青春18きっぷ 松本発駅メモ大阪遠征
週末パスを使って長野県を周遊した後は、青春18きっぷを使って中央線攻略。
今回のコース
松本10:30→12:54中津川13:50→15:13名古屋休憩→名古屋→岐阜→米原→大垣→大阪
※途中、列車遅延のため記載していません。
前回のつづきです。
長野県鉄道旅③-③週末パス駅メモ遠征 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
週末きっぷの遠征が昨日で終わりました。本日は青春18きっぷを使って関西へ戻ります。
関東週末パス帰り道 青春18きっぷ鉄道旅
週末パスの利用範囲は大糸線の南小谷、中央線の塩尻駅までなので関西へ戻ることができません。週末パス遠征では夜行バスか青春18きっぷを使って帰ることになります。
今回乗車する中央西線は中山道に沿って走ります。沿線には宿場町跡が所々に残っていて旅情を感じる路線です。
この中央西線は高速バスで既に取得済みなので景色を楽しみながら大阪へ戻ります。
※参考記事
大阪発 駅メモ高速道路②斑尾高原スノーボードツアー(名神高速、中央高速道、長野自動車道) - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
中央西線 松本〜中津川
本日は松本駅からのスタート。朝方の松本駅は雪がチラついて、とても寒い。以前は飯田線を使って関西へ戻りましたが、今回は中央線を使います。
松本駅では中津川行きの列車が既に止まっていて、他の青春18キッパーが既に座席を確保しています。
中津川へ向けて出発です。JR東日本とJR東海の境界点の塩尻駅では列車の待ち合わせのため少しだけ停車時間があります。以前はここで飯田線に乗り換えました。
※参考記事
青春18きっぷ 中部地方 飯田線鉄道旅 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
列車は木曽方面へ向けて進みます。塩尻駅からの景色は基本的に山村風景ばかり。JR東海路線になっても木曽エリアはまだまだ標高が高く一昨日の雪が溶けずに残っています。
山が深くなるに連れて、雪化粧が濃くなります。暖房が効いた車内でも、窓際は隙間風が入り少し寒いくらいです。
名古屋方面に南下して標高が下がるにつれて、雪景色から山間部の風景に変わります。木曽漆器と呼ばれる陶器が有名なエリアなんだとか。
中央線沿線は中山道の宿場町が観光地として所々に残っています。この奈良井駅からならば宿場町まで歩いて行けそうです。
山の天気は変わりやすいというように、雨や雪が降ったり晴れたり、と困った天気です。その中で、木曽という文字が駅名に名を連ねるようになってきました。鉄道に乗っていて、地域が変わったと感じる瞬間。
列車は川に沿って進みます。中山道を往来する昔の人も木曽川を見ながらこのカーブを歩いたのでしょう。
南木曽付近の集落にも昔の宿場町があります。宿場町を歩いてみるのも良いですが、列車の本数が多くないので、思い付きで途中下車するにはかなり勇気がいります。
松本駅から木曽山脈の山村風景を見ながら、約2時間半で中津川駅に到着。列車の接続待ち時間を使ってお昼ご飯。
中央西線 中津川〜名古屋
中央西線の中間地点の中津川駅では、上り線下り線ともに多くの場合一時間程度の接続待ち時間が発生します。
東美濃エリア周辺は、
中津川駅はしょう油カツ丼
土岐駅はテリかつ丼
瑞浪駅はあんかけカツ丼
と地域によって異なるB級グルメのカツ丼で町おこしをしています。
大阪から朝一で出発して中央西線で信州に向かう場合、東美濃エリアを昼前に通過することになります。
駅メモの遠征では中央線を何度か通ることになるので、列車のダイヤをズラしたり、途中下車して、味の違うカツ丼を楽しむと良いと思います。
今回は中津川駅のしょう油カツ丼のお店。いつも写真を取り忘れてしまいます。食べかけの写真を載せるわけにもいかないので、リンクを参考にしてください。
r.gnavi.co.jp
昼ご飯を食べ終えて鉄道旅を再開。名古屋行きの快速列車は8両編成で後部車両はロングシート、前方車両はクロスシートという編成でした。もっと車両数は少ないように思っていましたが、名古屋付近になると人が乗ってくるのでしょう。
クロスシートのゆっくりした車内で景色を見ながら旅ができるのであれば、快速も鈍行も変わりません。快適なスピードで名古屋方面へ向かいます。
東京〜名古屋を繋ぐリニアが走れば、中央線の列車の本数が減りそうですが、完成はまだまだ先のお話です。
完成するまでに駅メモ全駅をクリアし終えていたいのですが、新駅が増えるので駅コンプリートもまだまだ先になりそうです。
中津川駅を出た少し先の恵那〜釜戸区間で、盲腸路線のレーダーで明智鉄道をコンプリートしておきます。
