青春18きっぷ 敦賀日帰り観光
大阪7:45→9:58敦賀→観光→敦賀13:23→マキノ→休憩→マキノ→大阪
本日は青春18切符を使って敦賀を観光します。
前回の鉄道旅
九州お得きっぷ鉄道旅 九州遠征まとめ - 関西発 駅メモ攻略 全駅制覇で日本周遊を目指してます。
大阪発 敦賀観光
関西から北陸の玄関口になる敦賀は、大阪駅から湖西線を使って約二時間。乗り換えがないので大阪から青春18きっぷを使って行くオススメの旅先です。
敦賀の観光コースは日本海さかな街へ向かう買い物コースと赤レンガの方に向かう観光コースの2種類。
※敦賀コミュニティバスサイトから引用
今回は観光コースの赤レンガ、気比神社を見て、ローカルグルメのヨーロッパ軒でランチの後、滋賀県のメタセコイア並木に寄り道して大阪に戻ります。
湖西線 大阪〜敦賀
大阪から敦賀に向かう湖西線経由の新快速は一時間に一本。途中の近江今津駅で車両の切り離しがあるので前方車両に乗りましょう。
京都の次の山科を過ぎると湖西線。大津京駅周辺も高層マンションが並びます。
堅田駅を過ぎた志賀駅周辺で電車内からドラクエウォークのお土産クエストの琵琶湖バレイが解放ができます。
近江今津駅で車両切り離しのための停車時間。函館山に向かうのか、小浜行きのバスワープに乗るのか、ゾロゾロと乗客が降り口に向かいます。大阪〜近江今津までの片道運賃は1980円なので、ここまででも青春18切符の元は取れます。
このバスワープは時間短縮は見込めますが駅メモでは小浜線を乗り通す必要があるので、あまり意味をなしません。小浜線の鉄道旅はこちら。
※参考記事
近江今津から二駅先の北陸本線と合流駅の近江塩津で合流待ちのための待ち時間。どうせなら近江塩津で車両を切り離してくれてもいいような気がします。
疋田トンネルを抜けて敦賀駅に到着。昔懐かしい小便小僧の名前は敦ちゃん。
ゆるキャラでも何でもない小僧に、〜ちゃんの愛称はおかしな気もしますが、名付けた人は恐らくこの石像のどこかを見て、〜ちゃん。にしたのでしょう…………。
みんな我慢していたのかトイレは大行列。混んでいるならば改札を出た先の待合室のトイレを利用してください。
敦賀観光 赤レンガ周辺 気比神社
2024年には敦賀に北陸新幹線が走るようになります。本日は今まで通り過ぎていた敦賀を観光します。
今回は観光コースの赤レンガ、気比神社、福井県のローカルグルメで有名なヨーロッパ軒を見て回る予定。バスは30分に一本の間隔で、バス乗り場で係員さんが500円の1日券を販売しています。
※敦賀コミュニティバスサイトから引用
お買い物ルートも回るならば一日券は必須。ただ、さかな街のような人が集まる観光市場は値段が少し高く設定されていますので、海鮮丼等は駅近くや商店街の飲食店で食べるほうがオススメです。
今回は観光コースのみの利用なのでそのままバスへ。敦賀のように行きたい観光地が駅から微妙な距離にある場合は行き道をバスで、帰りは徒歩で散策しながら戻る回り方が基本。行き道にバスを使えば距離感が掴めるので徒歩の疲れがマシになるはずです。
バスは大回りしながら巡回するので赤レンガ倉庫まで約20分。ユーチューブでもよく見かける赤レンガ倉庫の中はジオラマ館になっています。
バス停の恐竜と一緒に写真を撮る時は大きく反り返って、
「ハイチーズ」
きっと彼らも18切符旅主です。
ジオラマ中央から顔を出して何やら叫ぶ男の子。大人一人分のスペースしかないので、
「早くどいてよ」
なんて兄弟がケンカしているよう。
ジオラマの感想はせっかく赤レンガまで来たので入って見るかという位の施設。500円ぐらいの入場料金ならば、まぁ良い方かも。
敦賀湾の向こうに雪が残る山が綺麗。船の船頭のようになっている突堤ではタイタニックごっこも出来たりします。夏場には音楽とレーザー光線がコラボした近代的な花火大会が開催されます。
敦賀市内は人がほとんど歩いていないので、のんびり観光できるのが良いところ。近くにある鉄道資料館は無料なので展示されている写真を見てみて下さい。
鉄道写真の解説文に鉄道好きの方からの指摘のため修正。という注意書きがあります。鉄道好きの人へのリスペクトが高まるのと併せて何故か笑えてしまいます。
少し歩けば気比神社が見えてきます。気比神社の鳥居は日本三大鳥居の一つなんだとか。ここでドラクエウォークお土産クエストが解放できました。
気比神社内の長命水という湧き水は一口飲めば寿命が10年伸びるとそうな。
亀の口から吐き出される水はなんとも……。
駅にある敦ちゃんよりかはマシか…………。
お参りを終えた頃には丁度お昼時。敦賀グルメには越前そばや鴨うどん、冬場ならば、ちょっと豪華にカニの卵が詰まったセイコガニが有名です。それよりも断然オススメなのがヨーロッパ軒のソースかつ丼。
通り道から建物が見えてくるはずです。
福井県の有名店は、まるでラブホテルなんじゃないかという外観。
ヨーロッパ軒のソースかつ丼はファーストフードのようなカツ丼とは大違い。老舗の洋食屋さんが提供するカツ丼を想像してください。ヨーロッパ軒の国産豚を使用したトンカツは高級店のような味がします。
ご飯もギッチリ詰まっていて、並盛を頼んだものの食べきれずに頭を抱えてるお客さんもチラホラ。ミニサイズのご飯の量は200gらしく、ミニでも丁度良い位。それでも、カツは3枚食べるには普通サイズを食べるしかありません。頑張って食べてください。
