明門からの1枚。
日光東照宮を後にして、この後は東照宮周辺を回ります。
日光東照宮周辺
日光東照宮の周りには、美術館や神社や、徳川の過ごした家がありますので周辺施設の観光も楽しめそうです。よくよく見学すれば、観光に4時間程度がかかると紹介されている理由がわかりました。
林道を神社の方面へ抜けて行きます。石灯籠がなんとも素敵です。
鳥居が見えてきました。
中にもさらに鳥居がありまして、
神社には招き猫じゃなくて、金の開運ネズミ。
奥には御神木を祀る庭園がありました。入場料が300円でしたので、少し寄り道します。中は輪投げや潜るとご利益のありそうな切り株など、色々と楽しめるように工夫がなされていました。
長寿の湧き水がありまして、杓子で掬って軽く一杯。ひとしきり回って神社を後にします。帰り道に見つけた家光公霊廊はそこそこの入場料がかかりましたので、ここでは入りませんでした。
東照宮境内を一回りしたあとは、駅へと戻ります。
日光東照宮バス停
神社を見終えて、国道に出てきました。以前に渡良瀬渓谷鉄道からのワープルートで通った国道です。
※参考記事
関東地方温泉むすめの旅②日光周辺 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
前回はバスでサッと通りすぎましたが、今回はゆっくり川沿いを歩いて東武日光駅へ戻ります。
通り道のお土産屋さん。湯葉のお吸い物は迷わず購入。晩ごはんの時に汁物を作るのが面倒な時に、このてのお吸い物の素が結構便利なんだ。
国道を川沿いに進んでいきます。以前にバスカラ見た赤い橋を見に行きます。道路沿いは飲食店が並んでいますが、観光地とあって値段は少し割高。どの店も基本的に湯葉押しです。
以前にバスから見た赤い橋が見えて来ました。
こちらからは入るところがありません。
どこから入るのかと思いきや、対岸の入口から入ります。
どうやら入場料がかかるよう。
橋の上からではまた別の景色をみれそうですが、ここでは入らずにバスで駅に戻ります。
東武日光駅に戻ってきました。ここからは鉄道旅の再開です。東武鬼怒川線で本日の目的地の会津田島に向かいます。
長くなりましたので次回へ続きます。
大阪発鉄道旅 ほっとスパ・ライン①-③週末きっぷ旅0日目 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
野岩鉄道と東武鬼怒川線は週末パスの対象外の路線となりますのでいずれにせよ実費で支払いが必要になります。
日光から野岩鉄道を使って会津田島まで行く場合の交通費が2090円は必須でかかります。遠征前に何かしらの交通費節約となるお得きっぷはないものかと探してみましたが、片道での移動で節約できそうなものはありませんでした。
唯一会津地方のお得きっぷとして、東武鉄道に4日間有効の往復フリーきっぷが発売されていますが、駅メモ遠征では会津若松に抜けるため、旅の目的には削ぐいません。
交通費のかかる会津エリアは会津若松か会津田島をスタート地点にして、週末パスを絡めて会津鉄道だけでも交通費を浮かせたいところであります。
参考までに、会津若松から南下する計画をたてる場合、青春18きっぷを使って、大阪を朝6時台発の列車にのれば、当日の夜22時過ぎに会津若松に辿りつくことができます。
初日がかなりハードな工程にはなりますが会津若松を起点に考えるのも一つの方法かもしれません。
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