明智鉄道では車両を食堂車のように使い、ご当地の季節食材を使った料理を食べながら移動するというイベント列車が走っています。沿線にも大正村や岩村駅周辺の宿場町の街並みのような歴史を感じる観光スポットがありパンフレットを見るだけでも面白い。
木曽エリアで有名な自然薯は、粘り気の強く滋養強壮効果とアンチエイジングにつながるビタミンEが多く含まれていて、山芋の高級品なのだとか。
自然薯は関西のスーパーでも滅多に見ることがありません。ご当地カツ丼も良いですが、ヘルシーに行くのであれば自然薯のとろろご飯のランチを探してみるのも一つです。
恵那駅を過ぎて木曽の山岳エリアを抜けると都市郊外の風景に変わります。
山間部出口すぐの多治見駅では、中央線と太田線に分岐します。多治見エリアでは、中央線と高山本線からレーダーを飛ばすことで、名鉄広見線と太田線は乗車せずにコンプリートできます。
多治見駅を過ぎて名古屋に近づくにつれて、建物の高さが変わり風景が都会に変わっていきます。
高蔵寺駅から平行する名鉄瀬戸線は、名古屋環状鉄道と絡めて取得します。レーダーを使うならば高蔵寺〜瀬戸市駅までの愛知縦貫鉄道区間ぐらいで充分です。
中津川駅ではガラガラだった車内も名古屋につく頃には座席が全て埋まっています。
ようやく、東京から名古屋まで続く長い長い中央線をコンプリートできました。
名古屋駅 地下迷宮
名古屋駅で少し休憩。コンパルという店のエビフライサンドを食べに中央口を出て名古屋地下街へ。コンパルは喫茶店文化で名高い名古屋の中でもとても人気なのだとか。
名鉄の看板にコンパルという店はない様子。
近鉄電車乗り場近くの商業エリアにもありません。地図を見る限りはここまでにあるはずだけれど……。
まさか地下ではなく半地下フロアがあるのでなかろうかと、地上にあがってもそんなフロアはなく………やっぱり地下一階にあるのは間違いなさそう。
地下な戻ろうとしたところに目に着いた何かの巨大なオブジェ。季節によって洋服が変わるそうですが、着せ替えるのも大変そう……。
通り道にあるのを見過ごしたのかもしれないとUターンしても、やはり見過ごしてはおらず通り道にもありません。
曲がった先の大名古屋ビルヂングにもありません。
というかビルディングではなく、ビルヂングって…………。訛っているのかな………。
メイチカの地図を何度見てもコンパルの文字がありません。
大阪の梅田が地下迷宮と呼ばれていますが、名古屋の地下街も大抵悩ましい。都会の地下街はどこもややこしく迷ってしまいます。
すぐ隣の細い地下小道でようやく見つけたコンパル喫茶店。昔ながらの雰囲気で居心地がよく、ついつい長居。
甘いマヨネーズがエビフライの味を引き立てます。このエビフライサンドももっと全国区になっても良いぐらい。人気が出るのがわかる美味しさです。
モーニングやランチタイムでなければ、ドリンクセットのサービスはありません。単品では少し高いように思いますが愛知県へ来た時には一度は食べたい一品です。
大阪の梅田が地下迷宮と呼ばれていますが、名古屋の地下街も大抵悩ましい。都会の地下街はどこもややこしく迷ってしまいます。
名古屋の地下街を散々迷い歩いて分かったことは、名古屋の地下街筋はメイチカとゲートウォークの二本ラインになっています。この2つは別の商業エリアが一つの地図に併記されていません。
自分が今どの筋にいて、目的の店がどの筋にあるのかを抑える事が迷わないコツです。
名古屋から関西へ
名古屋〜大阪までにある岐阜〜米原は関西へ行くための大動脈となっていて、ここが止まると18キッパーはどうすることもでません。
今回の遠征では人身事故で岐阜〜大垣区間が運転見合わせになって駅は大混雑。
大阪名古屋間を在来線で移動する場合は二つの方法になります。
それぞれ接続が全て上手く行ったとして、
東海道線を使う場合は約三時間、
関西本線では約四時間
どちらにするかは終電の時間を考えましょう。最悪、新幹線ワープすれば帰れます。
一旦、岐阜駅まで進み駅のホームで待機していると二時間遅れで米原行き列車がやってきました。
今までに何度も通った米原〜大垣区間の風景を見るのも後何回あることか。今までの青春18きっぷの旅を思いながら景色を眺めます。
東海、信州をコンプリートすれば夜行バスでの移動が主となるので、この区間に乗ることはなくなるはずです。
米原で新快速に乗り換えて大阪へ戻ります。本日はこれにて終了。次回は駅メモを兼ねて名古屋観光。
※次の鉄道旅
青春18きっぷ日帰り観光 名古屋観光 - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
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