r.gnavi.co.jp他の地域にも似たようなソースかつ丼はありますが、ヨーロッパ軒のカツ丼は別格。他の店で食べるソースかつ丼とは、トンカツと美味しさが全然違います。福井県民自慢のオススメのお店です。
行列で入れそうになければ、駅前の支店を覗いてみてください。案外空いているかもしれません。
r.gnavi.co.jpお腹がいっぱいで苦しい中、駅までの散歩は丁度良いレクリエーション。敦賀の観光コースだけの散策ならば片道のバスだけで充分だと思います。
銀河鉄道999の銅像が並ぶ商店街の大通りはユーチューブ等でも名所として紹介されていますが、作者の松本零士は敦賀に特に縁があるわけではないそうな。
通り道もバスに乗ってもいいけれど、銀河鉄道999の銅像を見ながらブラブラ散歩。
こちらは最終回の名シーン、涙した人も多いはずです。
メーテル〜、なんて言ったりして…………
こちらは車掌さん。おっちょこちょいな車掌さんが可愛かった。今の子供達は知らないと思いますが、銀河鉄道999はいつの時代の子供も名作アニメと感じるはず。
今の明るい999の歌よりも、昔の頃のオープニングテーマが良かったな。
敦賀駅前のこの銅像の人は銀河鉄道には出てきません。誰でしょうか……………。
駅までの通りには、クレアやプロメシュームの銅像やら名シーンがたくさん。後ろから歩いて来たので、最終回から初回に遡っできましたが、懐かしいシーンばかり。昭和のアニメが見たくなる通りでした。
敦賀を観光するにあたって3時間〜4時間位あれば見て回れると思います。
青春18切符 メタセコイア並木
敦賀で3時間近くの観光を終えて関西に戻ります。大阪方面行きの電車は一時間に一本しかありません。乗り遅れた場合は駅前の新しくできた施設でお茶でもしましょう。
敦賀の新幹線のホームはまだまだ。来年にはあの壁の向こうに新しい風景が見えるはず。
大阪行きの新快速が到着しました。ローカル駅では段差に注意。
敦賀から30分位でマキノ駅に到着。メタセコイア並木行きの循環バスは電車の到着時間に合わせて組まれています。マキノ駅は上り下りのすれ違い駅になっているので土日の運休だけ注意してください。
仮に14時台発の敦賀発の電車に乗ったとしてもバスに接続するので敦賀でゆっくり観光してからでも大丈夫。
※高島観光サイトから画像引用
並木道までバスで約10分。片道220円なので迷わすに乗りましょう。歩いて行こうものなら一時間近くかかります。
メタセコイア並木はマキノピックランドという道の駅の近くにある並木道。入口のモニュメントでは車やバイクで来た人が代わる代わる写真を撮り、いつまで立っても人が途切れません。ドラクエウォークのお土産は矢印の辺りまで歩いてください。
並木道の歩道も中々綺麗なものです。冬場の雪景色や秋の紅葉時期ならばもっと綺麗な景色なはずです。
バスの時間に合わせてひと休憩。時間が合わなければ、時計回りのバスでもマキノ駅に戻れるので確認してください。。行き道に乗ったバスのピックランドの到着時間が、時計回りバスのマキノ駅行きの発車時間になります。
※高島観光サイトから画像引用
マキノピックランドは食堂とカフェと道の駅のイートインスペースの3箇所の飲食施設があります。もう少し暖かければ外のベンチで景色を見ながらコーヒーを片手にボーッとしながら素敵な時間を過ごせる気がします。
滋賀県の3月はまだまだ肌寒いぐらい。バスの時間まで3時のおやつを兼ねてメタセコイアカフェでブレイクタイム。こちらは椅子やテーブルが全てキャンプグッズ仕様。大自然の中で食べるスィーツはとても美味しい
メタセコイア並木は1時間〜2時間もあれば満足できます。時間が余ればグランドゴルフで時間を潰すか、次のバス停まで並木道を歩いて抜けるか。
並木道を抜けた先には温泉施設があるので、こちらの温泉を観光計画に組み入れても20時半〜21時半には大阪に戻れるはずです。
バスに乗ってマキノ駅に戻れば丁度、電車に接続するはずです。帰りはマキノ駅から新快速。敦賀からの列車は敦賀観光を終えた観光客で混みあいます。少し先の近江今津駅で車両結合があるので結合先の前方車両に行けば座れます。
近江今津で座席を確保した後は2時間かけて大阪駅までグッスリ休むだけ。今回は楽しい観光メインの電車旅。普段の駅メモとは違い時間に余裕がある鉄道旅でした。恐らくこれが本来の18切符の楽しみ方だと思います。
本日はこれにて終了。
#159
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敦賀は青春18切符の日帰り旅行にオススメです。
その理由に、
・乗り換えをしなくても良い。
・途中下車ができる。
・帰りがそんなに遅くならない。
敦賀をゆっくり観光して14時台の新快速、マキノで温泉に入ったとしても21時半には大阪に戻って来れるので無理のない工程を組むことができます。
青春18切符旅は好みに合わせて自由に観光計画を組むことができます。メタセコイア並木の代わりに彦根城や長浜観光を工程にいれるのも良いかもしれません。
敦賀の鉄道旅は本来の青春18切符の楽しみ方ができる旅先です。
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